民数記の13から14章にかけては、イスラエル民族にとって最も忘れてはならぬ戒めの箇所であり、それは私達にとっても同じである。 なぜなら、イスラエルの民は、必ず占領できるという主からのゴーサインをいただき、その地からもう目と鼻の先の所に来て、あとはそこに入って占領するだけ、という場面まで来ていたのに、彼らは余計な事をし、…
カテゴリー: 民数記
-
非難するミリヤム、飲まれるアロン、執り成すモーセ(民数記12:10-16)
『主は彼らにむかい怒りを発して去られた。雲が幕屋の上を離れ去った時、ミリアムは、らい病(ツァラアト)となり、その身は雪のように白くなった。アロンがふり返ってミリアムを見ると、彼女はらい病(ツァラアト)になっていた。 』(民数記12:9-10) ミリヤムが主にツァラアトにされてしまったのは、権威に逆らう高慢さの故である。…
-
モーセの人となり(民数記12:1-9)
モーセの姉ミリヤムは、アロンを引き連れて来て、モーセを非難した。 『モーセはクシの女をめとっていたが、そのクシの女をめとったゆえをもって、ミリアムとアロンはモーセを非難した。彼らは言った、「主はただモーセによって語られるのか。われわれによっても語られるのではないのか」。主はこれを聞かれた。 』(民数記12:1-2) モ…
-
見渡す限り一面「肉」世界(民数記11:31-35)
神を何か、欲望を叶える「道具」の一つのように見る人がいる。 レストランや学校などに、クレームを言えば言う程、色々なサービスを引き出せる、と、思っている人達がいるが、それと同じ感覚で、神や、モーセなど主の働き人に、うるさくクレームつければつける程、色々なサービスを引き出せる、と、思っているとしたら、大きな勘違いである。 …
-
一度きりで終ってしまった預言の唇(民数記11:24-30)
主は、モーセに与えられた霊を、長老たち七十人にも分与し、モーセ一人の重荷を、共に負わせる事にされた。 『この時モーセは出て、主の言葉を民に告げ、民の長老たち七十人を集めて、幕屋の周囲に立たせた。主は雲のうちにあって下り、モーセと語られ、モーセの上にある霊を、その七十人の長老たちにも分け与えられた。その霊が彼らの上にとど…
-
想像を遥かに超えた分量の肉(民数記11:16-23)
主は、モーセと民の願いの両方を聞き入れられ、実際に目に見える形で行動を起こして下さった。 しかし、後になって見ると、彼らが叫び願った事が叶えられた所で、結局、何も良くなってはおらず、民が主につぶやき主を怒らせる事も相変わらずだったし、そして、それを直さない人に待っているのは結局、滅びである。 主は、民が願った通り、肉を…
-
見ていると怒りがこみ上げてくる「泣き顔」(民数記11:10-15)
タブエラでの主の懲らしめを無視するかのように、民は早速、つぶやきを再開した。 『モーセは、民が家ごとに、おのおのその天幕の入口で泣くのを聞いた。そこで主は激しく怒られ、またモーセは不快に思った。』(民数記11:10) 整然と十字の形の隊列を組んだ、主が住まわれる陣営、汚れた者の立ち入りを許さぬ聖なる陣営の、至る所で、肉…
-
つぶやきと災い、そして再び、つぶやき。(民数記11:1-9)
前章までの民数記は、壮大で驚くべき内容が多かった。 しかしこの章以降、読んでいてがっかりするような、怒りや悲しみが湧いてくるような、そして、恐ろしい内容が、多くなる。 前章までは、主が命じられた事を、民は反発もなく実行していた。 主に命じられた通りに守り行った結果は、必ず、良きものであり、美しく、壮麗壮大なものである。…
-
先だって進む主の契約の箱(民数記10:29-36)
モーセは義理の兄弟であるホバブに、一緒に行くよう勧めた。 彼は、モーセが40歳から80歳の時までの長きに渡って、ミデヤンの荒野で親しくしていた身内である。 「わたしたちは、かつて主がおまえたちに与えると約束された所に向かって進んでいます。あなたも一緒においでください。あなたが幸福になられるようにいたしましょう。主がイス…
-
荒野を進み行く二百万の大行進(民数記10:11-28)
今までの所では、主の雲の柱という目に見えるしるしと、耳に聞こえるラッパの音によって導かれる事を「学科」として学んだが、今回ついに、その今まで学んだ事を「実践」するべき時が来た。 『第二年の二月二十日に、雲があかしの幕屋を離れてのぼったので、イスラエルの人々は、シナイの荒野を出て、その旅路に進んだが、パランの荒野に至って…