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メッセージ - ユダヤ人的御言葉作法(ネヘミヤ8:5-6)

ユダヤ人的御言葉作法(ネヘミヤ8:5-6)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2015-7-19 23:50

ユダヤ人的御言葉作法(ネヘミヤ8:5-6)
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ユダヤ民族は実に不思議な民族である。BC586年、バビロンによってイスラエルという「国」は破壊された時以来、全イスラエル民族は全世界へと離散してしまった。彼らは色々な国に散らばってしまったが、およそ2500年後の1948年、数千年前の過去に先祖達が住んでいたその土地に、数千年前の国名で、数千年前の言語で、奇跡の復活が与えられた。通常、国が破壊されて100年も過ぎれば、その国は歴史から消えてしまうのが常だが、なんとイスラエルは、数千年の時を経て復活したのである。イスラエルという国の存在自体、イスラエルの神、主が生きておられる、という事の証明であるとしか、言いようがない。
今学んでいるコーエン大学から譲って頂いた資料を翻訳しつつ、ユダヤ人はなぜ奇跡的に復活したのか、また世界中に離散している時、どのように過ごし、子々孫々に御言葉と神の民としての生き方と誇りを受け継いで来たのか、その優れたユダヤ的教育方法を現在学んでいるが、それを順次お分かちして行きたい。

本日学ぶのは、ユダヤ人的な御言葉に対する「お作法」である。
『エズラはすべての民の前にその書を開いた。彼はすべての民よりも高い所にいたからである。彼が書を開くと、すべての民は起立した。エズラは大いなる神、主をほめ、民は皆その手をあげて、「アァメン、アァメン」と言って答え、こうべをたれ、地にひれ伏して主を拝した。』(ネヘミヤ8:5-6)
ここは、「聖書的アーメン」の節である。エズラは大祭司の子孫で律法に精通した学者であり、彼はバビロン捕囚から帰って来たイスラエルの民を前に、御言葉を朗読し、その意味を解き明かした。(8節)

ユダヤ式の御言葉への作法の第一は、まず、起立から始まる。彼が聖書を開いた時、会衆は起立した。
起立するという行動は、相手(開かれた御言葉)に対し尊敬を表す行為である。起立するためには、足に力を入れて立つという、少しの体力を使う行動だが、御言葉に対し、「聞く」においても、「朗読する」においても、「反応する」においても、身体を使うのが「ユダヤ式」である。
御言葉を読む時、座ってラクして、目で追って口に出さず、「黙読」するでは、中々自分の中に入らない。
御言葉はイエス・キリストそのお方である。私達も御言葉に相対する時、それなりの敬意を表すならば、敬意を表したイエス様から、相応の反応、相応の恵みを頂く事が出来る。
エズラが主をほめたたえた時、民は皆その手をあげて、「アーメン」を2回、繰り返した。
身体を使う2番目の礼拝行為は、御言葉や賛美に対して「アーメン」と応答する時、「手を挙げる」事である。
アーメンには7つの意味がある。「1,そのようになりますように!」「2,信じます」「3,確信します」「4,同意します」「5,それは真実です、真理です」「6,それは、わたしの始まりであり、」「7,わたしの終わりです」。
キリスト教会では「伝統的に」口頭でアーメンしているが、エズラ以来、ユダヤ的には起立し、両手を上げて「アーメン、アーメン」と応答する。このように御言葉に対しアーメンすると、心が開かれ、口が、耳が、そして天が開き、そこに同席している人にも、聖霊の働きが移って行く。
3番目の身体を使った行動は、ひれ伏す行為である。具体的には、正座したままひれ伏し、手の指先から腰まで真っ直ぐの姿勢で、膝の間に顔をうずめる。完全なる主に対する服従の姿勢である。このように彼らは「主を誉めたたえ」「手を揚げてアーメン、アーメン」し、最後に、「地に顔をうずめて誉めたたえた」。

ユダヤ人はこのように、主ご自身であられる御言葉に対して身体全体を用いて、敬意を表す。
そうすると、御言葉なる主が、脳に、身体に、そして魂に、霊に、刻み込まれ、脳も身体も活性化される。
実際、御言葉の1節を、1週間かけてもどうしても覚えられなかった夫婦が、この方法を用いた所、ものの三十分で覚え、しかも脳も生き生きして「楽しい」と言って、自主的・意欲的に御言葉を覚えるようになった。
この、反復して繰り返し教える方法をハカダ(Haggadah)と言い、ヘブル教育の根本は「出来るようになるまで繰り返す」事、ハカダする事だ。今、何人かの聖徒達に、箴言の御言葉をハカダして暗唱するための音声を配っているが、箴言のおよそ千節を英語で覚えるなら、ハーバード大に入れるだけの実力になる。
二千節を覚えたある子は、親が車事故に遭った時、相手のナンバーや色、発言内容の全てを録画したかのように記憶していた。五千節覚えるなら、手で触ったもの、足で踏んだ所は自分のものになると言う。御言葉をハカダし、日本を、世界を造り変える皆さんでありますように!イエス様の名前によって祝福します!

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