メッセージ - 神の立てたメシヤ(使徒13:26-41)
礼拝説教メッセージ音声:神の立てたメシヤ(使徒13:26-41):右クリックで保存
韓国語通訳有 한국어예배
パウロは旧約聖書の色々な箇所を引用し、イエスがメシヤである事をメッセージした。(使徒13:26-41)
イスラエル民族の多くは、御言葉を日ごと週ごとに朗読していたにもかかわらず、その御言葉が示しているメシヤなるイエスキリストを十字架へつけてしまった。
しかし神は、イエスを蘇らせる事によって、彼こそ全世界の救い主であると認定し(33節)、このお方にあって確かな祝福を与えると約束され(34節)、そして朽ち果てなる事が決して無いと定められた。(35節)
主イエスキリストを信じ、彼に繋がる私達にも確かな祝福と朽ちる事の無い永遠の命が約束されている。
そしてメッセージの最後は、福音を聞き続けてもなお頑なになって信じない者への警告として、ハバクク書1章5節からの引用で終わる。(使徒13:41)
ハバククはバビロン捕囚前の預言者で、エレミヤ同様、神に立ち返るようにと人々に促したが、人々は心頑なにし、堕落から立ち返る事無く、かえって預言者達を迫害した。
ハバククは少し特殊な預言者で、他の預言書は神からの示しを一方的に示すのに対し、ハバククは、彼がまず主に訴え、それに対して主が応答するという形式で、主の御心を示していく。
彼は繰り返し、民衆達が続ける不当について「いつまで訴えを聞いてくださらないのですか」と主に叫んでいる。
私達もハバククのように、正しい裁きがなされるよう日々主に叫んでいるかもしれない。
しかし主は憐れみ深いお方であるので、一人でも多くを救おうと、忍耐を持って猶予の期間を定めておられるのである。
定められた猶予期間の内に頑なな心を悔い改め、主を受け入れる者は幸いを得る。
しかし、いつまでも裁きは為されないと思って悔い改めず、神が聞くようにと定めた預言者を認めず、頑なに自分の考えに固執し続けるなら、ある日突然カルデヤ人に攻め滅ぼされたように、ある日突然、容赦の無い災いが襲う事になる。
主から与えられた憐れみの時、恵みの時に、しっかりと主に繋がって、もはや心かたくなになる事の無いようにしたい。
そして終わりの時代の聖徒達である皆さんは、ハバククのように神と親しく対話しつつ世に御心を示し、またパウロのように大胆に福音を告げ知らせる者達でありますように。
イエス様の名前によって祝福します!