ヨブ記は難解で理不尽に思える書物だが、ヘブライ思考的に最初と最後を見比べる(キアズム)ことで、その真の結論が「神は慈愛に富み、憐れみに満ちておられる」ということだとわかる。人間の議論による崇高な言葉よりも、神との親密なとりなしの祈りこそが幸いへの道である。 聖書箇所 ヨブ1:1、ヨブ12:9、ヨブ42:17、ヤコブ5:…
カテゴリー: ヨブ記
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ヨブ記の結論(ヨブ記42:7-17)
______________ ヨブ記の最後は、再び散文体に戻り、ヨブを幸いにし、以前の二倍の祝福を与えて下さる事で終る。 その祝福を戻すトリガーは、ヨブ自身の悔い改めではなく、意外にも、3人の友人たちが関わる事だった。 神はこの友人たちを通して、ヨブに祝福を戻すのである。 42:7 主はこれらの言葉をヨブに語られて後、…
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主の恵みと助けが再び流れ始出すための鍵:自分の罪を認め、悔い改めの告白をする事(ヨブ記42:1-6)
______________ ついにヨブ記の最終章である。 3章からずっと続いた詩文体の形式は、この42:6節で終わり、以降、再び通常の散文体に戻る。 この詩文体の形式は、ヨブが生まれた日を呪う所から始まった。 そしてこの最終章では、彼の罪の悔い改めによって閉じられる。 42:1 そこでヨブは主に答えて言った、 42:…
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全ての誇り高ぶる者の王・レビヤタン(ヨブ記41章)
______________ 人にはどうする事も出来ない獣の二つ目として、主はレビヤタンを取り上げた。 レビヤタンは、聖書の他の箇所で何度か登場する、海に棲む巨大な生物で、ヨブ記41章においてその特徴が詳細に記されている。 41:1 あなたはつり針で/わにをつり出すことができるか。糸でその舌を押えることができるか。 口…
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強大な獣の前にただ諦めるしかない人間、それを捕獲し裁いて下さる全能の主(ヨブ記40章)
______________ 主はあらしの中から現れ、天地全ての被造物の偉大さ、精巧さを示し、ご自身の圧倒的な創造のみわざと権威をヨブに示されたが、ここで一区切りしてヨブに問いかける。 40:1 主はまたヨブに答えて言われた、 40:2 「非難する者が全能者と争おうとするのか、/神と論ずる者はこれに答えよ」。 自分を義…
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生き物を通して深淵な創造のわざを示される主(ヨブ記39章)
_____________ 神はさらに、ご自身が創造された生き物達を示し、創造のわざの巧みさ・精妙さを示して、神を不当者にしようとしたヨブの愚かさをねじふせる。 39:1 あなたは岩間のやぎが/子を産むときを知っているか。あなたは雌じかが子を産むのを見たことがあるか。 39:2 これらの妊娠の月を数えることができるか。…
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人智では到底計り切れない主の総計(ヨブ記38:22-41)
_______________ 主は天地を創造し、そして彼が創造された宇宙、地球、また、その中における全ての物事の運行を管理しておられる事を、このヨブ記38章において示しておられる。 38:22 あなたは雪の倉にはいったことがあるか。ひょうの倉を見たことがあるか。 38:23 これらは悩みの時のため、いくさと戦いの日の…
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あらしの中から答えられた神(ヨブ記38:1-21)
______________ ヨブは今まで、この災が自分に望むのは不当だ、神と対話がしたい、と、長らく息を荒げて訴えていたが、彼が望んだ通り、ついに神ご自身が沈黙を破って彼に現れ、答えられる。 その現れた様は、圧倒的である。 38:1 この時、主はつむじ風の中からヨブに答えられた、 つむじ風と訳された語「セアーラー」は…
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神ご自身が直接その人に現れるための導き方(ヨブ記37章)
_____________ ヨブ記37章は、人間の議論の最後の章である。 その後、主ご自身が激しい臨在をもって現れ、ヨブに直接答えられるが、その、橋渡し的なこの章において頻発するキーワードは、雷、いなずま、かみなり、雷鳴である。 37:1 これがためにわが心もまたわななき、/その所からとび離れる。 37:2 聞け、神の…
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罪あるちっぽけな人間が、主の前にできる事とは(ヨブ記36章)
______________ エリフは、一通りヨブが発した言葉の間違いを指摘したが、なお、語るべき事があった。 36:1 エリフは重ねて言った、 36:2 「しばらく待て、わたしはあなたに示すことがある。なお神のために言うべき事がある。 36:3 わたしは遠くからわが知識を取り、/わが造り主に正義を帰する。 36:4 …