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メッセージ - 主のボーナスステージの期間を無駄に過ごすなかれ(2列王記13:14-25)

主のボーナスステージの期間を無駄に過ごすなかれ(2列王記13:14-25)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 2列王記
執筆 : 
pastor 2017-3-22 7:07

主のボーナスステージの期間を無駄に過ごすなかれ(2列王記13:14-25)
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13:14 さてエリシャは死ぬ病気にかかっていたが、イスラエルの王ヨアシは下ってきて彼の顔の上に涙を流し、「わが父よ、わが父よ、イスラエルの戦車よ、その騎兵よ」と言った。

エリシャが死の病にある時、北イスラエル王ヨアシュは誰を訪れ、涙を流した。
「わが父よ、わが父よ、イスラエルの戦車よ、その騎兵よ」ということばは、エリシャが、彼の師であるエリヤが火の戦車、火の騎兵によって天に上げられたのを見た時に叫んだ言葉だった。(2列王記2:12)
エリシャはなぜ、エリヤの霊のふたつ分を得ることが出来たのか。その理由が2章に書いてある。

2Ki 2:9  彼らが渡ったとき、エリヤはエリシャに言った、「わたしが取られて、あなたを離れる前に、あなたのしてほしい事を求めなさい」。エリシャは言った、「どうぞ、あなたの霊の二つの分をわたしに継がせてください」。
2Ki 2:10  エリヤは言った、「あなたはむずかしい事を求める。あなたがもし、わたしが取られて、あなたを離れるのを見るならば、そのようになるであろう。しかし見ないならば、そのようにはならない」。
2Ki 2:11  彼らが進みながら語っていた時、火の車と火の馬があらわれて、ふたりを隔てた。そしてエリヤはつむじ風に乗って天にのぼった。
2Ki 2:12  エリシャはこれを見て「わが父よ、わが父よ、イスラエルの戦車よ、その騎兵よ」と叫んだが、再び彼を見なかった。

エリシャは、他の預言者達がエリヤの昇天を受け入れ、あきらめたのに、なおエリヤにすがりついて離れなかった。
そして、エリヤが天に上げられる様を見ることが出来たから、その願いが聞き入れられた。
エリシャには、決してあきらめず、求め続け、見続ける忠実さがあったから、願ったとおりに与えられたのだ。
ひるがえって、ヨアシュ王はどうだったか。

13:15 エリシャは彼に「弓と矢を取りなさい」と言ったので、弓と矢を取った。
13:16 エリシャはまたイスラエルの王に「弓に手をかけなさい」と言ったので、手をかけた。するとエリシャは自分の手を王の手の上におき、
13:17 「東向きの窓をあけなさい」と言ったので、それをあけると、エリシャはまた「射なさい」と言った。彼が射ると、エリシャは言った、「主の救の矢、スリヤに対する救の矢。あなたはアペクでスリヤびとを撃ち破り、彼らを滅ぼしつくすであろう」。

預言者は、最後の力を振り絞って王の手を取り、これらの言葉を宣言した。
彼が最後のちからを振り絞って言ったこの言葉には、どれほど重みがあっただろう。

13:18 エリシャはまた「矢を取りなさい」と言ったので、それを取った。エリシャはまたイスラエルの王に「それをもって地を射なさい」と言ったので、三度射てやめた。
13:19 すると神の人は怒って言った、「あなたは五度も六度も射るべきであった。そうしたならば、あなたはスリヤを撃ち破り、それを滅ぼしつくすことができたであろう。しかし今あなたはそうしなかったので、スリヤを撃ち破ることはただ三度だけであろう」。

エリシャが「矢を取りなさい」と言った「矢」は、複数形である。だから、ヨアシュは、エリシャが最後の力を振り絞って宣言したこの「勝利の矢達」を、本当に勝利できる矢と信じ、期待して、何度でも射るべきだったのに、彼は3度しか射なかった。

三日坊主という言葉がある。せっかく預言者の戒めによって良い行いを続けても3日しか続けない人がいる。

主の時がある。祈り求め続けるべき時、そして、その祈りが報いられる時。
ゲームには大体、ボーナスステージという、得点やアイテムなどを一気に稼げるステージがあるが、主が「しなさい」と言われたその時が、私たちのボーナスステージである。
ゲームをする人は、ボーナスステージの期間になまけるような人はおらず、大体、期間が満ちるまで、時間を惜しんで動き回るものであるが、もし、私たちが主から「滅ぼし尽くせ」と言われたなら、時間を惜しんで滅ぼし尽くすべきであるし、もし、「足の下で踏む所がことごとくあなたのものとなる」と言われたなら、期間が満ちる最後の瞬間まで、縦横無尽に踏み尽すべき時なのだ。

13:20 こうしてエリシャは死んで葬られた。さてモアブの略奪隊は年が改まるごとに、国にはいって来るのを常とした。

当時の北イスラエル王国は、アラムのみならず、モアブにまでも好き放題荒らされていた。
霊的な「怠け」を続けているなら、このように、敵が好き放題になってはびこってしまうのだ。

13:21 時に、ひとりの人を葬ろうとする者があったが、略奪隊を見たので、その人をエリシャの墓に投げ入れて去った。その人はエリシャの骨に触れるとすぐ生きかえって立ちあがった。

エリシャの名の意味は「私の救いなる神」であった。
イエス様の名の意味も、「救いの神」であるが、まさにエリシャは、「信じる者は死んでも生きる」イエス様をあらわす預言者であった。

13:22 スリヤの王ハザエルはエホアハズの一生の間、イスラエルを悩ましたが、
13:23 主はアブラハム、イサク、ヤコブと結ばれた契約のゆえにイスラエルを恵み、これをあわれみ、これを顧みて滅ぼすことを好まず、なおこれをみ前から捨てられなかった。

イスラエルの歴史は、まことに主に反逆し続ける歴史であったが、それでも主は、彼らの先祖、アブラハム、イサク、ヤコブと結ばれた契約のゆえに、彼らに対するあわれみを注ぎ続けて来た。
南ユダ王国の王は、彼らの先祖ダビデの故に、であるが、しかし北イスラエル王国は、さらに何百年も前のアブラハムとの契約を覚え、あわれみを捨てないのだ。
まことに、主を恐れ敬う人には、千代の祝福が約束されている。
もし、義人の子がその世代に主から離れても、親のその信仰故に、主はあわれみを注ぎ、その子の世代に災いを起こしてでも、立ち直らせようと主は為される。
その子にとっては「災い」と見える事でも、それは、主の「あわれみ」が根源にあるのだ。

13:24 スリヤの王ハザエルはついに死んで、その子ベネハダデが代って王となった。
13:25 そこでエホアハズの子ヨアシは、父エホアハズがハザエルに攻め取られた町々を、ハザエルの子ベネハダデの手から取り返した。すなわちヨアシは三度彼を撃ち破って、イスラエルの町々を取り返した。

エリシャの預言どおり、三度、勝利する事は出来た。
北イスラエルはなお、主に立ち返らない事を続けるが、なおも主のあわれみは尽きる事が無い。

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