メッセージ - 兄弟姉妹同士の争いは(使徒18:12-17)
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韓国語通訳有 한국어예배
コリントのユダヤ人達は一致してパウロに反対し、法廷に引き立て、彼が律法に反していると異邦人の総督ガリオに訴えたが、ガリオは取り合わなかった。
彼らは異邦人に訴えたりせず、御言葉に即してパウロを論破すれば良かったものを、パウロ達は真理に沿っていたため、結局反論できなかったから、こうして異邦人に訴えて排除しようとするしかなかったのである。
真理を不都合とする者達は、パウロもステファノも、そしてイエス様も、偽りを口実に不真実な者に訴え、ある時は追い出し、ある時は石打ち、ある時は十字架にさえつけるのである。
さて、私達聖なる者が兄弟姉妹を訴える事について、御言葉はどう語っているか。
1コリント6章でパウロは、兄弟姉妹の間で何か訴えごとが起きた時に、聖なる者達の間ではなく不義な者達の前でさばこうとするコリント人を叱責している。
もし兄弟姉妹達が間違っているなら、御言葉の知恵によって戒めるべきであり、御言葉を知らない異邦人に裁きを委ねるべきではない。
主が「右の頬を叩かれたら左の頬を差し出しなさい」と言われたのは「悪人」に対してであって(マタイ5:39)、兄弟姉妹に対しては、身勝手に兄弟姉妹を叩くような悪人たらぬよう御言葉をもって責め、戒め、勧めるべきである。(2テモテ4:2)
もし兄弟姉妹の不義をほったらかして甘んじるなら、その者を神と人との間で「不義な者」「兄弟姉妹ではない」と定め、その者の裁きを神に委ねる行為である。
だからもし大切な「兄弟姉妹」であるのなら、御言葉に従って不義を指摘し戒めるべきである。
もし「兄弟姉妹ではない」なら、甘んじて不義を受け入れ、その裁きを神に委ねれば良い。
そういうわけで、兄弟姉妹を御言葉に従って戒めないまま、異邦人の判断で裁いてもらうというののは、もっての他なのである。
今日、キリスト者は外部からどのように見られているだろうか。いらぬ紛争をしてキリストの名を貶めてはいないだろうか。
全ての事を御言葉に照らして兄弟姉妹を導くみなさんでありますように。
イエス様の名前によって祝福します!