メッセージ - 主が敵を私達の手に渡して下さる時(1歴代誌14:1-17)

主が敵を私達の手に渡して下さる時(1歴代誌14:1-17)

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pastor 2017-8-31 8:20

主が敵を私達の手に渡して下さる時(1歴代誌14:1-17)
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前回の箇所では、ダビデは主に伺わずに御言葉を違反した事をして災いと見れるような事を被った。しかし主は、自信を失っているダビデを力づけられる。

14:1 ツロの王ヒラムはダビデに使者をつかわし、彼のために家を建てさせようと香柏および石工と木工を送った。
14:2 ダビデは主が自分を堅く立ててイスラエルの王とされたことと、その民イスラエルのために彼の国を大いに興されたことを悟った。

主はダビデに、ヒラムの王を通して、彼の王国を確たるものにしておられる事を悟らせた。
主がダビデを王として固く立たせられたのは、ダビデという一人の個人を喜ばせるためでなく、「その民イスラエルのために」、彼の国を大いに興されたのである。
私達も、主に用いられ富においても名声においても祝福されるとするならば、私達個人をを喜ばせるためでなく、神の国がこの地に満ちるためであり、神の民のためである。

14:3 ダビデはエルサレムでまた妻たちをめとった。そしてダビデにまたむすこ、娘が生れた。
14:4 彼がエルサレムで得た子たちの名は次のとおりである。すなわちシャンマ、ショバブ、、ナタン、ソロモン、
14:5 イブハル、エリシュア、エルペレテ、
14:6 ノガ、ネペグ、ヤピア、
14:7 エリシャマ、ベエリアダ、エリペレテである。

子どもたちが多く産まれるのは祝福であるが、妻を多く持つ事は、災いの元である。
事実、ダビデは後に、妻の故に、そしてその子供達のゆえに、多くの苦しい体験をしてしまう事になる事は第二サムエル記で学んだ通りである。

14:8 さてペリシテびとはダビデが油を注がれて全イスラエルの王になったことを聞いたので、ペリシテびとはみな上ってきてダビデを捜した。ダビデはこれを聞いてこれに当ろうと出ていったが、
14:9 ペリシテびとはすでに来て、レパイムの谷を侵した。

神の民・イスラエルにおける戦いにおいて、勝利する事は神の御胸である事は変わり無いのだが、しかし、どのように戦いに出るべきであるのか、そこは自分で勝手に考えて行動するなら、前回の事件のように、散々な目に遭ってしまう。
そこで、私達・神の民にとって重要な事は、主に伺う事だ。

14:10 ダビデは神に問うて言った、「ペリシテびとに向かって上るべきでしょうか。あなたは彼らをわたしの手にわたされるでしょうか」。主はダビデに言われた、「上りなさい。わたしは彼らをあなたの手にわたそう」。

彼が主に伺ったところ、主は「わたしは彼らをあなたの手にわたそう(ナタン)」と言って下さった。
この、敵を「あなたの手に渡す」という主の言葉を引き出す事、それが、神の民が戦う時の勝利の保証である。
ヨシュアの時代も、この宣言を主からいただいた時、イスラエルは戦いに出かけた。

ヨシュア記6:1 さてエリコは、イスラエルの人々のゆえに、かたく閉ざして、出入りするものがなかった。
 6:2 主はヨシュアに言われた、「見よ、わたしはエリコと、その王および大勇士を、あなたの手にわたしている(I have given into thine hand : ナタティ)。

このナタティの宣言、これが主の御口から宣言される時、その戦いは100%勝利し、そして敵のものは神の民の手に渡る。
その戦いの仕方は、世の方法とは全く違う。エリコの町の周囲を周りなさい、とか、バルサム樹の林の上で行進の音が聞こえたなら出て行って戦いなさい、とか、世の考え方で見るならあまりに無意味な、愚かな方法に見えるが、しかしそれを人の側が従順する時、目に見えない神の軍勢が進み行き、霊において既に勝利してくださり、結果、人が従順して出て行くときに、実体として勝利がもたらされる。

ダビデはいつも、主に伺い、出て行く事を旨としていた。それは、かなり初期の段階からそうだった。
ダビデがサウル王に追われていた時、彼の所に祭司エブヤタルが逃げて来た時から、早速主に伺う事をはじめた。

1サムエル記23:1 さて人々はダビデに告げて言った、「ペリシテびとがケイラを攻めて、打ち場の穀物をかすめています」。
23:2 そこでダビデは主に問うて言った、「わたしが行って、このペリシテびとを撃ちましょうか」。主はダビデに言われた、「行ってペリシテびとを撃ち、ケイラを救いなさい」。
23:3 しかしダビデの従者たちは彼に言った、「われわれは、ユダのここにおってさえ、恐れているのに、ましてケイラへ行って、ペリシテびとの軍に当ることができましょうか」。

この時、ダビデはまず主に伺った。結果、その言葉は人の常識では考えられない事であり、人をおじけさせる事だった。
神にまず伺い、その言葉が人をおじけさせる事であり、それを聞いた人がそれに反する事を進めて来る時、神の言葉を優先させるべきである。
ダビデは、それをする人だったからこそ、神の民のために大いに用いられたのだ。

23:4 ダビデが重ねて主に問うたところ、主は彼に答えて言われた、「立って、ケイラへ下りなさい。わたしはペリシテびとをあなたの手に渡します」。
23:5 ダビデとその従者たちはケイラへ行って、ペリシテびとと戦い、彼らの家畜を奪いとり、彼らを多く撃ち殺した。こうしてダビデはケイラの住民を救った。


14:11 そこで彼はバアル・ペラジムへ上っていった。その所でダビデは彼らを打ち敗り、そして言った、「神は破り出る水のように、わたしの手で敵を破られた」。それゆえ、その所の名はバアル・ペラジムと呼ばれている。

14:12 彼らが自分たちの神をそこに残して退いたので、ダビデは命じてこれを火で焼かせた。
14:13 ペリシテびとは再び谷を侵した。
14:14 ダビデが再び神に問うたので神は言われた、「あなたは彼らを追って上ってはならない。遠回りしてバルサムの木の前から彼らを襲いなさい。
14:15 バルサムの木の上に行進の音が聞えたならば、あなたは行って戦いなさい。神があなたの前に出てペリシテびとの軍勢を撃たれるからです」。
14:16 ダビデは神が命じられたようにして、ペリシテびとの軍勢を撃ち破り、ギベオンからゲゼルに及んだ。
14:17 そこでダビデの名はすべての国々に聞えわたり、主はすべての国びとに彼を恐れさせられた。

 

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