メッセージ - 私達に与えられているご計画(使徒25:1-12)
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韓国語通訳有
フェストゥスが総督に着任し、アグリッパ王とベルニケが彼を表敬訪問した時、フェストゥスは「実はこれこれの男がおりまして、、、」とパウロの話をした所、王は彼に興味を持ち、パウロはこの王の前でも弁明する事となった。
このマルクス・ユリウス・アグリッパ2世は、パレスティナ地方のほぼ全域を支配し、あの虫に噛まれて死んだヘロデ・アグリッパ王(アグリッパ1世)の息子である。
ベルニケはアグリッパ2世の姉妹で、非常に美しく、4人の男と結婚・同棲した女であった。
このように、ローマの王や総督周辺は道徳的にかなり堕落していた。
そのような者達と相対してきたパウロは、機会が与えられれば愚直なまでにキリストを宣べ伝え、それはユダヤ人の大祭司や長老達の前でも、異邦人の千人隊長や総督、王の前でも違いは無かった。
パウロにとっては、自分が釈放されるかどうかは関係なく、また、相対する者の身分の高い低いも関係無く、ローマ人もユダヤ人も全て福音を伝えられるべき者であり、ことさら道徳的に堕落したローマの高官・王達は特にそうであるとして、自分の弁明よりもキリストを証する事を優先させた。
『主は言われた、「行きなさい。あの者は、異邦人や王たち、またイスラエルの子らの前で私の名を担う、私の選ばれた器である。実際、私の名のためにどんなに苦しまねばならぬかを、彼に示そう」』(使徒9:15,16)
この言葉はパウロがまだキリストを迫害する者サウロだった時、彼を癒したアナニヤに主から与えられた言葉だが、まさしくその道を歩んでいる。
彼にそのようなご計画が与えられたのは、実はかなり前で、それは天地創造の前からである。
そしてパウロに限らず、私達も天地創造の前から主に愛され、御自分の前で聖なる汚れのない者にしようとキリストにおいて選ばれており、私達をキリストにおいて天のあらゆる霊的な祝福で満たしてくださっていた。(エペソ1:3-5)
主が皆さんに与えられているご計画を悟り、それに従って忠実に歩む皆さんでありますように。
イエス様の名前によって祝福します!