メッセージ - 「生まれてきてすいません」と思わせる声に対抗する圧倒的方法(ヨハネ1:1-14)
「生まれてきてすいません」と思わせる声に対抗する圧倒的方法(ヨハネ1:1-14)
- カテゴリ :
- 礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(新約) » ヨハネによる福音書
- 執筆 :
- pastor 2017-8-21 7:21
「生まれてきてすいません」と思わせる声に対抗する圧倒的方法(ヨハネ1:1-14)
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太宰治は人間失格で「生まれてきてすいません」と書き、それがこの国で大きな反響を呼んだ。
そして彼自身は愛人を道連れに自殺した。
主は、存在そのものなるお方であるが、サタンは、真っ向から存在を否定してくる。
生きていてはならない
存在してはならない
そのように、自らの存在そのものに、漠然とした不安を抱かせ、死へと追いやる声は、闇から来る偽りである。
1:1 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。
1:2 この言は初めに神と共にあった。
1:3 すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。
1:4 この言に命があった。そしてこの命は人の光であった。
1:5 光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。
「わたしはある」と自らを表明し、そして全被造物を存在させ、存続させておられる、全き「存在」されるお方は、愛なるお方であり、世の始まる以前から、既に愛をもって私達の存在を認め、御前できよく、傷の無いものにしようと、あらかじめ定めておられた「御言葉」なるキリストである。
エペソ1:3 ほむべきかな、わたしたちの主イエス・キリストの父なる神。神はキリストにあって、天上で霊のもろもろの祝福をもって、わたしたちを祝福し、
1:4 みまえにきよく傷のない者となるようにと、天地の造られる前から、キリストにあってわたしたちを選び、
1:5 わたしたちに、イエス・キリストによって神の子たる身分を授けるようにと、御旨のよしとするところに従い、愛のうちにあらかじめ定めて下さったのである。
1:6 これは、その愛する御子によって賜わった栄光ある恵みを、わたしたちがほめたたえるためである。
このお方の愛の光に輝かされる時、全て、存在を否定しようとたくらむ悪魔サタンの声をかき消される。
主は、その者共を永遠に消えない火へと投げ込まれ、そしてキリストの愛に向かって歩み寄る全ての人を、永遠のいのちへと入れられる。
1:12 しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。
1:13 それらの人は、血すじによらず、肉の欲によらず、また、人の欲にもよらず、ただ神によって生れたのである。
1:14 そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちていた。