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メッセージ - イスラエルに注いだ3年半ぶりの大雨(1列王記18:36-46)

イスラエルに注いだ3年半ぶりの大雨(1列王記18:36-46)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 1列王記
執筆 : 
pastor 2016-8-24 20:50

イスラエルに注いだ3年半ぶりの大雨(1列王記18:36-46)
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バアルの預言者達と、主の預言者エリヤとの戦いは、本人同士の戦いではなく、彼らの背後の神同士の戦いだった。
私達も、人生の戦いの場面で、自分対相手という戦いからは降りて、天地を創られた主を背後につけて戦っていただく事のほうが、断然得である。
いかに、こちらがたった一人で弱くあっても、そして、相手がどんなに大人数で、歴戦の強者で権力や財産があったとしても、主につく側が勝利するのだ。

バアルの預言者達は、朝から踊ったり血を流し合ったりしてまで、バアルを呼び求めたものの、何も答える者は無かった。
それなのにエリヤは、たった一回の祈りで、事を終わらせる。
『夕の供え物をささげる時になって、預言者エリヤは近寄って言った、「アブラハム、イサク、ヤコブの神、主よ、イスラエルでは、あなたが神であること、わたしがあなたのしもべであって、あなたの言葉に従ってこのすべての事を行ったことを、今日知らせてください。主よ、わたしに答えてください、わたしに答えてください。主よ、この民にあなたが神であること、またあなたが彼らの心を翻されたのであることを知らせてください」。
そのとき主の火が下って燔祭と、たきぎと、石と、ちりとを焼きつくし、またみぞの水をなめつくした。』(1列王記18:36-38)

主こそ生きておられ、力強き神である事が証明された瞬間だ。
エリヤは、主に定められた時、主の御名を置いた祭壇を築き直し、主に呼ばわって祈った。
主の御旨に適った時、方法、言葉で祈るなら、主は一発でその祈りを聞かれるが、主の御旨に叶っていないものは、何度祈っても、踊り狂って血を流しても、無意味なのだ。

この、3年半も天から雨が降らないという、大掛かりな「しるし」は、何のために起きたか。
それは、人々が主を信じるようになるために他ならない。
人々が主を信じるようになるために、主は、人に望ましくない事を送られる事がある。
それを起こされる目的は、その人を罰して滅ぼすためではなく、その人を永遠に救うためであり、彼がどんなにむなしいものを求めていたのか、彼がどんなに主の前に失礼を犯して来たか、彼がどんなに無力であるのかを、とことん味わわせた後、主へと立ち返らせるためだ。

エリヤが祈った結果、天から火が降ってきて、主の前に置かれたいけにえだけでなく、水さえもその火は焼きつくしてしまった。
これ以上、主が生きておられる事の明確なしるしはない。これを見、また聞いておきながら主に立ち返らず、心頑なにするなら、そのような者は、もう救いようがない。
だから私達も、もし主のしるしを求めるとするなら、気をつけるべきである。

『民は皆見て、ひれ伏して言った、「主が神である。主が神である」。エリヤは彼らに言った、「バアルの預言者を捕えよ。そのひとりも逃がしてはならない」。そこで彼らを捕えたので、エリヤは彼らをキション川に連れくだって、そこで彼らを殺した。』(1列王記18:39-40)
バアルやアシェラの預言者達が除かれた後、恵みの雨が戻って来る。
イスラエルに不信仰を助長させていた者達がいなくなると、恵みの雨が降るのと同じように、私達の生活を主の御前で堕落させるような、有害無益な習慣や言葉が除かれるなら、恵みの雨が近づいて来る。

『エリヤはアハブに言った、「大雨の音がするから、上って行って、食い飲みしなさい」。』(1列王記18:41)
エリヤには聞こえた。雨の音が。
私達も、主の前に、あるいは御言葉を前に、明らかに取り除くべき事を、取り除くなら、それまで何年も降っていなかった恵みの雨音が、聞こえてくるようになるのだ。
そして、その雨が実体となるまでは、なお祈りと行動を続けるべきである。

『アハブは食い飲みするために上っていった。しかしエリヤはカルメルの頂に登り、地に伏して顔をひざの間に入れていたが、彼はしもべに言った、「上っていって海の方を見なさい」。彼は上っていって、見て、「何もありません」と言ったので、エリヤは「もう一度行きなさい」と言って七度に及んだ。七度目にしもべは言った、「海から人の手ほどの小さな雲が起っています」。エリヤは言った、「上っていって、『雨にとどめられないように車を整えて下れ』とアハブに言いなさい」。』(1列王記18:42-44)
エリヤは最後まで、祈りの手を緩めなかった。
私達も、主から確信が与えられても、なお行動し、祈り続けるべきなのだ。
望みをもって為して行く事を続けるなら、最初は手のひら程の小さな雲であっても、やがては恵みの大雨となる。

『すると間もなく、雲と風が起り、空が黒くなって大雨が降ってきた。アハブは車に乗ってエズレルへ行った。また主の手がエリヤに臨んだので、彼は腰をからげ、エズレルの入口までアハブの前に走っていった。』(1列王記18:45-46)
こうして、3年半ぶりに、イスラエルに大雨が降り注いだ。
それまで人々は主を軽んじ、無視していた。
しかしこのききんの3年半、主が遣わされたエリヤの言葉を人々はもはや無視できず、彼を「イスラエルに災いをもたらすもの」と言っていたものだが、結局これら一連の事を通して、イスラエルに災いをもたらしていたのは、実は自分たちであった、自分たちこそ、まことの神である主を退け、主に失礼な態度を取り、自分こそ災いを招いていた元であった事が、否応なく示された。
私達も、災いを招いていた原因が、実は自分の主に対する不従順であったという事は無いだろうか。
私達自身が悔い改め、心をつくし行いをもって立ち返るなら、恵みの雨が戻ってくるのだ。

エリヤは、祈ると天が閉じ、再び祈ると天が開いたが、彼は私達と同じ人間である。
私達も主にあって歩み、主が定められた通りに礼拝し、主に捧げ、祈るなら、主は雨を降らせて下さる。

この干魃のような時代の中、エリヤのように、この時代に対し霊的潤いをもたらす事に大いに用いられていく皆さんでありますように!
イエス様のお名前によって祝福します!

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