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メッセージ - 十戒 第一戒と第二戒(出エジプト記20:1-6)

十戒 第一戒と第二戒(出エジプト記20:1-6)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 出エジプト記
執筆 : 
pastor 2013-1-8 23:58

礼拝説教メッセージ音声:十戒 第一戒と第二戒(出エジプト記20:1-6):右クリックで保存

出エジプト20章以降には、主が与える契約の内容が記されており、そして、その最も先に与えられた大切な戒めが、十戒である。
その十戒を与えるにあたり、主ははじめに言われた。
『「わたしはあなたの神、主であって、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出した者である。』(出エジプト記20:2)

皆さんにとって、主はどういう御方だろうか。主は、皆さんに、何をして下さっただろうか?
その質問にすぐに答えられない人は、主から受けた恩を一つ一つ思い起こして、それを確認して感謝すべきである。
主はイスラエルの民に「わたしはあなたの神、主であって、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出した者である」と言って、イスラエルにとってどのような御方であるのか、何をして下さったかを、まず明らかにされた。

十戒の中で一番最初に示された、最も重要な戒めは、次のものである。
「あなたはわたしのほかに、なにものをも神としてはならない。」

皆さんの生みの母は唯一であるはずで、それ以外の人に「お母さん」と呼ぶとしらた、実の母に対して失礼極まりないのと同じように、神という地位も唯一であり、それ以外を神とするのは、神に対してはなはだ失礼である。
「神」が八百万もあり、神を何かとっかえひっかえ出来るような感覚のある日本人には理解しずらいかもしれないが、「神」と呼ぶべき存在はただ一つであり、そこに別物を入れてはならないのだ。

『あなたは自分のために、刻んだ像を造ってはならない。上は天にあるもの、下は地にあるもの、また地の下の水のなかにあるものの、どんな形をも造ってはならない。それにひれ伏してはならない。それに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神であるから、わたしを憎むものは、父の罪を子に報いて、三、四代に及ぼし、わたしを愛し、わたしの戒めを守るものには、恵みを施して、千代に至るであろう。』(出エジプト記20:4)

十戒で二番目に重要な事は、偶像礼拝の禁止である。
このように書かれてある以上、日本人が働いても、知恵を働かせても、お金を豊かに得ても、幸せになれない人が多い事の原因は、この偶像礼拝である事は間違いないだろう。

偶像礼拝とは、神社仏閣などによくある像を拝む事に留まらず、まことの神以外の何かを、より大事にして優先させる事である。
例えば、自分の望む何かを、自分のものに出来ないなら、神様なんか信じない、と言う時は、その自分の望む何かが「神」となっており、偶像礼拝である。

まことの神である主を知り、そのすばらしい御業を体験しておきながら、自分の欲望におびき寄せられ、偶像礼拝に戻ってしまう人の樣子が、エゼキエル書に記されている。

『時に彼はわたしに言われた、「人の子よ、目をあげて北の方をのぞめ」。そこでわたしが目をあげて北の方をのぞむと、見よ、祭壇の門の北にあたって、その入口に、このねたみの偶像があった。彼はまたわたしに言われた、「人の子よ、あなたは彼らのしていること、すなわちイスラエルの家がここでしている大いなる憎むべきことを見るか。これはわたしを聖所から遠ざけるものである。しかしあなたは、さらに大いなる憎むべきことを見るだろう」。』(エゼキエル書8:5)

ここでは、主を礼拝すべき神殿の出入り口に、主のねたみを引き起こさせる偶像が置かれてあった。
今、キリストにあって、私達が神殿であり(1コリント3:16-17)、私達の心の出入り口に、神のねたみを引き起こさせるものが置かれてある事を、主は忌み嫌われる。

『そして彼はわたしを庭の門に行かせた。わたしが見ると、見よ、壁に一つの穴があった。彼はわたしに言われた、「人の子よ、壁に穴をあけよ」。そこでわたしが壁に穴をあけると、見よ、一つの戸があった。彼はわたしに言われた、「はいって、彼らがここでなす所の悪しき憎むべきことを見よ」。
そこでわたしがはいって見ると、もろもろの這うものと、憎むべき獣の形、およびイスラエルの家のもろもろの偶像が、まわりの壁に描いてあった。またイスラエルの家の長老七十人が、その前に立っていた。シャパンの子ヤザニヤも、彼らの中に立っていた。おのおの手に香炉を持ち、そしてその香の煙が雲のようにのぼった。』(エゼキエル書8:7-11)

ここでは、イスラエルの指導者達が、隠れた暗い所で、主の忌み嫌われるあらゆるものに香を焚いて礼拝している様が露わにされているが、主は、表向きはきれいでも内側があらゆる汚れて満ちている状態、表面を白く塗った墓のような状態を、忌み嫌われる。
『時に彼はわたしに言われた、「人の子よ、イスラエルの家の長老たちが暗い所で行う事、すなわちおのおのその偶像の室で行う事を見るか。彼らは言う、『主はわれわれを見られない。主はこの地を捨てられた』と」。』(エゼキエル書8:12)
このように、主は自分達を見ない、と豪語する事は、主が無力である事を暗に宣言する事であり、主への冒涜である。

『そして彼はわたしを連れて主の家の北の門の入口に行った。見よ、そこに女たちがすわって、タンムズのために泣いていた。』(エゼキエル書8:14)
ここでは女が偶像の神のために泣いているが、自分の好む事のために泣くことはしても、主のためには心動かされず泣きもしない事は霊的な姦淫である。

『彼はまたわたしを連れて、主の家の内庭にはいった。見よ、主の宮の入口に、廊と祭壇との間に二十五人ばかりの人が、主の宮にその背中を向け、顔を東に向け、東に向かって太陽を拝んでいた。』(エゼキエル書8:16)
太陽は恩恵をもたらすものであるが、それを創られた主には背をそむけ、自分に恩恵をもたらすものに拝する事も、主の忌み嫌われる偶像礼拝である。

十戒の中で一番最初に示された、最も重要な戒めは、次のものであった。「あなたはわたしのほかに、なにものをも神としてはならない。」
主を憤らせるのではなく、妬ませるのではなく、主を第一とし、主に愛される私達でありますように!

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