メッセージ - どの土地となるか(マタイ13:1-23)

どの土地となるか(マタイ13:1-23)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2013-2-10 20:33

どの土地となるか(マタイ13:1-23)
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群衆がイエス様の所に大勢押しかけたので、イエス様は舟に乗り、岸にいる群衆に向かって口を開かれた。
群衆は、世の隠された秘密を解き明かすような話や、心打つ感動物語を期待していたかもしれないが、イエス様の口から出たのは、あまりに短く平坦でオチも無い話、種蒔きの話であった。(マタイ13:3-9)
多くの人が、イエス様の話は大した事ないな、噂ほどではなかったな、と思った事だろう。ところが、この種まきのたとえは、多くの預言者や義人達が聞きたいと切に願って来た、天の御国の奥義だったのである。
多くの群衆はそのたとえの真意を知る事無く帰っていったが、弟子たちはイエス様の所に来て、聞いたので、そのたとえの真意を教えていただく事ができた。
天の御国の奥義を知る事がゆるされている人とは、弟子達のようにイエス様の所に「来て」「聞く」人である。
イエス様に聞かぬは、永遠の恥。イエス様に求める姿勢、探す姿勢、叩く姿勢を持っている人は、さらに与えられて豊かになり、それらを持たない人は、持っているものまでも取り上げられてしまう。

 「だから、種を蒔く人のたとえを聞きなさい。だれでも御国の言葉を聞いて悟らなければ、悪い者が来て、心の中に蒔かれたものを奪い取る。道端に蒔かれたものとは、こういう人である。」(マタイ13:18-19)
イエス様が語られた「種」は御言葉で、それが蒔かれる土地は人をあらわし、そして人には四タイプある。
第一のタイプの人は、「道端」の人。道端は色々な人や獣が来ては過ぎ去り、地面は踏み固められている。
こういう人は、世の人やテレビ、ラジオ、ネットなど、世の情報の往来を見聞きしては思い巡らし、御国の言葉さえも膨大な情報の一つとして、心に植える事なく、聞いてもすぐにサタンがそれを持ち去ってしまう。
テレビやラジオ、インターネットなどの内容は良く覚えていても、語られた御言葉はさっぱり覚えていない、となると、道端の人となっている自分に気づくべきである。
アブラハムが礼拝の捧げ物に群がるハゲタカを追い払ったように、自分という土地は、余計な者の往来を規制し、つとめて余計な情報は入れず、霊的に必要な御言葉を受け入れる土壌を耕すべきである。
第二のタイプの人は、「岩地」の人。表面上は土があるので、種がよく育つだろうと思われがちで、事実、御言葉を聞くとすぐに喜んで受け入れるが、内面は固い岩がごろごろしていて、根を深く張る事が出来ない。
表面上は敬虔そうでも内面は頑なで、御言葉が張るのを頑として受け入れず、自分の心を貫く人である。
例えば、「互いに愛し合いなさい」という御言葉を喜んで聞きはしても、「あの人だけは絶対イヤ」と頑なに自分を貫く時、自分の中に存在する岩を取り扱う必要がある。努めて自らを清くに保ち、内側から主に喜ばれないものを取り除こうとする人に、主は石の心を取り除き、肉の心を与えて下さるが、忌み嫌われるべき心を自分の心として歩む者には、自分の行ないを自分の頭上に返されてしまう。(エゼキエル11:18-21)
第三のタイプの人は、「茨の地」の人。道端のような往来は無く、土の下に岩も無いが、「世の煩い」や「富の誘惑」といった「茨」を自分の中から生えさせ、それによって、御言葉のいのちを窒息させてしまうのだ。
御言葉を読んでも「将来どうなるだろう」「住宅ローンどうしよう」などと言った思い煩いで御言葉を上塗りする傾向のある人は、「茨」に養分を与え育てていると知るべきである。思い煩いは茨の冠となってイエス様の頭を刺し、あくまで茨を生えさせ続けるとやがて呪われ、ついには焼かれてしまう。(ヘブル6:7-8)
苦い根を出させないコツは、よく監督する事(ヘブル12:15)。思いをよく監督し、煩いを膨らませて茨に養分をやる事を止め、御言葉にこそ思い巡らし、御言葉のいのちにこそ水と養分を与え、育てるべきである。
第四のタイプの人は、「良い地」の人。その人は、世の情報の往来は規制され、頑なな心の岩も取り除かれ、茨もしっかり監督して規制され、主に耕された人であり、御言葉のために自らを耕す人である。
そういう人は、御言葉を喜んで受け入れ、芽を出し葉を茂らせ、花を咲かせ、豊かに命の実りをもたらす。
イサクは百倍の収穫を実らせたが、それは彼がアブラハムによって主に自らを捧げ、ペリシテ人に井戸を奪われてもそれを与える、自らをよく耕す人であったからだ。彼はアブラハムに捧げられ、「鍬(くわ)を当てられる経験」を通し、また、ペリシテ人という鍬をも通して、よく耕されたが故に、豊かな実りを見せたのだ。

多くの実を結ぶため、皆さんの土地からは悪しき者達の往来は規制し、内面にある頑なな岩は取り除き、よく監督して「思い煩い」という茨に栄養をやる事なく、主から耕される事をいとわず、よく耕された土地として、多くのいのちの実を結ぶ皆さんでありますように!イエス様の名前によって祝福します!

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