メッセージ - 衰えて行く世の人、新しくされていく神の国の人(伝道者の書12:1-8)
衰えて行く世の人、新しくされていく神の国の人(伝道者の書12:1-8)
- カテゴリ :
- 礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 伝道者の書
- 執筆 :
- pastor 2014-10-18 19:24
礼拝説教メッセージ音声(音声のみ)
衰えて行く世の人、新しくされていく神の国の人(伝道者の書12:1-8):右クリックで保存
【概要】
伝道者の書12章1節から8節を通して、若い日に創造者を覚えることの重要性と、年老いることの意味を考察し、キリストにある希望を説く。
【聖書箇所】
伝道者の書12章1節から8節
【慰めの言葉】
「イエス・キリストにある人は死んだ後、復活して新しい体が与えられる。」
【励ましの言葉】
「主を待ち望む者は新しく力を得、わしのように翼をかって登ることができる。」
【戒めの言葉】
「若い日にあなたの創造者を覚えよ。」
【勧めの言葉】
「この地上のものを思うべきではなく、むしろ天のものを思うべきです。」
【悔い改めの促しの言葉】
「自分の唇がどれだけ悪しきものかを認識し、主の前で改めるべきです。」
【***詳細***】
今日の御言葉は伝道者の書12章1節から8節です。「あなたの若い日にあなたの創造者を覚えよ」とあります。年を取ると、目がかすみ、耳が遠くなり、力が衰えていくことが記されています。ソロモンは、老いを迎える前に創造者を覚えることを勧めています。年を取ると、人生の経験が増し、それに対する信頼が増してしまうため、福音を受け入れにくくなる傾向があります。だからこそ、若い日に福音をしっかりと受け入れることが重要です。
しかし、キリストにある者は、年を取ることを恐れる必要はありません。イエス・キリストにある人は、死んだ後に復活し、新しい体が与えられるという希望があります。パウロは第二コリントの手紙で、「私たちの住まいである地上の幕屋が壊れても、神のくださる建物があることを私たちは知っています」と述べています。この地上の肉体は衰えていくものですが、天において新しい体が与えられるという希望があります。
イザヤ書40章には、「主を待ち望む者は新しく力を得、わしのように翼をかって登ることができる」とあります。わしは40歳で転機を迎え、くちばしや爪を新しくし、再び力強く飛ぶことができるようになります。私たちも、古い自分を脱ぎ捨て、新しくされる必要があります。まずは言葉を新たにし、主を賛美し、御言葉を語る唇をいただきましょう。
この地上の幕屋はやがて廃れていきますが、私たちは天において新しい体が与えられるという希望を持っています。ソロモンは「すべては空」と言いましたが、キリスト者は希望を持ち続けることができます。イエス様の愛によって、私たちは日々新たにされ、若々しくされていきます。
【結論】
私たちはこの地上のものに囚われることなく、天のものを思い、日々新たにされることを求めましょう。イエス・キリストの愛によって、私たちは希望を持ち続け、若々しくされていくことができます。主の御名によって祝福し、お祈りいたします。アーメン。