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メッセージ - パウロのような凛々しい働き人になるために(ローマ7:14-8:11)

パウロのような凛々しい働き人になるために(ローマ7:14-8:11)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2015-8-9 9:42

パウロのような凛々しい働き人になるために(ローマ7:14-8:11)
第一礼拝: Youtube動画 / 音声
賛美集会音声
第二礼拝: Youtube動画 / 音声
週報/メッセージ(説教)概要

今回の韓国では、テフィリンをいち早く取り入れて子供たちを教育しているトォビッ教会の修養会に参加させて頂き、そこの素晴らしい聖徒達と交わりつつ、礼拝や賛美、祈りの時間を共に過ごし、体験してきた。
修養会では、使徒行伝の全部、すなわち、1章から28章の全てを、一日3回合計9時間の講義を通してみっちり学び、各講義の後は、学んだ内容を自分自身に適用するための祈り会を教会全体で行っていた。
使徒行伝の初代教会の働き人達は、聖霊によって変えられ、迫害する人々の前で凛々しく大胆に立ってイエス・キリストの福音を全世界へと伝えて行ったと同時に、罪や誘惑の問題に対し、真剣に取り組んで行った。今回、特にこの罪や誘惑の問題への対処についての示唆を頂いたので、分かち合いたい。

使徒行伝で特筆すべき人物は、やはり使徒パウロだろう。私達キリスト者は、彼の超人的な働きと、強く凛々しく大胆なあり方に憧れる。彼の強さの秘密は一体どこにあり、どうすれば彼のようになれるのだろう。
私達も彼のようになりたいと願っているのに、自分を見るならば、弱く罪深い所ばかりが目立ってしまう。
為すべき良い事は分かっているのに、それができず、かえって、したくない悪を行なってしまう。この葛藤からどうすれば開放されるのか。実はパウロもずっと同じこの悩みをし、ずっと同じ戦いをして来たのだ。
彼も同じ葛藤をしている事を、ローマ人への手紙(7:14-15)にて綴っている。この手紙が書かれたのは彼の初心の時ではない。第3次伝道旅行の時、すなわち信仰者としても働き人としても誰よりベテランの域に差し掛かった頃に、書かれたものだ。私達がまさに抱えている葛藤を、彼もずっと抱え戦っていたのだ。
彼はどうやって、この問題と対処して行ったのかを見る前に、まず知って置かなくてはならない原理がある。
「そこで、この事(罪)をしているのは、もはやわたしではなく、わたしの内に宿っている罪である。」(7:17)
ここから、「罪≠私」という原理を見出る。私達が対処すべき「罪」は、「自分」とは別物であり、打ち叩くべきは、罪を犯す「自分」ではなく、自分に罪を犯させる「罪」である。どう対処したら良いのだろう。

キリスト者が葛藤する仕組みと原理は、7章21−23節に記されている。この節で「原理」とか「律法」とか訳されている日本語は、皆、同じギリシヤ語「ノモス」という言葉で、全部「法則」という意味である。
これらの節の中から、3種類の法則を見出す。第一の法則は「神の法則」。しかし、からだの中に異なった法則があって、「心の法則」(第三の法則)に戦いを挑み、「罪の法則」(第二の法則)のとりこにしている。これが葛藤の原因であり、これら三つの法則のせめぎあいがある為に、したい善が出来ないのだ。
つまり事は、頑張りや人格や不屈の精神などの問題ではなく、どの法則に自分を委ねるか、の問題である。
パウロは24節で、自分はみじめだと叫んでいるのに、25節では喜びに溢れ感謝を叫んでいるのはなぜか?それは、みじめな人間の有り様に対する解決法を見出したからだ。そう、対処方法があるのだ!
「キリスト・イエスにある”いのちの御霊の法則”は、罪と死との法則からあなたを解放した」(ローマ8:2)
この第四の法則”いのちの御霊の法則”こそ、罪と死の法則に対抗する唯一の手段である。
全ての人は、重力の法則に縛られ、地上から離れられない。しかし飛行機に乗る事で地上を離れる事が出来るように、キリスト・イエスにあるいのちの御霊の法則に乗る事で、私達も罪から離れる事が出来るのだ。
どうしたらこの法則に乗っかる事が出来るのだろうか?それは「継続的な選択」の問題であり、肉によらず聖霊によって歩み続ける「選択」を日々、し続ける事によって、である。
「これは律法の要求が、肉によらず霊によって歩くわたしたちにおいて、満たされるためである。」(8:4)
命の御霊の法則に乗り続けるには、肉によらず、聖霊に従って歩む選択をし続ける事によって、である。
パウロには不屈の精神があったから頑張れたのではなく、「聖霊に従う選択」をし続けたから、全ての迫害や困難、問題に対処できる「御霊」の知恵と力が与えられ続け、主にあってそれらを乗り越えられたのだ。
私達はアダム以来、選択によって罪と死を取り入れてしまった。故に、選択によって、救われるのだ。
私達の死ぬべきこの体を、罪の支配や情欲に「委ねない」と選択し、死人の中から生かされた者として、自分自身を神に捧げ、自分の体を義の武器として神に捧げる事を、意思で決定するのである。
もし私達が、パウロの不屈の強さを纏え、と言われるなら絶望しか無いが、日々、御霊を選択し続ける事によってパウロのようになれるのだ。御言葉によって正しく肉の道と霊の道を仕分けし、霊に従って歩む事を選択し続け、パウロのようにいのちに歩む皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!

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