『時にベテシメシの人々は谷で小麦を刈り入れていたが、目をあげて、その箱を見、それを迎えて喜んだ。』(1サムエル記6:13) 神の箱は、わずか七ヶ月でイスラエルに戻って来る事となった。 この町の人達は、牛車がひとりでに運んで来たものが「神の箱」であると認知していたが、このベテ・シェメシュという町は、ナフタリ族へくじによっ…
カテゴリー: 1サムエル記
-
主に栄光を返したペリシテ人(1サムエル記6:1-12)
『主の箱は七か月の間ペリシテびとの地にあった。』(1サムエル記6:1) ここは、主の箱はペリシテ人の「野」にあったとも訳す事ができる。 七ヶ月の間に少なくとも2回は移動させた、という事は、災いはそれだけ誰の目にも明確で、主の箱を「町」に置けなかったのだろう。 『ペリシテびとは、祭司や占い師を呼んで言った、「イスラエルの…
-
敵国内でひとりでに栄光をあらわす神の箱(1サムエル記5:1-12)
イスラエルから奪われてしまった契約の箱だが、その箱には、全能の神とイスラエルとの間に結ばれた契約が入っている。 人の手で担がれなくては何も出来ない偶像とは、全くわけが違う。 『ペリシテびとは神の箱をぶんどって、エベネゼルからアシドドに運んできた。そしてペリシテびとはその神の箱を取ってダゴンの宮に運びこみ、ダゴンのかたわ…
-
栄光はイスラエルを去った、か?(1サムエル記4:12-22)
『その日ひとりのベニヤミンびとが、衣服を裂き、頭に土をかぶって、戦場から走ってシロにきた。彼が着いたとき、エリは道のかたわらにある自分の座にすわって待ちかまえていた。その心に神の箱の事を気づかっていたからである。その人が町にはいって、情報をつたえたので、町はこぞって叫んだ。』(1サムエル記4:12-13) ベニヤミン人…
-
奪われてしまった契約の箱(1サムエル記4:1-11)
「イスラエルびとは出てペリシテびとと戦おうとして、エベネゼルのほとりに陣をしき、ペリシテびとはアペクに陣をしいた。ペリシテびとはイスラエルびとにむかって陣備えをしたが、戦うに及んで、イスラエルびとはペリシテびとの前に敗れ、ペリシテびとは戦場において、おおよそ四千人を殺した。」(1サムエル4:1-2) 神の民は、御言葉に…
-
サムエルのはじめての預言 – エリの家への災い(1サムエル記3:11-21)
主が、サムエルに初めて現れ、告げられた言葉の内容は、育ての親とも言える祭司エリの家に対する災いの預言であった。 『その時、主はサムエルに言われた、「見よ、わたしはイスラエルのうちに一つの事をする。それを聞く者はみな、耳が二つとも鳴るであろう。その日には、わたしが、かつてエリの家について話したことを、はじめから終りまでこ…
-
サムエルの召命(1サムエル記3:1-10)
『わらべサムエルは、エリの前で、主に仕えていた。そのころ、主の言葉はまれで、黙示も常ではなかった。さてエリは、しだいに目がかすんで、見ることができなくなり、そのとき自分のへやで寝ていた。』(1サムエル記3:1) サムエルは少年に成長し、神と人とに愛されつつ、主の御前で仕えていたが、祭司エリには、御言葉が示される事も、主…
-
エリの一族への警告(1サムエル記2:27-36)
主の御前に不実だったエリとその子達に、いよいよ主から警告が通達される。 『イスラエルのすべての部族のうちからそれを選び出して、わたしの祭司とし、わたしの祭壇に上って、香をたかせ、わたしの前でエポデを着けさせ、また、イスラエルの人々の火祭をことごとくあなたの先祖の家に与えた。それにどうしてあなたがたは、わたしが命じた犠牲…
-
祝福を積み立てるサムエルと滅びを積み立てるエリの家(1サムエル記2:18-26)
『サムエルはまだ幼く、身に亜麻布のエポデを着けて、主の前に仕えていた。母は彼のために小さい上着を作り、年ごとに、夫と共にその年の犠牲をささげるために上る時、それを持ってきた。(1サムエル記2:18-19) サムエルの父母は、息子サムエルとは年に一度、捧げ物をする時にしか会えなかったが、母はサムエルのために真心を込めて上…
-
人々の主への捧げ物を食い物にしたエリの子達(1サムエル記2:11-17)
『エルカナはラマにある家に帰ったが、幼な子は祭司エリの前にいて主に仕えた。』(1サムエル記2:11) エルカナの妻ハンナは、幼い長男という、若き母にとっては最も尊いものを主に捧げ、そして主はそれを豊かに用いられた。 それに引き換え、祭司の子たちは、主の前に悪を行ない、自らの頭上に滅びを積み上げていた。 『エリの子らは、…