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メッセージ - ダビデ対ゴリヤテの戦いから、万軍の主対偶像の神へのシフト(1サムエル記17:41-47)

ダビデ対ゴリヤテの戦いから、万軍の主対偶像の神へのシフト(1サムエル記17:41-47)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 1サムエル記
執筆 : 
pastor 2015-4-9 23:50

礼拝説教メッセージ音声:ダビデ対ゴリヤテの戦いから、万軍の主対偶像の神へのシフト(1サムエル記17:41-47):右クリックで保存

イスラエルの陣は、四十日も、無割礼の大男ゴリヤテになぶられっぱなしだったが、ようやく、ゴリヤテの前に立つ者が現れた。

その者は、屈強な戦士の出立ちではなく、羊飼いのなりをした紅顔の少年・ダビデだった。
彼は、剣や鎧など武具は一切帯びず、ただ羊飼いの道具である杖と石投げをもって、ゴリヤテの前に立った。
ゴリヤテとしては、一騎打ちの相手がようやく来たか、と思いきや、現れた相手がこのような出立ちだったので、かなり拍子抜けだったろう。
『そのペリシテびとは進んできてダビデに近づいた。そのたてを執る者が彼の前にいた。ペリシテびとは見まわしてダビデを見、これを侮った。まだ若くて血色がよく、姿が美しかったからである。』(1サムエル記17:41-42)

世間は、さげすみの口が達者な人ほど、人々の注目を集めたり、世をうまく渡り合って行けるような所もあるが、蔑みや糾弾、罵りは、サタンに属するものである。
神の国の事柄は、言葉巧みさによらず、蔑みや罵倒の巧みさにもよらず、真理によって勝利するものである。
『ペリシテびとはダビデに言った、「つえを持って、向かってくるが、わたしは犬なのか」。ペリシテびとは、また神々の名によってダビデをのろった。ペリシテびとはダビデに言った、「さあ、向かってこい。おまえの肉を、空の鳥、野の獣のえじきにしてくれよう」。』(1サムエル記17:43-44)

彼が宣言したペリシテの神々は、何物であるか。
頭が魚、体が人間の偶像・ダゴンで、イスラエルの神の箱を前に、頭と胴体を切り離されてしまった、あの、無能な偶像の神である。(5章)
ゴリヤテはそのダゴンの名によって、イスラエルの万軍の主を信頼するダビデを呪った。ここだけを見ても、真理の立場ではもはやダビデの勝利は確定しているではないか。
世の戦いは、剣や槍の巧みさ、装備の良さによって勝利するものだが、霊的な戦いは、背後におられる主にあって、勝利するものだ。

『ダビデはペリシテびとに言った、「おまえはつるぎと、やりと、投げやりを持って、わたしに向かってくるが、わたしは万軍の主の名、すなわち、おまえがいどんだ、イスラエルの軍の神の名によって、おまえに立ち向かう。・・・またこの全会衆も、主は救を施すのに、つるぎとやりを用いられないことを知るであろう。この戦いは主の戦いであって、主がわれわれの手におまえたちを渡されるからである」。』(1サムエル記17:45-47)
ダビデはこの戦いを「神の戦い」とし、イスラエルの万軍の主と、ダゴンとの戦いとして宣言した。
キリスト者の、世とサタンに対する戦いも、同じである。
キリスト者は、肉体の鍛錬で強くなって戦うものではなく、勝利の主であるキリストに、ただ乗っかって、キリストが為して下さった勝利のおこぼれに与かるものである。
キリスト者は、「キリストのふんどしで相撲を取る者」虎の威を借る狐ならぬ「キリストの威を借る者」なのだ。

厳しい現実という「ゴリヤテ」が私達に対し迫って来る時、信仰を込めた御言葉をその現実というゴリヤテに当てはまるなら、その戦いは、私達対ゴリヤテから、主キリスト対ゴリヤテの戦いへとシフトする。
私達に、病や痛みという現実が迫り来るなら、「彼は私たちの病を負い、私たちの痛みをになった」「彼の打ち傷によって、私たちはいやされた」というイザヤ53章の御言葉によって、病を、キリストの十字架へ乗せるのである。
主を知らないままに犯してしまった罪の責苦が来るなら、次の御言葉を宣言し、その責める者を、逆に責めるのだ。
『だれが、神の選ばれた者たちを訴えるのか。神は彼らを義とされるのである。だれが、わたしたちを罪に定めるのか。キリスト・イエスは、死んで、否、よみがえって、神の右に座し、また、わたしたちのためにとりなして下さるのである。』(ローマ8:33-34)

『だれが、キリストの愛からわたしたちを離れさせるのか。患難か、苦悩か、迫害か、飢えか、裸か、危難か、剣か。「わたしたちはあなたのために終日、/死に定められており、/ほふられる羊のように見られている」/と書いてあるとおりである。しかし、わたしたちを愛して下さったかたによって、わたしたちは、これらすべての事において勝ち得て余りがある。』(ローマ8:35-38)
この世界は、呪いと悲しみに満ちているが、全被造物は、神の子達が御言葉を信仰をもって宣言する事によって、死をいのちで飲み込み、呪いを祝福に塗り替える事を、切に待ち望んでいる。(ローマ8:19-23)

いかなる死も、呪いも、その他、サタンに属するあらゆるものも、私達の主イエス・キリストが十字架上で処罰し、釘付けにし、さらしものにしたのだ。
皆さんの前には、どんなゴリヤテが立っているだろうか。
ゴリヤテの拠り所とする神・ダゴンは、主によって頭と胴体が切り離されたのと同じように、悪魔に属する者が拠り所とするあらゆる力、知恵、装備、悪賢い方法、そして死、呪いは、私達の主イエス・キリストが処罰し、釘付けにし、さらしものにされた。
私達もダビデのように信仰をもって宣言し、その通りに行動する時、ゴリヤテの頭と胴体が実際に切り離されたように、悪魔サタンに属するものは踏みにじられ、粉々に砕かれるのだ。

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