シェケムの土地を買い取って定住しようとしたヤコブは、父親として最も起きて欲しくない事態が起こった。 『レアがヤコブに産んだ娘デナはその地の女たちに会おうと出かけて行ったが、その地のつかさ、ヒビびとハモルの子シェケムが彼女を見て、引き入れ、これと寝てはずかしめた。』(創世記34:1-2) パダン・アラムから帰って間もない…
カテゴリー: 創世記
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信仰の偉人を辿る事の罠(創世記33:12-20)
ヤコブとの平和な再会を果たしたエサウは、彼の居住しているセイルへ一緒に行こうとヤコブに誘ったが、ヤコブは行かなかった。 彼は、幼い子供達や乳を飲ませている羊や牛をたくさん引き連れていたからである。 エサウはその日、ヤコブと別れて先にセイルへ帰って行った。 ヤコブは14節で、後でセイルへ行きます、と言ったのに、彼がその後…
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全てを持つ者(創世記33:1-11)
いよいよ兄エサウとの対面の時が来た。 エサウと供の者四百人が遠くに見える内に、ヤコブは妻子達を後に、自分は先頭に立って、相対した。 彼は腿の関節を外され、びっこを引いている。逃げも隠れもできない。 ヤコブは兄に近づくまでに、七回、地におじぎをした。 七回おじぎをする行為は王を迎える時の礼儀であるが、彼は、エサウにしてき…
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ヤコブからイスラエルへ – ペヌエルでの格闘(創世記32:22-32)
ヤコブは、殺意を持つ兄・エサウとの再会に備え、持ち物を二手に分けてリスク分散し、主に祈り、至れり尽くせりの贈り物の手はずも整えて備えたが、なお、心配と思い煩いで頭がいっぱいだった。 『彼はその夜起きて、ふたりの妻とふたりのつかえめと十一人の子どもとを連れてヤボクの渡しをわたった。 すなわち彼らを導いて川を渡らせ、また彼…
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聞かれる祈り(創世記32:6-21)
ヤコブは御使い達が現れた事に力を得、エサウの所に使者を遣わしてみた。 エサウの自分への殺意は時間が薄めてくれていた事を願っていたが、エサウはなんと、四百人を率いて迎えに来るという。(創世記32:6) ヤコブは元々、穏やかな人で天幕に住んでいたのに対し、エサウは野の人で巧みな狩猟者である。 そのエサウが鍛え上げた四百人に…
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マハナイム – 二つの陣営(創世記32:1-5)
ラバンと無事決別できたヤコブだが、彼には乗り越えるべきもう一つの関門があった。 それは、彼に殺意を抱いていた、兄エサウである。 道々彼は、エサウはまだ殺意を抱いているだろうか、どのようにして父の家へ帰って平和に過ごせるだろうか、と、心配していた。 そんな彼の前に、御使い達が現れた。 『ヤコブは彼らを見て、「これは神の陣…
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「言ったもん勝ち」への対処方法(創世記31:43-55)
ラバンの顔を見るのもいよいよ今回で最後だが、ラバンは最後に、身勝手な所有権を主張する。 『ラバンは答えてヤコブに言った、「娘たちはわたしの娘、子どもたちはわたしの孫です。また群れはわたしの群れ、あなたの見るものはみなわたしのものです。これらのわたしの娘たちのため、また彼らが産んだ子どもたちのため、きょうわたしは何をする…
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さばかれた過酷な支配者(創世記31:36-42)
ヤコブは、自分や妻たちの天幕に次から次へと入り、持ち物を物色しているラバン達に、ついに怒りが爆発した。 怒りのきっかけは、我が物顔で物色したからだったが(36-37節)、そのうち、ラバンから20年間受けてきた不当な扱いに対する責めへと変わって行く。(38-42節) 「この二十年間というもの、わたしはあなたのもとにいまし…
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ラバンの家からのエクソダス(創世記31:25-35)
『ラバンはヤコブに言った。「一体何ということをしたのか。わたしを欺き、しかも娘たちを戦争の捕虜のように駆り立てて行くとは。』(創世記31:26) ラバンの娘達は、ヤコブに無理やり駆り立てられたのではない。 父ラバンに7年の奉仕でヤコブへ売られ、父からは「よそ者」(姦通の女とも訳せる)と見なされ、売った事で得た富を父は食…
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主のバックアップの下で(創世記31:17-24)
ヤコブは意を決し、与えられていた御言葉をいよいよ行動に移した。 「ヤコブは直ちに、子供たちと妻たちをらくだに乗せ、パダン・アラムで得たすべての財産である家畜を駆り立てて、父イサクのいるカナン地方へ向かって出発した。」(創世記31:17-18) 2人の妻と2人の妾、11人の息子たち、また、膨大に増えた家畜たちと使用人たち…