いよいよ今回でルツ記も最後である。 ナオミは最初、満ち足りて出て行ったが、神の国で信仰によって忍耐するべき所から逃げて、世にパンを求めて行った者たちは皆、死に絶え、ナオミは全て失って、そして神の国へと戻った。その時の彼女は、自分を「ナオミ(心地よい)」とは呼ばず、「マラ(苦い)」と呼んで下さい、と皆に言った。 しかし今…
カテゴリー: ルツ記
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買い戻されたルツとエリメレクの家(ルツ記4:9-13)
『ボアズは長老たちとすべての民に言った、「あなたがたは、きょう、わたしがエリメレクのすべての物およびキリオンとマロンのすべての物をナオミの手から買いとった事の証人です。またわたしはマロンの妻であったモアブの女ルツをも買って、わたしの妻としました。これはあの死んだ者の名を起してその嗣業を伝え、死んだ者の名がその一族から、…
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買い戻しの手続きを正当に行うボアズ(ルツ記4:1-8)
ボアズはルツの願いを叶える手続きをするために、町の門の所へ行った。 当時、町の門の所は、重要な取引や裁判などが行われる場所である。 『ボアズは町の門のところへ上っていって、そこにすわった。すると、さきにボアズが言った親戚の人が通り過ぎようとしたので、ボアズはその人に言った、「友よ、こちらへきて、ここにおすわりください」…
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為すべき分を果たしたら、落ち着いて信頼する(ルツ記3:12-18)
ルツはナオミに言われた通り、身を洗い整えてボアズの所へ行き、そして、買い戻しを行使して下さい、と、律法を盾にしてボアズに願い出た。 次は、ボアズが彼女に応える番だ。 私達も、主の御前に心身を整えて進み出て、あなたは私を購って下さるお方です、と、御言葉を盾にして申し出るなら、次は主がその後の手続きを為して下さる番となる。…
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ルツの大胆な行動の根拠(ルツ記3:6-11)
ルツは、義理の母に言われた通り、身を洗って油を塗り、晴れ着をまとって、そうしてボアズの所へ行った。 ルツはこれから、ボアズに重大な訴えをしに行く。 このまま夫もなく何の実りも結ばないまま枯れていってしまう自分と、自分の家・エリメレクの家とを、買い戻して下さい、と。 重要な訴えをしに行くのなら、まず、外側を整えるべきであ…
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真の落ち着き所へ入るための整え(ルツ記3:1-5)
『時にしゅうとめナオミは彼女に言った、「娘よ、わたしはあなたの”落ち着き所(原意:家庭、憩いの場所、休みの場所)”を求めて、あなたをしあわせにすべきではないでしょうか。』(ルツ記3:1) 女性にとって落ち着き所、憩いの場所は、男性の左腕の下(雅歌2:6)、脇腹の所(創世記2:21-22)である。 当時、女性の落ち着き所…
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買い戻しの権利のあるお方(ルツ記2:19-23)
ナオミは、ルツが持ってきた23リットルという分量の大麦と、彼女が持って来た炒り麦とを見て、驚いた。 このようなものは、誰の助けも借りずに得られるものではない。 『しゅうとめは彼女に言った、「あなたは、きょう、どこで穂を拾いましたか。どこで働きましたか。あなたをそのように顧みてくださったかたに、どうか祝福があるように」。…
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恵みの深みへと立ち入らせてくれるボアズ(ルツ記2:14-18)
ルツはボアズに謙虚な返事をし、その好意にあずかりたいと求めて来たため、ボアズはさらにねんごろに(親密に)、彼女を食事に招く。 『「ここへきて、パンを食べ、あなたの食べる物を酢に浸しなさい」。彼女が刈る人々のかたわらにすわったので、ボアズは焼麦を彼女に与えた。彼女は飽きるほど食べて残した。』(ルツ記2:14) パンに酢を…
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落ち穂を拾うルツと、ルツを拾うボアズ(ルツ記2:5-13)
ボアズとルツの出会いは、はからずも、意図せずして始まった。 ルツが落ち穂を拾うために畑に入ったのは、傷心のナオミを支え養いたかったからだったが、その畑に入った事が、彼女自身の人生を大きく動かし、そればかりでなくイスラエルを、ひいては、世界史を大きく動かす事となった。 『ボアズは刈る人たちを監督しているしもべに言った、「…
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ボアズの家の成り立ち(ルツ記2:1-4)
『さてナオミには、夫エリメレクの一族で、非常に裕福なひとりの親戚があって、その名をボアズといった。』(ルツ記2:1) このボアズが、後にルツをめとり、ダビデの王族の家系を生み出して行くのだが、今回は彼の成り立ちを見ていきたい。 ボアズの父は、サルモン(名の意味は「平和を好む」)。母は、カナン人の元遊女・ラハブである。 …