メッセージ - 第二神殿の栄光(エズラ記6:13-22)
礼拝説教メッセージ音声(音声のみ)
第二神殿の栄光(エズラ記6:13-22):右クリックで保存
【概要】
エズラ記6章13節から22節における神殿再建の物語を通して、神の御言葉の確実な成就と、信仰に基づく従順の重要性を学びます。
【聖書箇所】
エズラ記6章13節から22節
【励ましの言葉】
神の御言葉は決してむなしく地に落ちることはありません。どんな困難があっても、神の計画は必ず成就します。
【戒めの言葉】
神の訪れを知らずに拒むことは、神の祝福を失うことにつながります。私たちは常に神の御言葉に従順であるべきです。
【勧めの言葉】
私たち一人ひとりが神の宮であり、イエス・キリストを心に迎え入れ、従順に歩むことが求められています。
【***詳細***】
エズラ記6章13節から22節は、ダリオス王の命令により、ユダヤ人たちが神殿を再建する様子を描いています。彼らは多くの妨害を乗り越え、預言者ハガイとゼカリヤの言葉に励まされて神殿を完成させました。この神殿の完成は、ダリオス王の治世の第6年、アダルの月の3日でした。
神殿の再建は、イスラエルの人々にとって70年越しの念願でした。多くの妨害がありましたが、神の御言葉は決してむなしく地に落ちることはありません。神の言葉は、雨が地を潤し、植物を育てるように、必ず成就します。
この箇所では、川向こうの総督タテナイやシェタルボズナイが神殿の建設を妨害していましたが、最終的には彼らも神殿の建設を手伝わざるを得なくなりました。これは、ダリオス王が神殿の建設を命じたからです。神の御業が行われるとき、どんな妨害があっても、神の御心が成就することを示しています。
神殿の完成後、イスラエルの人々は大いに喜び、神殿の奉献式を行いました。彼らは牛100頭、お羊200頭、子羊400頭を捧げ、イスラエルの部族の数に従って親子12頭を罪のための生贄として捧げました。彼らはまた、エルサレムでの神への奉仕のために、祭司とレビ人を任命しました。
この第二神殿は、ソロモンが建てた第一神殿に比べて見劣りするものでしたが、神は預言者ハガイを通して「この宮のこれから後の栄光は、先の者より勝ろう」と語られました。これは、神が求めるのは生贄の数ではなく、御言葉に従う心であることを示しています。
イエス・キリストがこの第二神殿を訪れたことにより、その栄光はさらに増しました。私たちも神の宮であり、イエス・キリストを心に迎え入れることで、神の栄光を表すことができます。
しかし、エルサレムの人々はイエス・キリストを拒否し、その結果、神殿はローマ軍によって破壊されました。これは、神の訪れを知らずに拒むことの危険性を示しています。
私たちは、神の御言葉に従順であり続け、イエス・キリストを心に迎え入れることが求められています。そうすることで、私たちは神の祝福を受け、永遠の命に至る道を歩むことができます。
【結論】
神の御言葉は必ず成就し、私たちはその御言葉に従順であることが求められています。イエス・キリストを心に迎え入れ、神の宮としての役割を果たすことで、私たちは神の栄光を表すことができます。常に神の御言葉に耳を傾け、従順に歩むことを心がけましょう。