メッセージ - 偽預言者の見分け方(申命記18:20-22)

偽預言者の見分け方(申命記18:20-22)

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執筆 : 
pastor 2014-2-25 21:53

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『預言者が、わたしが語れと命じないことを、わたしの名によってほしいままに語り、あるいは他の神々の名によって語るならば、その預言者は殺さなければならない。』(申命記18:20)
私達は、偽預言者には気をつけなければならない。
異教の神々の名によって預言する者もいれば、まことの神である「主(エホバ)」の名を用いて偽の預言をするも、そして、主イエスの名を用いて偽の預言をする者もいる。
一体、本物の預言者と偽預言者とは、どのように見分ければよいか。

預言者を見分ける第一の鍵は、その預言がちゃんと成就するか、しないか、である。
『あなたは心のうちに『われわれは、その言葉が「主(エホバ)」の言われたものでないと、どうして知り得ようか』と言うであろう。もし預言者があって、「主(エホバ)」の名によって語っても、その言葉が成就せず、またその事が起らない時は、それは「主(エホバ)」が語られた言葉ではなく、その預言者がほしいままに語ったのである。その預言者を恐れるに及ばない。』(申命記18:21-22)
「この事が起こる」と預言しておきながら、それが起こらないような”預言”を頻発させる者は、レベルの低い偽預言者であり、その者を恐れる事はない。

しかし、偽預言者や異教の預言者の中でも、しるしや奇跡を示して、それを実現させる者もある。
終わりの時代には、にせキリストたちや、にせ預言者たちが起って、大いなるしるしと奇跡とを行い、できれば、選民をも惑わそうとする。(マタイ24章)
そういった場合は、どのように見分ければよいか。

偽預言者を見分けるもう一つの鍵は、その預言者が「イエス様をあかしするかどうか」、である。
『愛する者たちよ。すべての霊を信じることはしないで、それらの霊が神から出たものであるかどうか、ためしなさい。多くのにせ預言者が世に出てきているからである。あなたがたは、こうして神の霊を知るのである。すなわち、イエス・キリストが肉体をとってこられたことを告白する霊は、すべて神から出ているものであり、イエスを告白しない霊は、すべて神から出ているものではない。これは、反キリストの霊である。あなたがたは、それが来るとかねて聞いていたが、今やすでに世にきている。』(1ヨハネ4:1-3)

使徒ヨハネは、霊は何でもかんでも信じる事をせず、「ためしなさい」と勧めている。
ある人が、イエス様の名前は乱発するけれど、どうも、イエス様の品性とはかけ離れているような、何かおかしい、と感じたなら、その人に聞くと良い。
あなたが言っているイエス様は、どんな方ですか、と。

もし、それを聞かれてあたふたしたり、曖昧な事を答えたりするなら、その人の内のイエス様が曖昧だ、という事である。
もしその人が、イエス様が「肉体をとってこられた事」を告白しないなら、すなわち、使徒信条にあるように、イエス様が人として来られ、十字架につけられ、死んで三日後に復活し、昇天し、全能の父なる神の右に座され、生きている人と死んだ人とを裁かれるお方である、という、イエス様のご性質と品性が一切無いようなら、その人からは離れたほうが良い。

預言者は、その人自身を証するのではなく、イエス様を証しするものである。
『そこで、わたしは彼の足もとにひれ伏して、彼を拝そうとした。すると、彼は言った、「そのようなことをしてはいけない。わたしは、あなたと同じ僕仲間であり、またイエスのあかしびとであるあなたの兄弟たちと同じ僕仲間である。ただ神だけを拝しなさい。イエスのあかしは、すなわち預言の霊である」。』(黙示録19:10)
あの、使徒ヨハネでさえひれ伏そうとした御使でさえも、「自分はあなたと同じ僕仲間である」「自分ではなく神を拝みなさい」と告白したのだ。
ましてや、イエス様より自分が高められて喜ぶような偽預言者に、一体何の分があるだろうか。
預言の霊は、イエスのあかしであって、決して、預言者本人を栄光化するようなものではないのだ。

また、預言者を見極めるもう一つの鍵は、その預言者に「秩序」があるかどうかである。
『預言者の霊は預言者に服従するものである。神は無秩序の神ではなく、平和の神である。』(1コリント14:32-33)
預言者の霊は、預言者に服従するものであって、決して、その人の意志を乗っ取って、見境なく無秩序にさせるものではない。
もし、ある預言者が介入した事によって、そこの礼拝の秩序を乱したり、兄弟姉妹の交わりを混乱させるようなら、疑ったほうが良い。
神は無秩序の神ではなく、平和の神なのだ。

一体、偽預言者たちは、何を好きこのんで、偽預言をするのか。
それは、実につまらないもののためである。
『人の子よ、心のままに預言するあなたの民の娘たちに対して、あなたの顔を向け、彼らに向かって預言して、言え、主なる神はこう言われる、手の節々に占いひもを縫いつけ、もろもろの大きさの人の頭に、かぶり物を作りかぶせて、魂をかり取ろうとする女はわざわいだ。あなたがたは、わが民の魂をかり取って、あなたがたの利益のために、他の魂を生かしおこうとするのか。
あなたがたは少しばかりの大麦のため、少しばかりのパンのために、わが民のうちに、わたしを汚し、かの偽りを聞きいれるわが民に偽りを述べて、死んではならない者を死なせ、生きていてはならない者を生かす。』(エゼキエル13:17-19)

彼らは、少しばかりのパンを得るために、または、二束三文の名誉欲のために、主の御名を用いて、人の人生を左右するような言葉を言おうとするのだ。
自分は普通と違う能力を持っているぞ、と、霊的に見られたいがために、あるいは、霊的指導者として人々を思うまま支配したり、あがめられたりしたいがために、そのようにしているのだ。

偽預言者の報いは、死である。
『預言者が、わたしが語れと命じないことを、わたしの名によってほしいままに語り、あるいは他の神々の名によって語るならば、その預言者は殺さなければならない。』(申命記18:20)

そして、偽預言者の霊の、行き着く先は、永遠の火による苦しみの場所、ゲヘナである。
『そして、彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄との池に投げ込まれた。そこには、獣もにせ預言者もいて、彼らは世々限りなく日夜、苦しめられるのである。』(黙示録20:10)
主の御名をみだりに用いて、主の栄光を横取りし、人の人生を身勝手に介入したり、ほしいままに操ったりしようとする者へのさばきは、非常に大きいのだ。

私達は、しっかり真理を見極め、騙されることなく、まっすぐに真理を歩んで行きたい。

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