メッセージ - アブラハムの子孫とは(創世記25:1-18)
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妻サラが亡くなった後、アブラハムはさらにケトラという名の妻をめとり、彼女はアブラハムに6人の子を生んだ。
サラが亡くなった時、アブラハムは137歳のはずであるが、それ以降にも妻をめとって、6人も子を生んだのは、驚きである。
サラもまた、89歳であった時、信仰によって子を宿す力が与えられ、異国の王に「美しいから」という理由で召し入れられた程、主から若さと美しさを増し加えられたのだ。
人はそれらを有り得ない事、創作物語として片付けるかもしれないが、信じる私達、すなわち信仰によるアブラハムの子孫である私達は、それらの事を大きな励ましとして、望みをもって受け止めるべきである。
ケトラによって新たに生まれた6人の子の子孫は、以降の聖書には滅多に登場しないし、イシュマエルの子12人の子から生まれた子孫も、全く出てこない。
「アブラハムは、全財産をイサクに譲った。側女の子供たちには贈り物を与え、自分が生きている間に、東の方、ケデム地方へ移住させ、息子イサクから遠ざけた。」(創世記25:5-6)
なぜなら、イサクこそ主に約束された子であり、祝福はただ、約束の子のものだからである。
「アブラハムの子孫だからといって、皆がその子供ということにはならない。かえって、「イサクから生まれる者が、あなたの子孫と呼ばれる。」すなわち、肉による子供が神の子供なのではなく、約束に従って生まれる子供が、子孫と見なされるのです。」(ローマ9:7-8)
人間的な力によって、すなわち、肉によって出たものは、主の祝福を受け継ぐ事は決して出来ず、ただ、主の約束によって出たもののみが、祝福を受け継ぐ事が出来るのだ。
私達はキリストを信じる信仰により、真のアブラハムの子孫とされ、約束の相続人となる事が出来る。(ガラテヤ3:29)
それはどのような血筋の者でも、いかにカナンの子孫であっても、イシュマエルの子孫であっても、そこに変わりは無い。
事実、遊女ラハブやルツは、滅ぼされるべき異邦人であったのに、全能者の御翼の陰に助けを求める信仰によって、イスラエルの民に加えられ、アブラハムの子孫として加えられた。
しかし、主から祝福の約束と御言葉を軽んじ、不従順を悔い改めないなら、呪われてしまい、神の民から除外されてしまうのは、列王記や歴代史の王達を見れば一目瞭然である。
「悔い改めにふさわしい実を結べ。『我々の父はアブラハムだ』などと思ってもみるな。言っておくが、神はこんな石からでも、アブラハムの子たちを造り出すことがおできになる。斧は既に木の根元に置かれている。良い実を結ばない木はみな、切り倒されて火に投げ込まれる。」(マタイ3:8-10)
そして、イエスの十字架の血潮をないがしろにし、恵みの御霊を侮る者には、もはや罪のためのいけにえは残されていない。(ヘブル10:26-31)
「アブラハムの生涯は百七十五年であった。アブラハムは長寿を全うして息を引き取り、満ち足りて死に、先祖の列に加えられた。」(創世記25:7-8)
私達の信仰の父、アブラハムは、そのように平安と尊厳に満ちた生涯を終えた。
アブラハムのように、全ての人のために祈り、願い、とりなし、感謝を捧げる事によって、敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごす皆さんでありますように。(1テモテ2:1-2)
イエス様の名前によって祝福します!