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メッセージ - 憐れみの扉を開いていただくには(士師記10:1-18)

憐れみの扉を開いていただくには(士師記10:1-18)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 士師記
執筆 : 
pastor 2014-10-27 19:42

礼拝説教メッセージ音声:憐れみの扉を開いていただくには(士師記10:1-18):右クリックで保存

『アビメレクの後、イッサカルの人で、ドドの子であるプワの子トラが起ってイスラエルを救った。彼はエフライムの山地のシャミルに住み、二十三年の間イスラエルをさばいたが、ついに死んでシャミルに葬られた。彼の後にギレアデびとヤイルが起って二十二年の間イスラエルをさばいた。彼に三十人の子があった。彼らは三十頭のろばに乗り、また三十の町をもっていた。ギレアデの地で今日まで、ハボテ・ヤイルと呼ばれているものがそれである。ヤイルは死んで、カモンに葬られた。』(士師記10:1-5)

アビメレクの荒んだ統治の後、主はトラとヤイルという士師を任命し、イスラエルをさばかせた。
その合計45年間、平和だったようであるが、彼らが死んだ後、イスラエルはさっそく主を捨て去り、不従順の時代に逆戻りした。

『イスラエルの人々は再び主の前に悪を行い、バアルとアシタロテおよびスリヤの神々、シドンの神々、モアブの神々、アンモンびとの神々、ペリシテびとの神々に仕え、主を捨ててこれに仕えなかった。主はイスラエルに対して怒りを発し、彼らをペリシテびとの手およびアンモンびとの手に売りわたされたので、彼らはその年イスラエルの人々をしえたげ悩ました。すなわち彼らはヨルダンの向こうのギレアデにあるアモリびとの地にいたすべてのイスラエルびとを十八年のあいだ悩ました。』(士師記10:6-8)
彼らは今までに無いほど多くの種類の神々を拝むようになってしまっている。
今回、イスラエルを悩ませるために主が用いられたのは、ペリシテ人とアンモン人であるが、イスラエルはペリシテ人やアンモン人の神を頼りにした結果、そこの人々によって苦しめられた。皮肉なものである。
人が主を捨てて、別のものに頼るなら、主はその人を立ち返らせるため、その頼りにしたものを用いて懲らしめられる。
例えば主よりもお金に頼るなら、主はその人をお金によって苦しめられ、主よりも異性のほうを取るなら、主は異性を用いて懲らしめられるものだ。

『またアンモンの人々がユダとベニヤミンとエフライムの氏族を攻めるためにヨルダンを渡ってきたので、イスラエルは非常に悩まされた。そこでイスラエルの人々は主に呼ばわって言った、「わたしたちはわたしたちの神を捨ててバアルに仕え、あなたに罪を犯しました」。』(士師記10:9-10)
イスラエルは、自分たちが罪を犯した、と告白している。
今回は18年目にしてやっとである。
しかし、主の返事はつれない。

『主はイスラエルの人々に言われた、「わたしはかつてエジプトびと、アモリびと、アンモンびと、ペリシテびとからあなたがたを救い出したではないか。またシドンびと、アマレクびとおよびマオンびとがあなたがたをしえたげた時、わたしに呼ばわったので、あなたがたを彼らの手から救い出した。しかしあなたがたはわたしを捨てて、ほかの神々に仕えた。それゆえ、わたしはかさねてあなたがたを救わないであろう。あなたがたが選んだ神々に行って呼ばわり、あなたがたの悩みの時、彼らにあなたがたを救わせるがよい」。』(士師記10:11-14)
せっかく人々が自分の罪を告白しているのに、何故、主はそんなにつれないのか。
それは彼らは、口先では自分達が悪かったと告白しているものの、実はまだ偶像の神々を手放していなかったからだ。

もし彼らが、主のつれない返事に引き下がっていたならば、災いはまだ続いていただろう。
しかしイスラエルの民は、主に食い下がった。
『イスラエルの人々は主に言った、「わたしたちは罪を犯しました。なんでもあなたが良いと思われることをしてください。ただどうぞ、きょう、わたしたちを救ってください」。そうして彼らは自分たちのうちから異なる神々を取り除いて、主に仕えた。それで主の心はイスラエルの悩みを見るに忍びなくなった。』(士師記10:15-16)

彼らは今まで頼りにしていた神々を捨ててて、主に願い求めた。
そこで、主は彼らをあわれまずにはいられなくなった。
私達も同じである。
主の忌み嫌われるものを手放さないまま、口先でいくら自分が悪かったと告白しても、主からつれない返事を受けるだけである。
しかし、それらを手放して主に憐れみを願うなら、主は私達を憐れまずにはおられない。

主の忌み嫌われるもの、それは、容易には手放せないものかもしれない。習慣的なくせや、性格的な問題、あるいは、依存性のものなど。
そのような場合は、それに対し、「イエス様の名前によって」断ち切る事を、自らに宣言するとよい。
イエス様の名前は何も、誰か他人の病や悪霊を追い出すだけのものではない。
自分自身の手放すべき性質や、自分の人生の呪われている領域に対し、死をいのちに飲み込む事をイエスの名によって宣言するなら、今まで固く縛られていた領域は解放され、それまで閉じていた祝福の窓は開かれて行くのである。

私達も、主以外のものに頼っていたものを捨て去り、主に立ち返るなら、主は憐れみの扉を開いて下さるのだ。

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