メッセージ - 最後に伝えなくてはならない事があります(使徒20:13-24)
礼拝説教メッセージ音声:最後に伝えなくてはならない事があります(使徒20:13-24):右クリックで保存
韓国語通訳有
使徒20章に入ってからパウロは何かに突き動かされているかのように、町々を巡り歩いて兄弟姉妹を励ましている。
パウロが突き動かされているのは、聖霊に縛られているからである。(22,23節)
その行く先には縄目と苦難が待っている事もはっきりと示されているが、それでも主イエスから受けた任務を全うするために、彼は走らざるを得なかった。
パウロはミレトスに着いた時、エペソの長老達をわざわざ呼び寄せ、最も伝えたい重要なメッセージを残した。
その重要な事とは、神に対する悔い改めと、主イエスキリストに対する信仰の二つである(21節)。
彼はエペソ人に、伝えるべき必要な事のうち、知らせなかった事は何一つ無い、と言い切っている。
もしパウロが、この人に悔い改めとキリストに対する信仰を促したら傷つくのでは、怒るのでは、去っていくのでは、といった躊躇をしながら伝えていたのであれば、そこまで大胆な事は言えなかったはずだ。
どんな状態にある人でも、どんなバックグラウンドがある人でも、悔い改めと主イエスキリストに対する信仰は必ず必要であり、例外は無い。
一人一人がいずれ主イエスキリストの御前に出る時が来て、全てを申し開きしなくてはならない時が来る。
それはとても厳粛な事であり、私達もパウロのように、悔い改めと主イエスキリストに対する信仰を憚らず伝えなくてはならない。
かの日には主から「よくやった」と誉められ、栄光の冠を受ける皆さんでありますように。
主イエス・キリストの名前によって祝福します!