メッセージ - イスラエルを立ち直らせた、一人の一般人の提案(エズラ記10:1-5)
礼拝説教メッセージ音声(音声のみ)
イスラエルを立ち直らせた、一人の一般人の提案(エズラ記10:1-5):右クリックで保存
【概要】
エズラ記10章1節から5節を通して、イスラエルの民が神に対する不信の罪を悔い改め、主の命令に従って穢れを取り除く決意をする様子を学びます。
【聖書箇所】
エズラ記10章1節から5節
【悔い改めの促しの言葉】
イスラエルの民は、異邦人の妻をめとったことを悔い改め、主の命令に従ってそれを追い出す決意をしました。私たちも自分の中の罪を認識し、主に立ち返ることが求められています。
【励ましの言葉】
一般人であったシェカネヤの提言がエズラを動かし、イスラエル全体を救いへと導きました。私たちも主に従うことで、周囲に良い影響を与えることができます。
【***詳細***】
エズラ記10章1節から5節では、エズラが神の宮の前でひれ伏し、涙ながらに祈って告白している場面が描かれています。この時、イスラエルの内から多くの人々が集まり、共に激しく涙を流しました。彼らは異邦人の妻をめとったことを悔い改め、主の命令に従ってそれを追い出す決意をしました。
エズラの祈りに応じて、エラムの子孫の一人であるシェカネヤが立ち上がり、エズラに提言しました。「私たちは私たちの神に対して不信の罪を犯しましたが、イスラエルには今なお望みがあります。私たちは神に契約を結び、主の勧告に従って、これらの妻たちとその子供たちを追い出しましょう。」と。
この提言により、エズラは立ち上がり、サイシやレビビト、全イスラエルの司たちにこのことを実行するように誓わせました。一般人であったシェカネヤの提言が、エズラを動かし、イスラエル全体を救いへと導いたのです。
私たちも、自分の中の罪を認識し、主に立ち返ることが求められています。自分の血肉や身内よりも、主の方を優先させるべきです。イエス様は、「私よりも自分の父や母、兄弟を優先させる者は私の弟子になることはできません。」とおっしゃいました(ルカの福音書14章25節から)。
私たちが主に従うことは、時に痛みを伴うことがありますが、それは後に甘くなります。御言葉に従うことは、ある人たちにとっては甘いのです。御言葉は肉にとっては苦いですが、霊にとっては甘いのです。
私たちは主にとついだ者です。イエス様が右に行きなさいと言われれば、たとえ心の中で左に行きたくても右に行くべきです。そうするのであれば、主はますます私たちを慕い、祝福で満たしてくださいます。
【結論】
エズラ記10章1節から5節を通して、私たちは自分の中の罪を認識し、主に立ち返ることの重要性を学びます。一般人であったシェカネヤの提言がイスラエル全体を救いへと導いたように、私たちも主に従うことで周囲に良い影響を与えることができます。主に従うことは時に痛みを伴いますが、それは後に甘くなり、私たちの人生を豊かにします。