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メッセージ - 真の権威に従順だった遊女ラハブ(ヨシュア記2:1-7)

真の権威に従順だった遊女ラハブ(ヨシュア記2:1-7)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » ヨシュア記
執筆 : 
pastor 2014-5-26 18:35

礼拝説教メッセージ音声:真の権威に従順だった遊女ラハブ(ヨシュア記2:1-7):右クリックで保存

『ヌンの子ヨシュアは、シッテムから、ひそかにふたりの斥候をつかわして彼らに言った、「行って、その地、特にエリコを探りなさい」。』(2:1a)
ヨシュアは、もしかしたら恐れがあったために斥候を遣わしたのかもしれない。しかし、この敵情視察は、最終的にヨシュアに励ましと勇気をもたらした。
主は、恐れるギデオンにも、羊の毛のしるしや、ギデオンに対して恐れを抱いている敵を見させる事よって、勇気づけたように(士師記6,7章)、御心を求める人には、GOサインを示して下さる。
そして、主がそれを示して下さったからには、その道は是が非でも行くべきなのだ。
なぜならそれは主の御旨であり、行く先には勝利しか無いからである。

『彼らは行って、名をラハブという遊女の家にはいり、そこに泊まったが、エリコの王に、「イスラエルの人々のうちの数名の者が今夜この地を探るために、はいってきました」と言う者があったので、エリコの王は人をやってラハブに言った、「あなたの所にきて、あなたの家にはいった人々をここへ出しなさい。彼らはこの国のすべてを探るためにきたのです。」』(ヨシュア記2:1b-3)

このラハブという女性は、イエスキリストの系図に名を連ね、王族の家系の産みの母の一人として名を連ね(マタイ1:5-6)、新約聖書では、信仰の人として度々出ている。
一体なぜ、聖絶の対象であるカナン人の、しかも遊女という、およそ救いからは程遠いような彼女が、そのような栄光を受けたのだろうか。
それは、以下の彼女の行動によってである。
『しかし、女はすでにそのふたりの人を入れて彼らを隠していた。そして彼女は言った、「確かにその人々はわたしの所にきました。しかし、わたしはその人々がどこからきたのか知りませんでしたが、たそがれ時、門の閉じるころに、その人々は出て行きました。どこへ行ったのかわたしは知りません。急いであとを追いなさい。追いつけるでしょう」。その実、彼女はすでに彼らを連れて屋根にのぼり、屋上に並べてあった亜麻の茎の中に彼らを隠していたのである。』(ヨシュア記2:4-6)

彼女のこの行動を、ヤコブは、行いをともなった信仰の行動として、褒めている。
信仰の人といえばアブラハムであるが、ヤコブは、アブラハムに続いて、ラハブのこの行いを取り上げた。
『「アブラハムは神を信じた。それによって、彼は義と認められた」という聖書の言葉が成就し、そして、彼は「神の友」と唱えられたのである。これでわかるように、人が義とされるのは、行いによるのであって、信仰だけによるのではない。同じように、かの遊女ラハブでさえも、使者たちをもてなし、彼らを別な道から送り出した時、行いによって義とされたではないか。霊魂のないからだが死んだものであると同様に、行いのない信仰も死んだものなのである。』(ヤコブ2:23-26)

ある人は言う。彼女は嘘をついて自国の王を、裏切った、と。
しかし、彼女のこの行動は、そんな瑣末な善悪判断で計るレベルの問題ではない。
これは、救いと滅びの問題であり、神かサタンか、光か闇か、そのどちらに属すのか、という問題なのだ。

遊女である事を強いるような、搾取され続ける事を強いるような、また、聖なる事や命なる事をあざ笑い、阻害し、打ち壊すような、そのようなサタンに属する権威に対しては、断固として、敵対するべきである。
その場合、至高なる神を裏切った堕天使に「裏切り者」呼ばわりされる筋合いは無いし、偽りの父であるサタンに「嘘つき」呼ばわりされる筋合いは無いし、最も偉大な権威に不従順な者から「不従順」と言われる筋合いは、一切、無い。

『信仰によって、遊女ラハブは、探りにきた者たちをおだやかに迎えたので、不従順な者どもと一緒に滅びることはなかった。』(ヘブル11:31)
もしあなたが平社員なら、社長に不従順な課長と、社長と、どちらに従うべきだろう。その場合、最終的に勝つのは、もちろん、社長に従順な人である。
同じようにラハブは、全宇宙の”社長”である神を侮る”不従順な部署”であるエリコに敵対し、圧倒的高位である神の視察団を、エリコの王から守ったが故に、救いを得たのだ。

人は、この遊女ラハブのように、早かれ遅かれ究極の選択が迫られる時が来る。
不真実で不従順な世に対して、今までどおり”忠実に”属し続けるのか。
それとも、真実なる神への従順を選択するのか。

ピラトは、義なるお方・イエス様をかくまわず、かえって邪悪な者どもに引き渡した。
そのため彼は、キリスト教会が使徒信条を告白する度に、義なるお方を邪悪な者共に渡した”裏切り者”として、その名は朗読されている。
遊女ラハブは、義なる人達を、邪悪な者には引き渡さずに、かくまった結果、栄光の家系に名を連ねる栄誉を得た。
『サルモンはラハブによるボアズの父、ボアズはルツによるオベデの父、オベデはエッサイの父、エッサイはダビデ王の父であった。』(マタイ1:5-6)

『あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである。・・・まことに、おまえたちに告げます。おまえたちが、この最も小さい者たちのひとりにしなかったのは、わたしにしなかったのです。』(マタイ25:40、45)
遊女ラハブのように、不従順な世から脱却し、神に属する兄弟姉妹を大切にし、栄光の家系へと入る皆さんでありますように!
イエス様のお名前によって祝福します!

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