メッセージ - 敵を足の下に踏ませて下さる主(ヨシュア記10:16-27)

敵を足の下に踏ませて下さる主(ヨシュア記10:16-27)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » ヨシュア記
執筆 : 
pastor 2014-7-14 19:15

礼拝説教メッセージ音声:敵を足の下に踏ませて下さる主(ヨシュア記10:16-27):右クリックで保存

今回の戦いは、主ご自身が直接戦って下さり、敵の上に石を降らせて下さったばかりでなく、地球まで動かして、敵を追撃する事を助けて下さった。
敵にとってはさんざんな、味方にとってはまことに頼もしく喜ばしい戦いだったろう。

『かの五人の王たちは逃げて行って、マッケダのほら穴に隠れたが、五人の王たちがマッケダのほら穴にかくれているのが見つかったと、ヨシュアに告げる者があったので、ヨシュアは言った、「ほら穴の口に大石をころがし、そのそばに人を置いて、守らせなさい。ただし、あなたがたは、そこにとどまらないで、敵のあとを追い、そのしんがりを撃ち、彼らをその町にはいらせてはならない。あなたがたの神、主が彼らをあなたがたの手に渡されたからである」。』(ヨシュア記10:16-19)

この戦いは、敵の王将を討ち取れば、それで終わり、というものではない。
主の命令は、元々、この地の者達を聖絶し、邪悪な神々の像を破壊し尽くして、平定する事にある。
だからヨシュアは、その王達はそこに閉じ込めておき、他の皆で残りの敵を追撃するようにと命じたのだ。

この戦いの始まりは元々、偽って同盟を結んできたギブオン人が「襲われているので助けて欲しい」と嘆願して来たのが発端で、イスラエル人からすれば、なんでギブオン人なんかのために、という思いもあったかもしれない。
また、ギルアデからギブオンまでの、およそ35kmの道のりを、夜通し急行して戦い、しかも、太陽は一昼夜沈まず、その間もずっと戦っていたため、彼らには確かに疲れはあったかもしれないが、彼らは倒れる事は無かった。
何より、地球の動きを止めてしまう程の偉大な主が、自分達を助けて下さるためにそれを為して下さり、その主が味方となって戦って下さるとは、どれ程の栄誉、どれ程の幸いだろうか。
私達は、日々の主との歩みにおいて、そのような栄誉と幸いを、果たして感じているだろうか。

私達は、時に疲れを覚え、今為している事の働きの意味を見失ってしまうことがあるかもしれない。
「なんでこんな人のために、休まずに働かなくてはならないのか」と思える時も、あるかもしれない。
しかし、今働いている事が、神の国のための働きであり、着実に御霊の実を結び続けているのであるなら、たゆまずそれを続けるべきである。
『人はそれぞれ、自分自身の重荷を負うべきである。御言を教えてもらう人は、教える人と、すべて良いものを分け合いなさい。まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる。すなわち、自分の肉にまく者は、肉から滅びを刈り取り、霊にまく者は、霊から永遠のいのちを刈り取るであろう。
わたしたちは、善を行うことに、うみ疲れてはならない。たゆまないでいると、時が来れば刈り取るようになる。だから、機会のあるごとに、だれに対しても、とくに信仰の仲間に対して、善を行おうではないか。』(ガラテヤ6:5-10)

『ヨシュアとイスラエルの人々は、大いに彼らを撃ち殺し、ついに彼らを滅ぼしつくしたが、彼らのうちのがれて生き残った者どもは、堅固な町々に逃げこんだので、民はみな安らかにマッケダの陣営のヨシュアのもとに帰ってきたが、イスラエルの人々にむかって舌を鳴らす者はひとりもなかった。』(ヨシュア記10:20-21)
一体誰が想像しただろうか。
この広大な死海西岸地域を、わずか数日で、一気に平定してしまう事を。
もはやこの戦いは、当初の、ギブオン人を助けるという小さな枠組みを超え、主の偉大な御旨を一気に成就させるためのものであり、主の栄光が一気に広まるものとなった。

『かの五人の王たち、すなわち、エルサレムの王、ヘブロンの王、ヤルムテの王、ラキシの王、およびエグロンの王を、ほら穴から彼のもとにひき出した。この王たちをヨシュアのもとにひき出した時、ヨシュアはイスラエルのすべての人々を呼び寄せ、自分と共に行ったいくさびとの長たちに言った、「近寄って、この王たちのくびに足をかけなさい」。そこで近寄って、その王たちのくびに足をかけたので、ヨシュアは彼らに言った、「恐れおののいてはならない。強くまた雄々しくあれ。あなたがたが攻めて戦うすべての敵には、主がこのようにされるのである」。
そして後ヨシュアは彼らを撃って死なせ、五本の木にかけて、夕暮れまで木の上にさらして置いたが、日の入るころになって、ヨシュアが命じたので、これを木からおろし、彼らが隠れていたほら穴に投げ入れ、ほら穴の口に大石を置いた。これは今日まで残っている。』(ヨシュア記10:23-27)

主がイスラエルのために戦い、石を降らせ、太陽まで止めて、この5人の王に打ち勝たせ、足の下に踏ませて下さった。
イスラエル人達は、どれほど勇気づけられ、敵は、どれ程恐れおののいた事だろうか。
私達も、御言葉に従順となり、善にさとく、悪にうとくあるなら、主は速やかに、私達の足を用いて、悪しき者どもを足の下に踏ませて下さるのだ。
『あなたがたの従順は、すべての人々の耳に達しており、それをあなたがたのために喜んでいる。しかし、わたしの願うところは、あなたがたが善にさとく、悪には、うとくあってほしいことである。平和の神は、サタンをすみやかにあなたがたの足の下に踏み砕くであろう。どうか、わたしたちの主イエスの恵みが、あなたがたと共にあるように。』(ローマ16:19)

主の敵は、どんなにおごり高ぶっていようとも、必ず滅ぼされ、主に信頼して歩む者は、驚くべき主の御力によって守られるのだ。
「全能者にして主なる神よ。あなたのみわざは、大いなる、また驚くべきものであります。万民の王よ、あなたの道は正しく、かつ真実であります。主よ、あなたをおそれず、御名をほめたたえない者が、ありましょうか。あなただけが聖なるかたであり、あらゆる国民はきて、あなたを伏し拝むでしょう。あなたの正しいさばきが、あらわれるに至ったからであります。」(黙示録15:3-4)

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