メッセージ - ご自身がほふられた事を示される主(ヨハネ20:24-29)

ご自身がほふられた事を示される主(ヨハネ20:24-29)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2015-4-19 15:50

ご自身がほふられた事を示される主(ヨハネ20:24-29)
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イエス様が復活された日、すなわち週の初めの日(主日)の夕方、弟子達はユダヤ人を恐れ、戸に鍵をかけて閉じこもっていたが、そこにイエス様が来て「あなたがたに平和があるように(シャローム)」と言われ、次に、手とわき腹とをお見せになった。主は、主日に、聖徒達の集まっている所に、入って来て下さる。
この時、トマスだけが集いから離れていて、そこにいなかったが、彼が帰って来た時、弟子たちや婦人達は興奮ぎみに、トマスに恵みを分かち合っただろう。イエス様は確かに生きておられ、私達に現れて下さった、「シャローム」と言って息を吹きかけて下さった、その手とわきには、痛々しい傷跡があった、と。

『トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」』(25節)
トマスは、10人の弟子や婦人達が、よってたかってウソをついて、からかっていた、などと、本気で思っていたわけではなかっただろう。ただ、もし自分が集いに参加していなかった間に、他の兄弟姉妹に主がはっきり現れ、すばらしい事をなされたとしたなら、強烈な「置いてけぼり感」にとらわれるのではなかろうか。
その時にしか味わえない恵みは、確かにある。止むに止まれぬ用事により、あるいは、霊的怠けにより、それを逃すなら、その恵みは兄弟姉妹の分かち合いから頂くしか無いが、主は、もう二度と現れて下さらない訳ではない。たとえ「自分は絶対に信じない」と、すねて、頑なになってしまっても、それでも主日に主の集いに集うなら、主は現れ、シャロームと言って祝福して下さり、その手と脇腹を示して下さる。

『さて八日の後(当日も数えて八日後、つまり次の主日)、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」』(同26-27節)
もし、イエス様が、肉体を持った人として、目の前に現れ、その、刺し貫かれた手と脇腹、肉が赤く裂け、骨まで見えているような、その傷跡を示され、「あなたの指を、ここに差し入れてみなさい」と、やさしい御声で話しかけられたら、皆さんはどうするだろうか。トマスは、ただ、言う他なかった。「私の主、私の神。」と。

主はトマスが「信じない」と言ったその時、その場にいなかったはずなのに、主はなぜか、トマスの言った言葉を知っており、覚えていた。そう、主は私達の不信仰で頑なな時も、主に対して失礼な、主を再び突き刺してしまうような言葉を放つ時、主はそこにいて、聞いておられるのだ。
逆に見るなら、私たちが、主がいないかのように感じたり、取り残されたように感じる時も、実は、ちゃんと共におられ、聞いておられ、その時に感じた寂しさ、置いてけぼり感も、全て知り、覚えておられるのだ。
私たちの神、私たちの主は、頑なで信じないトマスのような私達のために、まさに十字架で傷を負われた。
私達はイエス様の生々しい傷跡を見たわけではなく、ただ聞いているだけなので、トマスのように「じゃ、その釘跡に指を差し入れてみよう」などと、主に失礼な事を口走ってしまうかもしれない。
主はそんな私達に、「いいよ、それで信じるなら、あなたの指をここに入れなさい」と、傷跡を示される。
私達は、主のその御苦しみの傷を、リアルに知り、理解する時、キリストの苦しみのその痛そうな様、その生々しい様を感じ取る時、本当に心の底から「私の主、私の神。」と言うことが出来るようになる。

主は、ご自身が「ほふられた」事を、ありありと全世界に示される。天の御座にいます方の手にある巻物の封印を解くのに相応しい方は、唯一、「ほふられたと見える小羊」であり、聖徒達もこの「ほふられたお方」を賛美する。なぜなら聖徒達は、主がほふられた事によって自分は贖われた事を知っているからだ。
「あなたは、巻き物を受け取って、その封印を解くのにふさわしい方です。あなたは、ほふられて、その血により、あらゆる部族、国語、民族、国民の中から、神のために人々を贖い、私たちの神のために、この人々を王国とし、祭司とされました。彼らは地上を治めるのです。」(黙示録5:9-10)
ヨハネがこの幻を示されたのは、主日である。(黙示録1:10) 私達も主日に兄弟姉妹達と共に御前に集い、主のみ体が裂かれた事、ほふられた事をありありと示していただき、心底から主を礼拝する者でありたい。

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