メッセージ - 栄光の家系の女達 - マリヤ2 インマヌエル(マタイ1:18-23)

栄光の家系の女達 - マリヤ2 インマヌエル(マタイ1:18-23)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2013-12-8 18:17

栄光の家系の女達 - マリヤ2 インマヌエル(マタイ1:18-23)
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『「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)』(マタイ1:23)
マリヤのように男を知らぬ女が身籠る事、人間由来の何かによらずいのちが宿る事は、現実的にはありえないが、キリストはむしろ、処女のような性質の人、「思いが汚されていない人」にこそ、宿る。(2コリ11:2-3)
そして、処女がみごもる事は、「神が私達と共におられる事」(インマヌエル)のしるしである。
インマヌエル。それは、マリヤの時代よりもはるか昔、預言者イザヤによって示された。
当時、不信仰な王アハズは、主から「しるしを求めよ」と言われたのに、「私は主にしるしを求めません」と言ったため、主は彼の主に期待しない心を怒って言われた。『主はみずから一つのしるしをあなたがたに与えられる。見よ、おとめがみごもって男の子を産む。その名はインマヌエルととなえられる。』(イザヤ7:14)
人間が不信仰である故、主みずから降りて来られ、人が思ってもいない「しるし」を与えて下さったが、実は、イザヤの時代よりもっと前、人がエデンの園で堕落した時から「処女がみごもる」事は既に預言されていた。
エバが蛇にそそのかされ、禁じられていた実を食べてしまった時、神は蛇に「お前と女、お前の子孫と女の子孫の間にわたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕きお前は彼のかかとを砕く。」と言われた。
この「子孫」はヘブライ語でゼラ、「子孫、子」の他に「種」の意味もある。
「種」は父系をあらわす用語で、女には「種」は無く、女は男から「種」を受けなくては子は生まれない。
つまり、この「女の種」という、一見相反する言葉は、処女がみごもる事を意味している。

「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」(マタイ1:20)
マリヤは、人間の男の種によらず、聖霊によって、超自然的にイエス・キリストのいのちを宿した。
実は私達も、マリヤのように、聖霊によってキリストのいのちを宿す事が出来る。
それは、マリヤが「お言葉どおりこの身になりますように」と言って御言葉を受け入れたように、私達も、御言葉(ロゴス)という「種」を信仰によって受け入れ、私達の内に植え付ける事によって。
『言は自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。この人々は血によってではなく、肉の欲によってではなく、人の欲によってでもなく、神によって生まれたのである。』(ヨハネ1:12)
聖霊によるのでなければ、誰も、イエスを主とはしない。そして、聖霊の促しによって御言葉を受け入れ、信じた人々は、神の子になるという、驚くべき、超自然的な作用が、私達に起こる。
マリヤは実際にその事を体験し、「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救主なる神をたたえます。この卑しい女をさえ、心にかけてくださいました。今からのち代々の人々は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、力ある方が、わたしに大きな事をしてくださったからです。」(ルカ1:46-49)と言って、喜びに喜んだ。
私達も、マリヤのこの喜びと同じ喜びを味わえる。なぜなら、御言葉であるキリストを信じる事によって、マリヤと同等の事、キリストを宿す事が、私達の身に起きるのだから!

『インマヌエルよ、その広げた翼はあまねく、あなたの国に満ちわたる。』(イザヤ8:8)
海が水で満ちているように、主の霊は全地に満ちており、主の愛とあわれみは溢れている。
預言者イザヤの時代、不信仰なイスラエルに、強大な敵国アッシリアが押し寄せて来たが、それでもインマヌエルなる主は、翼を広げ、イスラエルを覆っておられた。これは、創世記1:2の、「地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてを”おおって”いた」時と、同じ状況である。
ここの「おおう(ラゥカフ)」の語は、親鳥が卵の上を覆ったり、鷲が雛の上を舞いかけたりする様を意味する。
光が創られる前の、暗闇と混沌の時、めんどりが雛を翼でかくまうように、神の霊は既に全地を覆っていた。
同じように主は、私達が暗闇で混沌状態だった時から、私達を愛の御翼によって覆っておられたのだ。
この、暗闇と混沌に満ちた「世界」という器に、ある時、ひとつの「種」が降りて来た。
それは、言葉であり、光であり、いのちなるキリストである。このキリストを信仰によって受け入れた人には、インマヌエルが実現する。すなわち、いつまでも主は共におられ、主とひとつとなる恵みにあずかるのだ。

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