ヤロブアム王に対し、力あるわざを伴った預言をした南ユダ王国の預言者は、主の言葉を伝えたら、そのまま飲み食いしないで帰らなくてはならない、という事も、主から示されていた。 しかし彼は、北の老預言者の「主」の御名を用いた言葉に騙され、してはならなかった飲み食いを、してしまった。 『彼らが食卓についていたとき、主の言葉が、そ…
カテゴリー: 1列王記
-
預言者が、元々与えられていた主の命令とは違う事を言って来た場合(1列王記13:11-19)
主は、北イスラエル王国を偶像礼拝へと導いたヤロブアムの罪を、南ユダ王国から来た無名の預言者を通して指摘し、彼を通してインパクトのあるしるしをもって、警告した。 その事はたちまちうわさとなって人々に伝わったが、その出来事を「主からの警告」として心に留めるのではなく、「大活躍した預言者」という人間に注目して、その人にあやか…
-
ヤロブアムの造った偶像の祭壇に対する預言(1列王記13:1-10)
ヤロブアムは、イスラエル10部族全体を偶像礼拝へ導くという大きな罪を犯したが、主は彼をいきなり打ち滅ぼすという事はせず、警告し、悔い改めの機会を与えられる。 『見よ、神の人が主の命によってユダからベテルにきた。その時ヤラベアムは祭壇の上に立って香をたいていた。』(1列王記13:1) この無名の神の人(預言者)は、主(エ…
-
国をこぞって偶像礼拝へと導いたヤロブアム(1列王記12:21-33)
『ソロモンの子レハベアムはエルサレムに来て、ユダの全家とベニヤミンの部族の者、すなわちえり抜きの軍人十八万を集め、国を取りもどすために、イスラエルの家と戦おうとしたが、』(1列王記12:21) レハブアムは、新しい王となってから最初に人々からの相談に乗った時、荒々しく威張り散らした故に、人々から見限られ、イスラエル10…
-
イスラエル分断の発端(1列王記12:1-20)
『レハベアムはシケムへ行った。すべてのイスラエルびとが彼を王にしようとシケムへ行ったからである。』(1列王記12:1) かつて栄華を極めたソロモンは死に、彼の子・レハブアムの代となった。 彼の代で、イスラエルは北と南に分裂してしまうのだが、そのいきさつが、この章に記されている。 尊い神の民・イスラエルの分断は、実にあっ…
-
ソロモンの時代の終焉と共に暗転するイスラエルの歴史(1列王記11:37-43)
主は、ヤロブアムをソロモンを打つ杖として、またイスラエルの残り10部族を治める王として召しだし、その役割を与えられた。 『わたしがあなたを選び、「あなたはすべて心の望むところを治めて(KJV: thou shalt reign according to all that thy soul desireth)」、イスラエ…
-
主がイスラエル内部に備えられたソロモンへの反対勢力・ヤロブアム(1列王記11:26-36)
前回の所で、主は北に南にイスラエルの敵を備えて、ソロモン王国を懲らしめる杖とした。 主はさらに、イスラエル内部からも、ソロモンの敵を起こされる。 『ゼレダのエフライムびとネバテの子ヤラベアムはソロモンの家来であったが、その母の名はゼルヤといって寡婦であった。彼もまたその手をあげて王に敵した。彼が手をあげて、王に敵した事…
-
悔い改めないソロモンに与えられた反対勢力(1列王記11:9-25)
ソロモンは、十戒で第二番目に禁じられていた悪、「偶像崇拝」をしてしまった。 そこへと導いてしまったのは、ソロモンが愛して離れなかった、異邦の女達である。 『このようにソロモンの心が転じて、イスラエルの神、主を離れたため、主は彼を怒られた。すなわち主がかつて二度彼に現れ、この事について彼に、他の神々に従ってはならないと命…
-
ソロモンの栄光が暗転してしまった原因 – 異邦の女(1列王記11:1-8)
前章までは、栄華を極めたソロモンの様子を見てきた。 実にきらびやかな有様だったが、所々で律法に対する妥協があり、また、その栄光に陰りも見せていたが、第一列王記は、この章を境に、暗転し、士師記のような混乱期に突入してしまう。 『ソロモン王は多くの外国の女を愛した。すなわちパロの娘、モアブびと、アンモンびと、エドムびと、シ…
-
栄華を極めたソロモン、その短かった栄華(1列王記10:14-29)
前回の所ではシェバの女王が来訪し、ソロモンに与えられた知恵と栄誉、そして、イスラエルの国民が栄えている有様を彼女たちは目の当たりにして息をのんだが、それに続き今回の箇所でも、ソロモンがいかに栄華を極めていたかが記されている。 『さて一年の間にソロモンのところに、はいってきた金の目方は六百六十六タラントであった。そのほか…