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メッセージ - 忍耐して蒔き続けよ(使徒16:6-15)

忍耐して蒔き続けよ(使徒16:6-15)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2012-9-30 21:25

忍耐して蒔き続けよ(使徒16:6-15)
第一礼拝・礼拝全体音声(韓国語通訳有한국어예배):右クリックで保存
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若き助け手テモテを仲間に加えたパウロ達は、いざ多くのいのちを刈り取らん、と、アジヤへ繰り出して行ったが、あちらに行っては御霊に阻まれ、こちらに行っても阻まれ、そうしてはるばるトロアスまで来た。
使徒16章6-8節の、わずか3節で記されている行程は、千キロは超えているはずで、交通手段の発達していない当時としては、途方も無い距離である。
行く所行く所、御霊によって阻まれ、たましいの刈り取りができず、思っていたようなミニストリーもうまく行かず、行くべき所も長い間示されない働き人達には、どれほどの苦労、落胆、苛立ちがあった事だろう。

パウロはアジアでの宣教、魂の刈り取りに情熱を持っていたが、実は、それは主の御心とは違う所だった。
ある夜、主から示された幻があり、その中で一人のマケドニヤ人が現れ、「マケドニヤに渡ってきて、わたしたちを助けて下さい」と、彼に懇願していた。(9節)
耕されていない畑に種を蒔く働きは不毛であり、救われて欲しいという懇願が無い者を救う事は、難しい。
人の目には見えないが、主が示す地こそいのちの穂が熟し、働き手による刈り入れを待っているのである。
導きが示されたなら、握りしめていた自分のビジョンを捨てる事に、躊躇すべきではない。
彼らは早速、トロアスから船出し、ネアポリスからマケドニヤのこの地方第一の都市、ピリピへと行った。
しかし、そこにはユダヤの会堂は無かった。ユダヤの会堂が立つには最低10人のユダヤ人男子が必要で、ピリピには、主を敬うユダヤ人男子は10人もいなかった、という事である。
会堂が無い場合、神を敬う人達は、川岸の適当な場所(身体を清める等に適すため)で安息日の礼拝を行う。パウロ達はなんとかその場所を見つけたものの、そこには、女達しか集まって来なかった。
パウロ達にしてみれば、ピリピに至るまで千キロ以上もさ迷い歩いた挙句、やっと到着したその所は、会堂も無く、祈り場に集うのも女達だけという霊的僻地で、がっかり続きだったかもしれない。
しかし主には、人知を遥かに超えたご計画があり、主の時が満ちた時、主は働き人を用いて実行される。

パウロがそこで福音を語った時、主は、テアテラ市の紫布の商人でルデヤという神を敬う婦人の心を開き、彼女もその家族も共にバプテスマを受けた。『その時、彼女は「もし、わたしを主を信じる者とお思いでしたら、どうぞ、わたしの家にきて泊まって下さい」と懇望し、しいてわたしたちをつれて行った。』(使16:14-15)
パウロ達は、ルステラから千キロ以上の道のりと労苦の末、やっと、たましいの刈り取りが出来、働き人達が温かいもてなしを受け、安息できる「家の教会」が、この時建った。
この「ピリピ教会」は、パウロにとって実に思い入れのある教会となり(ピリピ1:1-6)、後にこの教会は成長して、監督や執事も立てられ、パウロの働きのために物質的援助をするまでに成長した。(ピリピ4:14-20)

ピリピで教会が建つまでのミニストリーは、多くの苦労と落胆、苛立ちがあったが、実は、パウロ達がアジヤからヨーロッパに渡り、ピリピに教会を設立した事は、後の歴史を大きく揺るがす重要な出来事である。
ヨーロッパ。その後、福音が大いに広められ栄えた地域であり、キリスト教抜きに、その歴史は語れない。
ピレンヌという歴史学者は、ルデヤの家の教会が建った瞬間、ヨーロッパ文明社会そのものが始まった、とさえ言っている。このささやかな、ルデヤの家の教会こそ、ヨーロッパ文明発祥の地となったのだ。
ノアは「神がヤペテを広げ、セムの天幕に住まわせるように。」(創世記9:27)と預言していたが、キリスト以降、ヤペテの子孫(白色人種)に福音が最も普及し、結果、セム(ユダヤ)の恩恵を最も受けた民族となった。
「お前は聞いたことがないのか/はるか昔にわたしが計画を立てていたことを。いにしえの日に心に描いたことを/わたしは今実現させた。」(イザヤ37:26)
私達のビジョンと、主のビジョンが違っていると分かったら、すぐに自分の方法を捨て、主に従うべきである。
もしすぐに示しが与えられないとしても、忍耐強く御心を求め続けるなら、いずれ私達が行くべきマケドニヤへと導かれ、建てるべきピリピ教会が建ち、後にはヨーロッパの救いへと発展するのである。
私達が建てるべき「ピリピ教会」は、何だろうか。救うべき「マケドニア人」は、どこにいるだろうか。
主に導きを求め、目に見える刈り取りが見えなくても忍耐して導きに従い続け、後には、委ねられた「ピリピ教会」を建て、「マケドニア人」を救う皆さんでありますように。イエス様の名前によって祝福します!

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