• カテゴリ レビ記 の最新配信
  • RSS
  • RDF
  • ATOM

メッセージ - 聖なる物にあずかれる人(レビ記22:1-16)

聖なる物にあずかれる人(レビ記22:1-16)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » レビ記
執筆 : 
pastor 2013-6-22 22:07

礼拝説教メッセージ音声:聖なる物にあずかれる人(レビ記22:1-16):右クリックで保存

21章では、祭司たる者がいかに「汚れを受けぬよう」歩むべきかが記されていた。
22章では、万一汚れを受けてしまった場合、いかに聖なるものを「汚さぬよう」努めるべきかが記されてある。
『「アロンとその子たちに告げて、イスラエルの人々の聖なる物、すなわち、彼らがわたしにささげる物をみだりに用いて、わたしの聖なる名を汚さないようにさせなさい。わたしは主である。』(レビ記22:2)

イスラエルの人々の聖なる物、それはすなわち、神の民イスラエルが主に捧げる、動物や穀物などの「いけにえ」であり、それは文字通り「聖なるもの」である。
祭司はその中から取り分があるが、だからと言って、祭司であるなら無条件にそれを受けられるわけではない。
祭司が「汚れを受けている状態」では、それにあずかれないのだ。

もし、主が聖とされたものを軽んじたり、汚したりする者がいるなら、主は次のように言われている。
『あなたがたの代々の子孫のうち、だれでも、イスラエルの人々が主にささげる聖なる物に、汚れた身をもって近づく者があれば、その人はわたしの前から断たれるであろう。わたしは主である。』(レビ記22:3)
『彼らがこれを汚し、これがために、罪を獲て死ぬことのないためである。わたしは彼らを聖別する主である。』(レビ記22:9)
つまり、主が聖とされた捧げ物を、汚したり軽んじたりする者は、絶たれたり、死んだりするのである。

私達キリスト者も、ふさわしくないままで「主の晩餐」にあずかってはならない事が、1コリント11章に記されている。
コリントのある聖徒が、主の聖徒たちのために、と、捧げてくれた食事や飲み物を、ある人達が我先にと飲み食いして、その人は満腹して酔っているのに、別の人は空腹のまま捨て置かれている、そのようなコリントの状況を、パウロは叱責している。
そのように、主への尊い捧げ物を、欲をもった手を伸ばして飲み食いし、そうして主の身体を軽んじると、どうなるか。
弱い者や病人、死ぬ者さえ出るのである。
『だから、ふさわしくないままでパンを食し主の杯を飲む者は、主のからだと血とを犯すのである。だれでもまず自分を吟味し、それからパンを食べ杯を飲むべきである。主のからだをわきまえないで飲み食いする者は、その飲み食いによって自分にさばきを招くからである。あなたがたの中に、弱い者や病人が大ぜいおり、また眠った者も少なくないのは、そのためである。』(1コリント11:27-30)
それ故、主へ捧げられた聖なるものは、いかに菓子折り一つたりとも、肉欲の汚れた手を伸ばして汚してはならない。

『すべて一般の人は聖なる物を食べてはならない。祭司の同居人や雇人も聖なる物を食べてはならない。』(レビ記22:10)
10節以降は、聖なるものを共に食してよい人・してはならぬ人の区別が、記されている。
『しかし、祭司が金をもって人を買った時は、その者はこれを食べることができる。またその家に生れた者も祭司の食物を食べることができる。』(レビ記22:11)
金を払って祭司の所有とされた「奴隷」は、祭司の食卓にあずかる事が出来る。つまり、祭司に「贖われた人」は、聖なる食卓を食べて良いのだ。
ここに、まことの大祭司キリストによる贖いの法則を見る事が出来る。
キリストの血の代価によって贖われ、神の所有とされた者は、天の聖なる食卓に、共に与ることができるのだ。

『もし祭司の娘が一般の人にとついだならば、彼女は聖なる供え物を食べてはならない。もし祭司の娘が、寡婦となり、または出されて、子供もなく、その父の家に帰り、娘の時のようであれば、その父の食物を食べることができる。ただし、一般の人は、すべてこれを食べてはならない。』(レビ記22:12-13)
祭司の娘が一般の人に嫁いだのであれば、その主人と一体となるため、もはや祭司の民族ではないとされる。
しかし、その夫が死んだり、あるいは離婚されるなりして祭司の家に戻ってくるなら、再びその食卓にあずかる事が出来る。

この事も、私達キリスト者に当てはめる事が出来る。
すなわち、キリストにつく者であった人が、世に嫁ぐなら、聖なる食卓には預かれない。
しかし、放蕩息子のように、悔い改めて戻ってくるなら、再び父の家のごちそうにあずかる事が出来るようになる。

『もし人があやまって聖なる物を食べるならば、それにその五分の一を加え、聖なる物としてこれを祭司に渡さなければならない。祭司はイスラエルの人々が、主にささげる聖なる物を汚してはならない。人々が聖なる物を食べて、その罪のとがを負わないようにさせなければならない。わたしは彼らを聖別する主である』」。』(レビ記22:14-16)
聖なるものは、それが食べることを許されている「祭司に属する人」以外は、食べてはならない。
聖なるものを、祭司でない者が食べた場合、その人は、聖なる者とされるのではない。罪のとがを負い、その償いをしなくてはならないのだ。
このように、聖なる食卓にあずかれる人と、あずかってはならない人との区別は、すべきである。

トラックバック

トラックバックpingアドレス トラックバックpin送信先urlを取得する
メインメニュー
礼拝ライブ中継

礼拝ライブ中継!

礼拝ライブ中継!

過去の礼拝映像も視聴できます

メッセージ
このページを紹介!

 
 
 
礼拝週報
メッセージ音声
携帯メールで毎日メッセージを購読!無料!

以下コードを読み込み、空メールを送信すれば登録できます。

パソコン/ウィルコム/スマートフォンで受信:以下にメールアドレスを入力下さい。

メルマガ購読・解除
日々のバイブルメッセージ
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ
Podcast

以下画像をitunesへドラッグすれば、更新が自動的にPodcast配信されるようになります。

※2020/1/1より以前に登録された方は、再度、以下Podcast画像をitunesへドラッグする必要があります。

 主日礼拝ポッドキャスト

定期祈祷会ポッドキャスト

その他音声 ポッドキャスト

検索
Copyright ©Yokohama Voice of Christ Church 横浜天声キリスト教会
All Rights Reserved.
 〒231-0058 神奈川県横浜市中区弥生町2-17 ストークタワー大通公園?-201
TEL/FAX:045-326-6211

ephes_03-tensei@ yahoo.co.jp
© 2022 Powered by XOOPS Cube 2.1
Welcome Guest