メッセージ - 7人の女にすがりつかれる男とは(イザヤ4章)
イザヤ書講解説教メッセージ音声(音声のみ)
7人の女にすがりつかれる男とは(イザヤ4章)(韓国語通訳有한국어예배):右クリックで保存
【概要】
イザヤ書4章1-6節を基に、真の夫であるイエス・キリストへの信頼と、それ以外のものを頼りにすることの愚かさについて語られたメッセージ。
【聖書箇所】
イザヤ書4:1-6、イザヤ書11:1-5、黙示録7章
【戒めの言葉】
主以外のものを頼りにすることの愚かさと、その結果もたらされる災いについて警告しています。
【励ましの言葉】
真の夫であるイエス・キリストだけを頼りにし、その守りと祝福の中に生きることを勧めています。
【***詳細***】
今日のメッセージは、イザヤ書4章1-6節を中心に展開されています。この箇所は、イスラエルの民が主を離れ、偶像や世俗的なものを頼りにしたことによって引き起こされた災いと、そこからの回復の預言を含んでいます。
まず、1節で描かれている「七人の女が一人の男にすがりつく」という状況は、バビロン捕囚時代に実際に起こったことを反映しています。戦争によって多くの男性が死亡し、捕囚となったため、女性たちが結婚相手を見つけられない状況に陥ったのです。しかし、この預言は単に歴史的な出来事を語るだけでなく、私たちにも適用される霊的な真理を含んでいます。
説教者は、この状況を現代の私たちの生活に当てはめ、主以外のものを「夫」として頼りにすることの愚かさを指摘しています。お金、地位、名誉、美しさなど、世俗的なものを頼りにする生き方は、結局のところ空しく、災いをもたらすのです。
「そういった頼りにならないものに対して主、子自身は証をするんですね。これはこのように頼りにならないよ。あなたが頼りにした権威、力をどうやって地に落ちていくのか見てみなさい。」
一方で、2節以降に描かれている「主の若枝」は、メシア、すなわちイエス・キリストを指しています。イザヤ書11章1-5節を引用しながら、説教者はこの「若枝」がイエス・キリストであることを明確にしています。
「エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。その上に主の霊が留まる。」(イザヤ11:1-2a)
イエス・キリストこそが、私たちの真の夫であり、頼るべき唯一の存在です。4-6節では、主が私たちを清め、守り、祝福してくださることが描かれています。
「主はシオンの山のすべての場所、その会合の上に、昼は雲、夜は煙と燃える火の輝きを創造される。それは、すべての栄光の上に大幕となり、かつ天幕となり、昼は暑さを避ける影となり、嵐と雨を防ぐ避け所と隠れ家になるからだ。」(イザヤ4:5-6)
この描写は、黙示録7章に描かれている天の光景とも呼応しています。説教者は、黙示録7章14-17節を引用し、イエス・キリストが私たちの真の守り主であることを強調しています。
「御座についておられる方も、彼らの上に幕屋を張られるのです。彼らはもはや飢えることもなく、渇くこともなく、太陽もどんな炎熱も彼らを打つことはありません。」(黙示録7:15b-16)
最後に、説教者は聴衆に対して、イエス・キリストだけを頼りとし、その守りと祝福の中に生きることを勧めています。
「どうか皆さん、このイザヤ書3章の愚かな夫、愚かな女、この二の鉄を踏むことなく、本当に誠の夫であるイエス様だけを頼りとして、本当にイエス様ご自身が皆さんの覆いとなって、幕屋となって、守って、その幸いにいつまでも預かる皆さんでありますように。」
【結論】
私たちは、この世のはかないものではなく、真の夫であるイエス・キリストだけを頼りとして生きるべきです。イエス・キリストは私たちを清め、守り、祝福してくださる唯一の存在です。この真理に立ち返り、主との親密な関係の中で生きることが、真の幸いと祝福への道なのです。