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メッセージ - 正しい奉仕方法と相応しい奉仕者の総チェック(2サムエル記6:10-15)

正しい奉仕方法と相応しい奉仕者の総チェック(2サムエル記6:10-15)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 2サムエル記
執筆 : 
pastor 2015-7-29 6:12

正しい奉仕方法と相応しい奉仕者の総チェック(2サムエル記6:10-15)
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音声

『ダビデは主の箱をダビデの町に入れることを好まず、これを移してガテびとオベデエドムの家に運ばせた。』(2サムエル記6:10)
ウザの事件で、ダビデは恐れたのだろう。
調子に乗って分相応でない事をしようとしたのではないだろうか、自分ごときが、神の箱を自分の都に運び込んでも良いものか、と。
しかし、神の箱がエルサレムに来る事は、主の御心だった。

『神の箱はガテびとオベデエドムの家に三か月とどまった。主はオベデエドムとその全家を祝福された。』(2サムエル記6:11)
ガテといえばペリシテの領地である。昔、神の箱がガテに来た時、非常な災いが起こり、多くのガテ人が打たれた。(1サムエル記5:9)
また、オベデエドムの名の意味は「エドムに仕える」である。きっと彼は、異邦人でありながらイスラエルの神に帰依した人であろう。
そのような人でも、主の箱がそこに安置されて以来、その家には災いならぬ祝福が来た。

『ダビデ王は、「主が神の箱のゆえに、オベデエドムの家とそのすべての所有を祝福されている」と聞き、ダビデは行って、喜びをもって、神の箱をオベデエドムの家からダビデの町にかき上った。』(2サムエル記6:12)
わずか3ヶ月で、明らかに「神の箱のゆえに」祝福されたという報告がされたからには、その祝福は余程、あからさまで分かりやすいものだったのだろう。

それでダビデは悟った。
主の箱を自分の所に運び込む事については「青信号」だったけれども、その手段が「赤信号」だったのだ、と。
ダビデは今回の失敗の原因と、これからどうすべきかを調べた。

『ダビデは言った、「神の箱をかくべき者はただレビびとのみである。主が主の箱をかかせ、また主に長く仕えさせるために彼らを選ばれたからである」。』(1歴代誌15:2)
ダビデは聖書から調べ、そこから見出した。神の箱を運ぶのは、神に選ばれた働き人・「レビ人」の、それもケハテ族以外には許されていない事を。
それでダビデは大祭司の一族とレビ人を集め、『彼らに言った、「あなたがたはレビびとの氏族の長である。あなたがたとあなたがたの兄弟はともに身を清め、イスラエルの神、主の箱をわたしがそのために備えた所にかき上りなさい。さきにこれをかいた者があなたがたでなかったので、われわれの神、主はわれわれを撃たれました。これはわれわれがその定めにしたがってそれを扱わなかったからです」。』(1歴代誌15:12-14)
前回の時、ダビデは軍人たちには相談しても、祭司やレビ人という神に仕える人には相談していなかったようである。
ダビデは告白した。失敗の原因はそこにあった、前回、この奉仕を当たらせるべきだったレビ人にはさせず、無知故に、勝手に選んだ人・勝手に考えだした方法でそれに当たらせたため、神はわれわれを撃たれたのだ、と。

『そこで祭司たちとレビびとたちはイスラエルの神、主の箱をかき上るために身を清め・・・』(1歴代誌15:14)
ダビデは、それに相応しい奉仕者を呼び寄せた後、彼らの身を聖別させた。
主に任命された相応しい奉仕者に、その仕事を当たらせるだけではなく、彼らをきよめなくてはならない。
実際、アロンの子ナダブとアビフは、任命された奉仕者ではあったが、相応しくない仕方で御前に出た故、火で滅ぼされてしまった。(レビ記10章)

神の箱の中には、神の言葉が刻まれた石板と、生命を息吹いたアロンの杖、天からのいのちの養いであるマナの壺が入っていたが、現代の御言葉を運ぶ奉仕者も、それに相応しく整えられた人であるべきだ。なぜなら、整えられていない人が聖なる奉仕に携わって過ちを犯してしまう時、その人にとっても、周囲にとっても災いだからだ。
ウザを死なせてしまったのは、相応しくな奉仕者を当たらせてしまったダビデの責任でもある。
私達も、聖なる務めをする奉仕者は、「自分のよかれ」で選ぶべきではなく、主の御前において相応しい人を選ぶべきである。

『ダビデはまたレビびとの長たちに、その兄弟たちを選んで歌うたう者となし、立琴と琴とシンバルなどの楽器を打ちはやし、喜びの声をあげることを命じた。』(1歴代誌15:16)
ダビデは、賛美の奉仕者も、レビ人の中から任命した。
最初に失敗した時、「ダビデおよびすべてのイスラエルは歌と琴と立琴と、手鼓と、シンバルと、ラッパをもって、力をきわめて神の前に踊った。」(1歴代誌13:8)と記されているが、どうやらこの時の賛美奉仕者は、特に選別されていなかったようだ。
しかし今回、ダビデは、賛美においても、箱を守るにおいても、全てレビ人で統一し、神の働き人として相応しい者の中から任命した。
私達も、信仰が無い人や御前に相応しくない人は、いかに世の音楽やダンスに精通している人であっても、奉仕に当たらせるべきでないのだ。

『ダビデは亜麻布の衣服を着ていた。箱をかくすべてのレビびとは、歌うたう者、音楽をつかさどるケナニヤも同様である。ダビデはまた亜麻布のエポデを着ていた。こうしてイスラエルは皆、声をあげ、角笛を吹きならし、ラッパと、シンバルと、立琴と琴をもって打ちはやして主の契約の箱をかき上った。主の契約の箱がダビデの町にはいったとき、サウルの娘ミカルが窓からながめ、ダビデ王の舞い踊るのを見て、心のうちに彼をいやしめた。』(1歴代誌15:27-29)
ダビデはこの時、王といえども、他の働き人達と全く同じ格好をし、他の人達と全く同じように、共に主を喜び楽しんでいた。
それも、妻ミカルに蔑まれるほどに。
主の御前の奉仕は、本来、社会地位も立場も一切関係無いのだ。

『こうしてダビデとイスラエルの全家とは、喜びの叫びと角笛の音をもって、神の箱をかき上った。』(2サムエル記6:15)
今回は何のトラブルも無く、大きな喜びの内に、主の箱をエルサレムに迎え入れる事が出来た。
それはダビデがこの奉仕の「方法」と「奉仕者」を、御言葉によって総ざらいし、きよめ、心して主を第一としたからだ。
私達も、神の国の事柄において仕え奉仕するとき、正しい奉仕者を用い、正しい方法、正しい心で当たるなら、それは主の喜びと栄光が大いにあらわれるものとなる。

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