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メッセージ - 主が与えて下さる勝利に妥協してはならない(2サムエル記22:38-46)

主が与えて下さる勝利に妥協してはならない(2サムエル記22:38-46)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 2サムエル記
執筆 : 
pastor 2015-11-11 16:52

主が与えて下さる勝利に妥協してはならない(2サムエル記22:38-46)
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ダビデは、それまで経験して来た戦いについて、そして敵に対し、主がどのようにされて来たかを、今回記している。
『わたしは敵を追って、これを滅ぼし、/これを絶やすまでは帰らなかった。わたしは彼らを絶やし、彼らを砕いたので/彼らは立つことができず、わたしの足もとに倒れた。あなたは戦いのために、わたしに力を帯びさせ/わたしを攻める者をわたしの下にかがませられた。あなたによって、敵は/そのうしろをわたしに向けたので、/わたしを憎む者をわたしは滅ぼした。』(2サムエル記22:38-41)

もし、敵と言われている相手が、救われる可能性のある人間であるなら、その人のために執り成し祈るべきである。
しかし「敵」が私達の内に潜む罪、愚かさ、自堕落な性質であるなら、ダビデがしたように追いかけ、徹底的に砕き、二度と立つことができないまでに、滅ぼし尽くすべきである。
そうしないと、追い払ってもすぐにまた戻ってきては悩まされ、それを繰り返す内に慣れてしまい、その内、ちょっとやそっとの「追い払い」では出て行かなくなり、ついには居座って出て行かなくなってしまうからだ。

ギデオンは、三百人で十万以上の敵に勝利する、という快挙を成し遂げた直後、それで安住せず、休まずそのまま追撃しに行った。
彼らは疲れていたにも関わらず、また、同国民から気落ちさせるような事を言われたりされたりしたにも関わらず、なお追撃し、川を超え、敵が一息ついている所を急襲し、滅ぼし尽くした。
それで敵は、二度と立ち上がれなくなり、その後の彼の生涯は、ずっと安泰だったし、そして、彼が生きていた間のイスラエルも、ずっと平安が続いた。(士師記6-8章)
私達も、ダビデやギデオンのように、滅ぼし尽くすべき敵、すなわち、罪や愚かさを、徹底的に滅ぼし尽くすべきである。
それをするなら、その後の人生は安泰となるからであり、そして主も、そのような人には惜しまず助けを施して下さる。

しかし、彼が死んだ後のイスラエルは、再び罪の性質に妥協するようになり、滅ぼすべき者達を迎合し、悪い性質や、悪い民族を招き入れてしまった故、敵が力を得て、ほしいままにはびこって蹂躙されてしまう日々が続いてしまった。
士師記はまさに、災いが延々と続いてしまう書であるが、その原因は、滅ぼし尽くすべき敵を、徹底して滅ぼさない事ゆえである。

ヨシュアの場合、邪悪な先住民たちを滅ぼし尽くす事については、主は、太陽や月の動きを止めてまでヨシュア達を助けられた。(ヨシュア記10章)
私達も、自分の肢体に住みついている罪の性質という「先住民」を滅ぼし尽くす努力をし、追撃するなら、主は、太陽や月さえ動かす程の力で助けて下さるのだ!

『彼らは見まわしたが、救う者はいなかった。彼らは主(エホバ)に叫んだが、彼らには答えられなかった。わたしは彼らを地のちりのように/細かに打ちくだき、/ちまたのどろのように、踏みにじった。』(2サムエル記22:42-43)
いざという時に主に助けを叫んでも、何の助けも無く、救い出してもらえないケースは、聖書に何度か出てくる。
主に助けを叫んでも、無視されてしまう人達に共通している性質は、普段から主を敬わず、主を恐れる事を好まず、主の御業を見ておきながらそれを軽んじ、主の叱責をことごとく侮るような人である。

サウル王は、人生最大の危機に面した時、主に伺おうとして祭司や預言者に聞いたのに、主からは何の導きが得られず、そうと見たサウルは、さっさと口寄せに導きを求に行ってしまった。
サウルはかつて、自分の思い通りにならないからと、エポデを着た祭司を85人も殺し、また、実行こそしなかったが、預言者サムエルさえ殺そうとする勢いだった。
彼はそのように、主の代弁者である預言者サムエルの言葉をないがしろにし、神と人との間に立って執り成す祭司を不当に扱い、そうやって主を軽んじて来た。
だから、サウルに恐怖と災難が襲った時に、主を呼んでも主はサウルに答えず、苦難と苦悩が下った時、主を捜し求めても、彼らは見つける事ができなかったのだ。(箴言1:27-30)
しかし、ダビデのように普段から主を恐れ敬う人は、この詩の通りに、主が盾となり、救いの岩となって下さり、彼が主に助けを呼び求める時、主は天を押し曲げて降りてこられ、速やかに救い出して下さるのだ。

『あなたはわたしを国々の民との「争い(競争、コンテスト)」から救い出し、/わたしをもろもろの国民のかしらとされた。わたしの知らなかった民がわたしに仕えた。異国の人たちはきてわたしにこび、/わたしの事を聞くとすぐわたしに従った。異国の人たちは、うちしおれて/その城からふるえながら出てきた。』(2サムエル記22:44-46)
ダビデのように主の栄光のために生きるなら、主は、コンテストなどの仲間内の競争にも勝たせ、かしらとさせて下さる。
実際、スポーツや、あらゆるコンテストなどで、クリスチャンが優勝し、主に栄光を捧げている場面はよく聞くし、よく目にする。
主が彼らを勝利させて下さるのは、彼らが勝利した時に、彼らは主に栄光を捧げるという事を、主が知っておられるからであり、もし、自分の欲や名誉のために「優勝させて下さい」と願うなら、それは虫が良すぎる願いである。

ダビデは主に信頼し、主に守られるたびに主に感謝を捧げ、詩と賛美をつくって主を褒め称えた。
ダビデは、勝利すれば勝利する程、彼は主に栄光をささげ、主の栄光が増し加わって行った。それだから主も、ダビデをもっともっと勝利させて行ったのだ。
そうして、あらゆる外国人はダビデを恐れるようになり、そして、ダビデが仕える主を恐れ敬う心が、国々へと広がって行った。
私達も、主に信頼して歩むなら、相手がいかに強者であったとしても主は勝利させて下さり、まだ見ぬ敵さえ恐れさせ、ますます主の栄光のために用いられて行くのだ。

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