メッセージ - 主の栄光と賛美と御言葉で占拠せよ(ヨシュア記6:1-7)

主の栄光と賛美と御言葉で占拠せよ(ヨシュア記6:1-7)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » ヨシュア記
執筆 : 
pastor 2014-6-12 21:00

礼拝説教メッセージ音声:主の栄光と賛美と御言葉で占拠せよ(ヨシュア記6:1-7):右クリックで保存

『さてエリコは、イスラエルの人々のゆえに、かたく閉ざして、出入りするものがなかった。主はヨシュアに言われた、「見よ、わたしはエリコと、その王および大勇士を、あなたの手にわたしている。』(ヨシュア記6:1-2)

エリコは彼らに対し、固く城門を閉ざしているが、主は、そこを既に彼らの手に渡した、と言われる。
この時点、現実には、城壁は相変わらずそびえ立ち、その中ではエリコの王や大勇士達がイスラエルに徹底抗戦しようと、待ち構えている。
しかし、ヨシュアが御言葉の剣の前にひれ伏し、聞き従う姿勢を取った時、真理の面において、既にエリコは彼らのものとなっているのだ。
それを現実へと引き出すためには、主から伝授される攻略方法を、そのとおり信じて実践するだけなのだ。

主に言われた通りに信じて実践するならば、真理の面において既に得たものが、現実の面へと引き出されて行く。
それはちょうど、通帳に記されている残高の数字を信じて疑わず、銀行に行って、現金を下ろす「行動」に出る事によって、お金が実際に引き下ろされて、手元に入るのと同じように、御言葉に記されている真実を信じ、そこに記されている通りに行動するなら、望んでいる事柄が実体となって、自分の手元に引き下ろされるのだ。(ヘブル11:1)
しかし、40年前の不従順な世代のように、真実の面で既に得ている事を信じず、実践しないなら、それは他人のものとなってしまい、滅んでしまうのだ。

さて、主の軍の将から伝授されたエリコ攻略方法は、世の将軍や知者が見るには、あまりにナンセンスな方法だった。
『あなたがた、いくさびとはみな、町を巡って、町の周囲を一度回らなければならない。六日の間そのようにしなければならない。七人の祭司たちは、おのおの雄羊の角のラッパを携えて、箱に先立たなければならない。そして七日目には七度町を巡り、祭司たちはラッパを吹き鳴らさなければならない。そして祭司たちが雄羊の角を長く吹き鳴らし、そのラッパの音が、あなたがたに聞える時、民はみな大声に呼ばわり、叫ばなければならない。そうすれば、町の周囲の石がきは、くずれ落ち、民はみなただちに進んで、攻め上ることができる」。』(ヨシュア記6:3-5)

この情景を想像するなら、かなり奇妙な光景である。
60万の大軍勢が、城の周囲を黙々と一周する事を六日間行い、七日目は七回周り、祭司は雄羊の角笛を吹く。そうするなら、城壁は崩れる、というのだ。
人は何かと、具体的な手段を主に求めたがる。この位置に弓隊を、そこに伏兵を配置して、何時に戦いを仕掛けなさい、といった、手段の指示なら、人は従いやすいだろう。
しかし、主が示される霊的戦いの手段は、人の目に愚かに見える事が多いものだ。

霊における戦いは、剣や馬などの「血肉の力」によるのではなく、「小羊キリストの栄光」と「賛美」、「御言葉」と「神の約束」で、その場を占領するものだ。
祭司たちは「雄羊の」角笛を吹き鳴らすように命じられた。
雄羊はキリストを意味し、角は栄光をあらわす。すなわち祭司たちは、キリストの栄光を吹き鳴らし、キリストを誉めたたえ賛美するのである。
そして、彼らが担ぐ契約の箱に入っているのは「御言葉」であり、「神の約束」がいっぱい詰まったものである。

現代の私達の戦いも、自分の血肉の力によるのではなく、主権、力、この暗闇の世界の支配者に対するものであり(エペソ6:12)、それは「小羊キリストの栄光」と、「賛美」と、「御言葉」と、「神の約束」によってその場を占領するものである。
それをするなら、その場所を占拠している暗闇の力は、足場を失って出ていき、その場の霊的支配権は暗闇から光へと移り、そうなったら、現実世界もどんどん変わっていくのである。

ヨルダン川を渡る時、人々は、祭司が担ぐ契約の箱の後ろ二千キュビトの距離をあけなければならなかったが、今回は、雄羊の角笛を吹き鳴らす祭司も、戦士たちも、契約の箱の「前」を進み行くよう命じられた。
私達は、信仰にあって歩む時は、御言葉の後ろを正しい距離感をもって、歩調を合わせて歩むものだが、霊的戦いを仕掛ける時、すなわち、積極的に世に出ていき御言葉を伝える時は、私達が、御言葉と主の約束を担いで「前」を進み行き、小羊キリストの栄光と賛美を振り撒いて行くものである。
なぜなら、主は御言葉を人に委ねられ、宣教の愚かさによって、福音が世界に伝えられて行くよう委ねられたからだ。(1コリント1:21)
『宣べ伝える者がいなくては、どうして聞くことがあろうか。つかわされなくては、どうして宣べ伝えることがあろうか。「ああ、麗しいかな、良きおとずれを告げる者の足は」と書いてあるとおりである。』(ローマ10:14-15)

私達も日々、滅ぼすべきエリコがあり、崩さなければならない城壁が、打ち破らねばならない城門がある。
それらに対する戦いは、剣や弓など人間的な力によるものではない。主の約束を信じ、御言葉を担ぎ、小羊キリストの栄光を讃えて行くものである。
それも、一日や二日すれば良いというものではなく、完全数の七が満ちるまで、である。
いかに難攻不落と見える城壁でも、主の約束を信じつつ、御言葉を掲げて歩むなら、それらは、やがて崩れ落ちるのだ。

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