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メッセージ - いつでも敗者復活のある恵み(申命記30:1-10)

いつでも敗者復活のある恵み(申命記30:1-10)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 申命記
執筆 : 
pastor 2014-4-18 20:37

礼拝説教メッセージ音声:いつでも敗者復活のある恵み(申命記30:1-10):右クリックで保存

29章では、御声に聞き従わず、御言葉を守り行わない者達が受ける呪いが、示されていた。
物を手から放したら床に落ちるよに、そのような者が呪いを受けるのは、法則である。
そして同時に、御声に聞き従い御言葉を守り行う人には、幸いな祝福が与えられる事もまた法則である。
幸いな事に、一度不従順によって呪いに陥ってしまった人であっても、悔い改めて立ち返るなら、再び幸いが与えられるというのも、また、法則である。

『わたしがあなたがたの前に述べたこのもろもろの祝福と、のろいの事があなたに臨み、あなたがあなたの神、主に追いやられたもろもろの国民のなかでこの事を心に考えて、あなたもあなたの子供も共にあなたの神、主に立ち帰り、わたしが、きょう、命じるすべてのことにおいて、心をつくし、精神をつくして、主の声に聞き従うならば、あなたの神、主はあなたを再び栄えさせ、あなたをあわれみ、あなたの神、主はあなたを散らされた国々から再び集められるであろう。』(申命記30:1-3)
ひと度罪を犯し主に反逆したら、もう未来永劫赦されない、敗者復活は無し、というものではない。
主は、人がいかに御言葉に反逆しても、立ち返って悔い改めるなら、再び憐れんで下さり、御言葉を守り行う者としての祝福を返してくださるのだ。

『たといあなたが天のはてに追いやられても、あなたの神、主はそこからあなたを集め、そこからあなたを連れ帰られるであろう。あなたの神、主はあなたの先祖が所有した地にあなたを帰らせ、あなたはそれを所有するに至るであろう。主はまたあなたを栄えさせ、数を増して先祖たちよりも多くされるであろう。』(申命記30:4-5)
自分の罪の故に、どんなに遠く最果ての地に追いやられたとしても、また、どんなに時間が経っていたとしても、万軍の主が熱心をもって憐れみを成し遂げて下さる。(イザヤ37:22)
その事は、現在のイスラエルを見れば、主は本当にそうして下さるお方である事が理解できる。

現在存続しているイスラエルは、およそ2000年前、ローマ帝国に攻撃を受け、そこの人々は、世界各地に散り散りにされてしまい、イスラエルという国家は、事実上、消滅したはずなのに、なんと、およそ2000年の時を経て、再びその土地に、イスラエルという国が復活したのだ。
そのような驚くべき国は、未だかつて無かった。
まさに、永遠なる神、万軍の主ががおられ、熱心をもってその事を成し遂げた、としか、言いようが無い。
その事を為して下さった真実な神は、今まさに生きておられ、なんと、この私達に関わって下さり、イエスキリストを信じる信仰を通して、神の民としての幸いと祝福の人生へと導いて下さるとは、なんという幸い、なんという恵みだろうか。

『そしてあなたの神、主はあなたの心とあなたの子孫の心に割礼を施し、あなたをして、心をつくし、精神をつくしてあなたの神、主を愛させ、こうしてあなたに命を得させられるであろう。』(申命記30:6)
割礼とは、ユダヤ人のしるしとして生後8日目に男子の包皮の肉を削ぎ落とす事であるが、そのような肉体的な割礼よりも、むしろ心の割礼のほうが重要であり、それはユダヤ人だけでなく、現代を生きる私達にも必要な事である。
『というのは、外見上のユダヤ人がユダヤ人ではなく、また、外見上の肉における割礼が割礼でもない。かえって、隠れたユダヤ人がユダヤ人であり、また、文字によらず霊による心の割礼こそ割礼であって、そのほまれは人からではなく、神から来るのである。』(ローマ2:28-29)

私達には、心の割礼こそ必要である。
というのは、心に罪や肉の覆いがかかっているなら、神の国の事柄がさっぱり理解出来ないため、聖徒たちが交わりの中で、御言葉に感動し、喜びを分かち合っていても、何が面白いのか、何をそんなに感動しているのか、さっぱり分からず、一人だけ恵みに入れずに、置いてけぼりをくらってしまうからだ。
だから、御言葉が理解できないとするなら、また、神の国の事柄が分からないとするなら、心の覆いが取りのけられるよう、主キリストに求めるべきである。
主キリストこそ、私達に、心の割礼を施して下さるお方である。

『あなたがたはまた、彼にあって、手によらない割礼、すなわち、キリストの割礼を受けて、肉のからだを脱ぎ捨てたのである。あなたがたはバプテスマを受けて彼と共に葬られ、同時に、彼を死人の中からよみがえらせた神の力を信じる信仰によって、彼と共によみがえらされたのである。
あなたがたは、先には罪の中にあり、かつ肉の割礼がないままで死んでいた者であるが、神は、あなたがたをキリストと共に生かし、わたしたちのいっさいの罪をゆるして下さった。神は、わたしたちを責めて不利におとしいれる証書を、その規定もろともぬり消し、これを取り除いて、十字架につけてしまわれた。そして、もろもろの支配と権威との武装を解除し、キリストにあって凱旋し、彼らをその行列に加えて、さらしものとされたのである。』(コロサイ2:11-15)

さて、イスラエルは確かに、奇跡的に国が再興しているが、以下のモーセの預言は、まだ完全に成就していない、と言える。
『あなたの神、主はまた、あなたを迫害する敵と、あなたを憎む者とに、このもろもろののろいをこうむらせられるであろう。しかし、あなたは再び主の声に聞き従い、わたしが、きょう、あなたに命じるすべての戒めを守るであろう。そうすればあなたの神、主はあなたのするすべてのことと、あなたの身から生れる者と、家畜の産むものと、地に産する物を豊かに与えて、あなたを栄えさせられるであろう。』(申命記30:7-8)

イスラエルは2014年現在、ここに記されている程に祝福されていないし、むしろ今、イスラエルを憎む国々に囲まれて危機的な状況にある。
それは、イエスをメシヤとして受け入れておらず、正当な信仰に立っていないからだ。
しかし、やがて、ここで示された預言が成就する時が来る。
『すなわち主はあなたの先祖たちを喜ばれたように再びあなたを喜んで、あなたを栄えさせられるであろう。これはあなたが、あなたの神、主の声に聞きしたがい、この律法の書にしるされた戒めと定めとを守り、心をつくし、精神をつくしてあなたの神、主に帰するからである。』(申命記30:9-10)

イスラエルがかたくなにされているのは、異邦人の救いの成就する時まで、であり、そうして後、全てイエスを主とする人は、イスラエルも、全世界の民族も、皆、救われるのである。(ローマ11章)
イスラエルは今、かたくなな心の故に、呪いを受けているが、彼らは私達にとって、霊的に、長男の国である。
長男が好き勝手にいたずらした所を、親に打ち叩かれ、懲らしめを受け、それを弟達が見ていて恐れおののき、正しく歩み、懲らしめを免れているかのように、イスラエルのかたくなさの故に、私達異邦人は、彼らにあって恩恵に預かっているのだ。
だから私達は、イスラエルが一日も早く、かたくなさを捨て去り、救われるよう執り成し祈るべきである。

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