メッセージ - 追え、必ず追いついて救い出す事が出来る(1サムエル記30章)

追え、必ず追いついて救い出す事が出来る(1サムエル記30章)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2016-7-17 23:03

追え、必ず追いついて救い出す事が出来る(1サムエル記30章)
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週報/メッセージ(説教)概要

 ダビデは、自分や部下達、家族達の生活の保証を得たいと恐れるあまり、礼拝の場所を離れ、弱肉強食の地・ペリシテへ身を投じ、そこの王アキシュに気に入られるために偽りと略奪、殺戮の日々を送っていたが、ついにその報いが自分の身に追いつき、イスラエルに刃を向けに行かなくてはならなくなってしまった。
御言葉から離れ、世に取り入ろうとするクリスチャンは、必ずダビデのこの葛藤に陥る。しかしその中からでも、自分のどうしようもない弱さや罪を後悔し、悔い改め、主に助けを求めるなら、主は助けて下さる。
ダビデ達がアキシュと一緒に出陣した時、ペリシテの領主達はダビデを見て一斉に反対した。彼がかつて強力な敵将であったから信用ならなかったのだ。そうしてダビデは、神の民に手をかけずに済んだが、主は、彼の偽りと暴虐の生活そのものを改めさせ、健全な信仰生活へと戻すために、少々荒治療をされる。
ダビデ達が出かけていた間、アマレクの略奪隊の手により彼らの妻子も財産も全て奪われてしまったのだ。
ある日家に戻ってみたら、家が焼かれていて、妻子も、それまで築き上げて来た財産も全部失っていたら、どうだろう。しかし弱肉強食の世の中で生き残るための騙し合い・奪い合い・殺し合いを続けるならは、いつそれが自分の身に降り掛かって来るか分からない。早かれ遅かれ、その刈り取りをしてしまうものである。
ダビデの部下達は、怒りの矛先をダビデへと向けた。自分達をミスリードした上司は、死んでお詫びしろと。
ダビデは、偽りと略奪を部下達にもさせ続けた結果、部下達にも、妻子や財産を全部奪われさせてしまったのだ。ダビデの悩みは、どれ程だっただろう。この絶望の極地の時、どうすれば良いか。

ダビデは、主によって奮い立った。『ダビデはアヒメレクの子、祭司アビヤタルに、「エポデをわたしのところに持ってきなさい」と言ったので、アビヤタルはエポデをダビデのところに持ってきた。』(7節)
エポデは祭司が主に御心を伺うための道具である。私達キリスト者も、御心を伺うために「祈りや御言葉というエポデ」持っている。不信仰な行いを続け、絶望のどん底に落とされた時こそ、これを活用すべきだ。
『ダビデは主に伺いをたてて言った、「わたしはこの軍隊のあとを追うべきですか。わたしはそれに追いつくことができましょうか」。』(8節) 主の答は、追え、必ず追いつける、必ず救い出す事が出来る、であった。
私達も、どんな”アマレク”に、大事なものを奪われて来ただろう。ただ悲しんで何も手段を講じずに問題を放置していてはならない。自身の罪と不信仰を悔い改め、主に伺う時、それがV字回復の起点となるのだ。
ダビデ達は追撃を開始した。それまでダビデを殺そうとしていた部下達は、信仰によって奮い立った彼を権威に感じ、彼に追随したのだ。状況はとても厳しい。疲れが激しく川を渡れなかった人が200人もいた。
残り400人で追わなくてはならない。どこにどのくらいの相手がいるかも分からず、あてども無い。
ただ1つ、「追え、必ず追いついて救い出す事が出来る」という、主の御言葉の約束だけが、燦然と輝いている。そのような時、人の側が力を尽くして出来る所まで御言葉に従順するなら、あとは主が働いて下さる。

主が彼らに送って下さった助けは、一人の「行き倒れ」だった。ダビデ達は、略奪隊を追う途上の、貴重な時間と食料を裂き、その行き倒れを助けてやった。彼はアマレクの略奪隊の若者で、病気で使いものにならなくなったと、捨てられた者だった。私達は、危急の時こそ、憐れみを忘れてしまいがちになるが、ダビデがかけた憐れみは、1つも虚しく地に落ちた事は無かった。それは、私達も適用すべき法則だ。
この一人の行き倒れが、後には、ダビデ達600人のみならず、その妻子達全員を救ったきっかけとなった。
ダビデ達が到着した時、略奪隊は戦闘の構えを解き、多くを分捕った故に、地に散り散りになって、飲めや食えやのお祭り騒ぎをしていた。急襲するにはうってつけのタイミングである。ダビデ達は夕暮れから翌日夕暮れまで撃ったので、らくだに乗って逃げた400人の他、逃れた者は一人も無かった。もしダビデが時間を裂いて若者を助けていなかったら、このタイミングも、この膨大な敵を討取る事も、不可能だった。
こうしてダビデ達は、妻子を救ったのみならず、奪われた以上を奪い返し、一転して物持ちになった。
ダビデの部下で、よこしまな者は、”自分達が”分捕ったものは、一緒に行かなかった者に分けてやる必要は無いと言ったが、ダビデは”主が賜ったもの”をそのようにしてはならないと言った。(21-25節)
主は、憐れみ深いお方である。私達も不信仰ゆえに、礼拝から離れ、世の方法で罪深い事を増し加える日々を続けるなら、何もかも失ってしまうが、その時、信仰を奮い立たせて主に帰るなら、主は救って下さる。この素晴らしい主から決して離れる事なく、いつも祝福の王道を歩んでいく皆さんでありますように!

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