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メッセージ - ソロモンを力づけるダビデ(1歴代誌28:9-21)

ソロモンを力づけるダビデ(1歴代誌28:9-21)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 1歴代誌
執筆 : 
pastor 2017-11-16 6:46

ソロモンを力づけるダビデ(1歴代誌28:9-21)
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メッセージ音声

続いてダビデは、自分の子であり、この神殿建設の事業をこれから成していくソロモンを力づける。

28:9 わが子ソロモンよ、あなたの父の神を知り、全き心をもって喜び勇んで彼に仕えなさい。主はすべての心を探り、すべての思いを悟られるからである。あなたがもし彼を求めるならば会うことができる。しかしあなたがもしかれを捨てるならば彼は長くあなたを捨てられるであろう。
28:10 それであなたは慎みなさい。主はあなたを選んで聖所とすべき家を建てさせようとされるのだから心を強くしてこれを行いなさい」。

ダビデが真っ先に命じた事は「あなたの父の神を知り」なさい、という事だった。
主を知れば知るほどに畏敬の念が生じ、正当な恐れが出て、決して、軽がろしく神の国の奉仕を成すという事がなくなる。
続いて、「全き心をもって喜び勇んで彼に仕えなさい」と命じた。

その理由は、「主はすべての心を探り、すべての思いを悟られるからである。」
主は私達の全てを知っておられる。
ヘブル4:12 というのは、神の言は生きていて、力があり、もろ刃のつるぎよりも鋭くて、精神と霊魂と、関節と骨髄とを切り離すまでに刺しとおして、心の思いと志とを見分けることができる。
 4:13 そして、神のみまえには、あらわでない被造物はひとつもなく、すべてのものは、神の目には裸であり、あらわにされているのである。この神に対して、わたしたちは言い開きをしなくてはならない。
だから、主の仕事を真心から進んで成していくべきなのだ。
私達は、主を知れば知るほどに、主のための仕事がいかに誇り高く、永遠の意味を持つものであるのかを知り、その働きが世のどの仕事とも全く違う、喜ばしいものである事がわかってくるのだ。

そしてダビデは言った。
「あなたがもし彼を求めるならば会うことができる。しかしあなたがもしかれを捨てるならば彼は長くあなたを捨てられるであろう。」
残念ながらソロモンは、生涯の後半、主を捨ててしまい、そして彼は、父ダビデへの憐れみがあったものの、悔い改めなかった故に、結果的にその子孫は王権を断ち切られてしまった。

28:11 こうしてダビデは神殿の廊およびその家、その倉、その上の室、その内の室、贖罪所の室などの計画をその子ソロモンに授け、
28:12 またその心にあったすべてのもの、すなわち主の宮の庭、周囲のすべての室、神の家の倉、ささげ物の倉などの計画を授け、
28:13 また祭司およびレビびとの組と、主の宮のもろもろの務の仕事と、主の宮のもろもろの勤めの器物について授け、
28:14 またもろもろの勤めに用いるすべての金の器を造る金の目方、およびもろもろの勤めに用いる銀の器の目方を定めた。

ここの12節はKJVでは「And the pattern of all that he had by the spirit」で始まる。
つまり、主はダビデの心に「御霊」で示し、神殿の全ての間取りや寸法、仕様を細かく示し、それのみならず、仕事の内容や用いる器物類のそれぞれの重量、それぞれに用いるべき金銀、仕事をする人員の組み分けやローテーションに至るまで、御霊は細かく示してくださり、ダビデはそれを仕様書に記して、ソロモンへ渡したのだ。その事が18節まで、細かく記してある。

つまり主は、主の働きをする人が、何をどう為すべきか、何を用い、どのように人を配置し、何をどこまで用いるべきか、どこからを用いてはならぬのかに至るまでを、教えて下さるのだ。

28:19 ダビデはすべての工作が計画にしたがってなされるため、これについて主の手によって書かれたものにより、これをことごとく明らかにした。

主は、主のための仕事を、計画から設計に至るまでを、主の霊によって示し、主の手によって建て上げさせてくださる。
そしてダビデは、ソロモンをさらに力づける。

28:20 ダビデはその子ソロモンに言った、「あなたは心を強くし、勇んでこれを行いなさい。恐れてはならない。おののいてはならない。主なる神、わたしの神があなたとともにおられるからである。主はあなたを離れず、あなたを捨てず、ついに主の宮の務のすべての工事をなし終えさせられるでしょう。

これはモーセがヨシュアに対して言った事と同じである。
前の指導者が偉大であれば偉大であるほど、それに続く指導者が恐れを抱くのは、正当なもので、むしろ恐れが無いとするなら、そのほうが問題である。

もし、何か悪いことをして、それがばれやしないか、という事について「恐れてはならない。おののいてはならない。」という言葉を持ち出すのは、不当な御言葉の用い方である。
主がヨシュアやソロモンに対して「恐れてはならない。おののいてはならない。」と言われたのは、主のための大仕事をこれから控えている事への「正当な恐れ」を和らげるためにである。

私達も、主から与えられる仕事を為そうとする時、恐れを感じる事がある。
なにしろ、主は、私達の経験や能力を超えた事を「しなさい」と言われる事が、よくあるから。
しかし、信仰をもって進み行くなら、私達は、主の偉大な愛の御手に守られつつ、主が進ませてくださる事を知るようになり、恐れる事がなくなってくる。
主は、神の国の建て上げのために、私達に必要なものを備え、知恵をそなえ、人材を備えて下さるからだ。
それでダビデは、つぎのように締めている。

28:21 見よ、神の宮のすべての務のためには祭司とレビびとの組がある。またもろもろの勤めのためにすべての仕事を喜んでする巧みな者が皆あなたと共にある。またつかさたちおよびすべての民もあなたの命じるところをことごとく行うでしょう」。

主が進めと言われる所、主が為しなさいと言われる事を恐れずに成し、神の国の建て上げのために大いに用いられるみなさんでありますように!
イエス様のお名前によって祝福します!

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