メッセージ - 主はわたしの羊飼い - ジェホバ・ロイ(詩篇23:1)

主はわたしの羊飼い - ジェホバ・ロイ(詩篇23:1)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2017-2-26 16:46

主はわたしの羊飼い - ジェホバ・ロイ(詩篇23:1)
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週報/メッセージ(説教)概要

 ある人達は、聖書を歴史の資料として見、ある人は架空の神話として見ている。私達は、聖書をどのように見なすだろう。もし、歴史の資料や架空の神話として見るなら、聖書は現代の私達と何の関係も無い。
今、神は生きておられ、実際的に今の私達と交わり、そして私達は、この神によって永遠の御国へと伴われる。それは、科学的な裏付けによって納得するものではなく、自身の信仰によって獲得するものである。
聖書を読む時、その時の時代背景やその状況(Then and there)を調べる事は、確かに重要である。しかしそのままでは、聖書を客観的に、自分とのつながり無しに見ているに過ぎない。私達はさらに、御言葉は今、ここで(Now and here)、自分に、何を語っておられるのか。今の私たちに適用させる事こそ必要である。
ユダヤ人達は賛美や祈りを通して、神と密接な交わりを持っており、その賛美や祈りを5巻150篇にまとめたものが「詩篇」(テヒリーム)である。詩篇は五巻に分かれており、それぞれがモーセ五書(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)に対応している。すなわち、第一巻1−41篇は「創造と人間」の事柄が記されており、第二巻42−72篇には「解放と贖い」が、第三巻73−89篇には「聖所と礼拝」が、第四巻には「さまよいと苦難」が、そして第五巻107−150篇には「律法と祝福」について記されている。
詩篇は無意味に集められた詩集ではない。世界中に散らばった詩を、千年の年月をかけて集め、モーセ五書と合うように編纂し、これを用いて、礼拝でも日常でも賛美と祈りを通して神と交わっているのだ。
私達も、イエス・キリストを信じる信仰によって神の民とされたからには、彼らのように、御言葉は真実であるという信仰をもって宣言し、祈りと賛美によって神と交わるのだ。

詩篇は、様々な時代・様々な人の詩が集められているが、その多くは、ダビデの作である。ダビデは偉大な信仰者であったが、諸々の罪も犯した。それでも彼が神に愛されたのは、彼自身いつも主と交わり、罪を指摘されたらすぐに悔い改め、喜びの時には大いに主を賛美する、その「信仰告白」の故である。
口で自分の信仰を告白する事、それは、救いを引き出すために必須の手続きである。(ローマ10:10)
神は全部をご存知で、全知全能ならば、わたしに必要なものを全部、そのままくれればいいのに、と考える人はいるが、その考えでは、神から何も引き出す事は出来ない。預金口座から引き出すにはハンコが必要なように、私達の側の信仰告白こそ、主から全能の救いを引き出すために必要な私達のハンコなのだ。
ダビデの作った詩篇23篇の中には、「主はどのようなお方であるのか」という、彼自身の信仰告白が、詰まりに詰まっている。聖書全体には、主の呼び名が81種類も登場する(ジェホバ・ジレ、ジェホバ・シャンマ等)が、その81を集約して代表する「8種類の呼び名」が、詩篇23篇の1−5節の中に隠されている。
詩篇23篇でダビデが真っ先に告白した内容は、「主はわたしの牧者(ジェホバ・ロイ)であって、わたしには乏しいことがない。」(詩篇23篇1節) である。ジェホバ・ロイ。「ロイ」には、導いて下さる、保護して下さる、祝福して下さる、一緒に伴われる(インマヌエル)の意味が含まれている。
ダビデは、彼自身が歩んできた道のりを振り返り、その歩みの中で、ずっと一緒に歩んで下さった主の足跡を見て、主はどんなお方であったのか、その思い想いを練り込めて、この詩篇23篇に凝縮し収めたのだ。
繰り返すが、聖書は私達と関わりのない書物ではなく、今、日常の一瞬一瞬において密接に関わりのある、神のことばである。神は遠い神ではなく近い神であり、私達を永遠の救いへと導くために、いつも共に歩き、守り導いて下さる、愛なる神、憐れみ深い神、恵み深く、赦しに富みたもう神である。

主は、私達の羊飼い。羊は、羊飼いが先頭に立つまで動かない。羊に力あるかないかも、個性があるか無いかも関係なく、ただ、羊飼いが先頭になった時に羊はその後をついていき、羊飼いは、羊たちを緑の牧場へと導いて憩わせ、水のほとりへと導いて潤してくれる。ダビデはこの神との密接な関わりを宣言するために、主を「羊飼い」という名で呼び、自分を、その羊とした。
主の御名(ベッシェム・ヤウェ)を呼ぶ時、力が発生する。主は、ご自分の「名」を呼ぶ人に関わりを持ってくださる。ダビデは主を「羊飼い」と宣言し、主の「導いて下さる」というご性質を、いつも引き出していたのだ。
羊飼いなる主。私達がどんな状況にあろうとも、私達もジェホバ・ロイの名を信仰をもって宣言する時、主が「私の」羊飼いとして、緑の牧場へと、憩いの水のほとりへと導いて下さる。信仰をもって主の御名を呼び、主の力をいつでも引き出す皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!

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