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メッセージ - エシュルンは肥え太って足で蹴った(申命記32:10-18)

エシュルンは肥え太って足で蹴った(申命記32:10-18)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 申命記
執筆 : 
pastor 2014-4-30 22:26

礼拝説教メッセージ音声:エシュルンは肥え太って足で蹴った(申命記32:10-18):右クリックで保存

モーセが主から授かった歌の内容は、イスラエルの神が今までどんなに良くしてくださったか、それに引き換え、イスラエルの民は、どんなに恩知らずで、恩を仇で返してきたかを、表している。

『主はこれ(イスラエル)を荒野の地で見いだし、/獣のほえる荒れ地で会い、/これを巡り囲んでいたわり、/目のひとみのように守られた。わしがその巣のひなを呼び起し、/その子の上に舞いかけり、/その羽をひろげて彼らをのせ、/そのつばさの上にこれを負うように、主はただひとりで彼を導かれて、/ほかの神々はあずからなかった。』(申命記32:10-12)
わしは、ひな鳥がある程度成長したら、巣を揺り動かしてひな鳥を落とす。
落ちていくひな鳥は、羽をばたばたさせて、そうして飛ぶ訓練をさせるのだが、本当に危なくなったら、親鳥は子の上に舞いかけ、羽を広げてそれを乗せて、巣に運び、再び訓練させる。
そうして、子わしは飛ぶことを学んでいく。
同じように主も、イスラエルを、エジプトという巣を打って揺り動かし、荒野へと呼び出され、信仰によって歩む訓練をされた。
万軍の主の訓練は安全であり、あたかもひとみを大切に守るがごとくに、主は、イスラエルを巡り囲んでいたわって下さった。

主は、現代を生きる私達にも、同じように訓練される。
主は、私達がいた「世」という元々の住み家を揺り動かし、主の元へと召し出し、信仰にあって歩めるよう訓練させて下さった。
その間、主は私達を前から後ろから取り囲み、ひとみのように守って下さった。
そのように信仰によって私達が歩むなら、主は、あらゆる良きものを与え、地位を高くし、栄えさせてくださり、後には永遠のいのちへと導いて下さるのだ。
次のように記されているとおりである。
『主は彼に地の高き所を乗り通らせ、/田畑の産物を食わせ、/岩の中から蜜を吸わせ、/堅い岩から油を吸わせ、牛の凝乳、羊の乳、/小羊と雄羊の脂肪、/バシャンの牛と雄やぎ、/小麦の良い物を食わせられた。またあなたはぶどうのしるのあわ立つ酒を飲んだ。』(申命記32:13-14)

しかし主は、イスラエルがそのように何もかもがうまく行った時、今まで良くして下さった主を裏切る、と、言われる。
『しかるにエシュルンは肥え太って、足でけった。あなたは肥え太って、つややかになり、/自分を造った神を捨て、/救の岩を侮った。』(申命記32:15)
私達の中にも、そのような性質がある事を、忘れてはならない。
ダビデでさえ、何もかもがうまく行くようになった時、慢心が生じて失敗し、主の御前に罪を犯してしまった。

『彼らはほかの神々に仕えて、主のねたみを起し、/憎むべきおこないをもって主の怒りをひき起した。彼らは神でもない悪霊に犠牲をささげた。それは彼らがかつて知らなかった神々、/近ごろ出た新しい神々、/先祖たちの恐れることもしなかった者である。』(申命記32:16-17)
彼らは満ち足りた時、主の教えを乗り越え、もっと自分の好き勝手に、もっと自由奔放に生きようとたいがために、今まで彼らを守り、幸いへと導いて下さった主を裏切るのだ。

パウロも言っている。
『神の御前で、また、生きている人と死んだ人とをさばかれるキリスト・イエスの御前で、その現われとその御国を思って、私はおごそかに命じます。みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。というのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。』(2テモテ4:1-4)
今の時代も、主がどんなに良くして下さったかを覚えず、健全な御言葉の教えを捨て去り、自分に都合の良い事を言ってもらうために、先生を自分の所に呼び寄せて空想話にうつつを抜かしているクリスチャンは多い。
パウロは、そのような時代を見越して、「御言葉をのべ伝えなさい」という、実にシンプルかつ重要な命令を、おごそかに命じているのである。

『あなたは自分を生んだ岩を軽んじ、/自分を造った神を忘れた。』(申命記32:18)
モーセが死ぬ前に伝えたこの歌は、昔イスラエルに対して歌われた詩歌で、現代の自分には何も関係ない、と、思ってはならない。
この歌は、今の私達にこそ、関係あるのだ。

主は私達を世から召し出し、信仰にあって歩むように訓練をさせ、前から後ろから私達を取り囲んで、ひとみのように守って下さり、この地においては、あらゆる良きもので満たし、地位を高くし、栄えさせ、後には、永遠の御国へと導き入れんがために、今なお、私達を導いておられる。
それでいながら、私達には、主を捨てて自分勝手な道に行ってしまいたいという性質も、またある事を、日々、思い出すべきである。
そしてもし、今、主から離れて諸々の災いに遭っているとしたなら、この歌の内容を思い返し、速やかに主に立ち返るべきである。
地上での生活においては、主に信頼しつつ歩んで、ますます幸いと祝福を歩んでいく皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!

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