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メッセージ - 結局のところ、神を恐れその命令を守れ(伝道者の書12:9-14)

結局のところ、神を恐れその命令を守れ(伝道者の書12:9-14)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 伝道者の書
執筆 : 
pastor 2014-10-27 19:29

礼拝説教メッセージ音声(音声のみ)
結局のところ、神を恐れその命令を守れ(伝道者の書12:9-14):右クリックで保存

【概要】

伝道者の書12章9-14節を基に、知恵の真の源と、神を恐れ命令を守ることの重要性について説く。

【聖書箇所】

伝道者の書12章9-14節

【戒めの言葉】

知恵を持つだけでなく、それを実践することが重要である。

【勧めの言葉】

神を恐れ、その命令を守ることが人間にとって最も大切である。

【悔い改めの促しの言葉】

多くの知識を得ても、それを守り行わなければ意味がない。

【***詳細***】

今日、私たちが学ぶみ言葉は伝道者の書12章9節から14節です。この箇所は、ソロモンが書き残したものです。

ソロモンは知恵が与えられた人でした。人類で最も知恵が与えられたと言っても過言ではありません。彼は多くの箴言をまとめ上げました。聖書の中に箴言が記されていますが、ソロモンが本当にたくさんの知恵の言葉をまとめ上げました。その中に記されていることは本当にためになり、また人生の知恵で満ちています。それを守り行うならば、確かに成功して幸いを受けるでしょう。

しかし、知恵を持っているか、あるいは知恵の書を書き記したかどうかよりも、その知恵をその人本人も守って行ったかどうか、それが重要なのです。11節には「知恵あるものの言葉は牧畜のようなもの、編集されたものはよく打ち付けられた釘のようなものである。これらは一人の羊飼いによって与えられた。」と書かれています。

この「一人の羊飼い」とは、主なる神のことです。ダビデも「主は私の羊飼い」と言っています。この羊飼いが、ソロモンに知恵を与えたのです。ソロモン自身がいろいろ本を調べたり勉強したりして知恵を身につけたのではなく、主が誰にも勝る知恵を与えてくださったから、ソロモンはこのような知恵者となったのです。

私たちは、すべての知恵の源である主を求めるべきです。知恵と刑事の例は主から来るものです。そしてその知恵にあって、歩むもの、そして知恵が与えられたのであるならば、その知恵を用いて、確かに知恵を人に伝えること、それも重要です。でも、人に伝えても自分自身がその知恵に記されていることを守り行わないなら、一体何になるでしょうか。

ソロモンは知恵が与えられて、それを書き記して多くの人々に伝導しました。宣べ伝えました。でも結局のところ、彼は彼自身を救ったわけではありませんでした。12節には「我が子よ。これ以外のことにも注意せよ。多くの本を作ることには限りがない。多くのものに熱中すると体が疲れる。」と書かれています。

彼自身、多くの本を作りました。多くのものに熱中しました。でも結局それは彼自身の体を疲れさせるだけでした。神様抜きで、また御言葉を守り行うこと抜きでいろいろなことをしても、それはただただ体が疲れるだけなのです。御言葉を除いたところで空回りしてもどうしようもありません。

本当に滅びる人、あるいは幸いを得られない人の共通する特徴というのが、自分の中が忙しい、頭の中が自分の言いたいこと、自分の訴えたいことでいっぱいいっぱいの人です。そういう人は聞く耳を持たないのです。自分の口で何かを教えたい、自分で何か言いたい、自分で編み出したことを伝えたいという、そういうことだけで思いが塞がれて、唇からベラベラと出すのです。

そういう人は、御言葉が語られている時や、誰か人が話している時に、その話している言葉に耳を傾けません。むしろ思いの中でぐるぐる巡らして、それで、その話している人の話が途切れた途端、その自分の中に思い巡らしていたことをバーッとぶちまけるのです。

ソロモンはその羊飼いの声をないがしろにして、みことばが語られているとき、それを書き記して、本にして、編集するということをしました。確かに与えられた恵みを書き記すことは良いことですが、でも、その聞いている時間を紛らわすために書いているような人もまたいるのです。与えられた言葉「ああ、ありがたい、ありがたい」と言ってノートに書き記しはするのですが、でも翌日たっても、その翌々日になっても、その書き記された言葉を思い出すことなく、もう書き記したら、もうページの狭間に埋もれさせるだけで、そういう人は本当に災いが多いものです。

皆さん、どうかそのようなものにならないで、書き記されているみ言葉はしっかりと守り行うこと、それにて幸いを得るべきです。ソロモンは結論として言います。「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ、神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」

結局のところ、多くの書物を書き記すことはただ疲れるだけです。むしろ、書き記すことよりも、守り行うことをしなさいということが肝心です。ソロモン自身、本当に書き記してきた、また多くの知恵を人々に伝えた。それだけでは、ただ単に疲れるのです。むしろ自分自身が神様を恐れて神様の命令を守り行うことが大切なのです。

教会においては、もう耳にタコができるほど聞いてきたことですね。神様の命令を聞いて守り行いなさい。旧約聖書にも何度も何度も耳にタコができるほど書いてあることですが、でも人は何かと、もう耳にタコができることほど守り行うということをしないのです。そういう性質があるのか、それとも神様の命令を守り行うことが、よっぽど耳にタコができるほど言っても言っても聞かない性質が人間にあるのか。とにかく幸いの法則、それは主のみ言葉を聞いて守り行うことであるのですが、でもそれをしないのです。

【結論】

皆さん、どうか守り行ってください。神様を恐れ、敬い、御言葉に記されていることを守り行うならば、皆さんは幸いを得ます。ソロモンは本当に多くの箴言や、また知恵の言葉を記してきました。皆さんも多くのことを記したりするでしょう。でもそれも確かにある程度は有益ですが、最も大事なのは、皆さんの心の板に書き記して、それを守り行うことです。紙のノートに書くよりも、皆さん自身の心の板に記して、そして皆さん自身が御言葉を守り行うということ、これを実践すること、これがすべてのすべてです。どうか皆さんはこの幸いの法則、御言葉を聞いて守り行うということ、もうこの聖書には何度も何度も記されていることをしっかりと守って、そして幸いの人生を歩んでいく皆さんでありますように、イエス様の名前によって祝福いたします。

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