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メッセージ - 聖なる神殿を焼き、城壁や尊い器を破壊し、神の民を虐殺した、神の民自身の不従順の罪(2歴代誌36:11-10)

聖なる神殿を焼き、城壁や尊い器を破壊し、神の民を虐殺した、神の民自身の不従順の罪(2歴代誌36:11-10)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(旧約) » 2歴代誌
執筆 : 
pastor 2018-4-13 7:58

聖なる神殿を焼き、城壁や尊い器を破壊し、神の民を虐殺した、神の民自身の不従順の罪(2歴代誌36:11-10)
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歴代誌の最後は、神の民にとっては非常に心重くなるような、神殿破壊と神の民の虐殺・連行の記事と、そして、さらにその向こうの小さな希望が見いだせる記事で終わる。
しかし神殿破壊と虐殺は、実に、神の民の側の故であり、その向こうの希望は、実に神の憐れみ故である。

2歴代誌36:11 ゼデキヤは王となった時二十一歳で、十一年の間エルサレムで世を治めた。
36:12 彼はその神、主の前に悪を行い、主の言葉を伝える預言者エレミヤの前に、身をひくくしなかった。
36:13 彼はまた、彼に神をさして誓わせたネブカデネザル王にもそむいた。彼は強情で、その心をかたくなにして、イスラエルの神、主に立ち返らなかった。

ゼデキヤの統治の時代に、イスラエルに徹底破壊がもたらされたが、もし私達も、彼のように、強情で、心をかたくなにして、主に立ち返らない性質であるなら、せっかくの主の憐れみも無駄に使い果たし、徹底破壊がもたらされてしまう。
当時の時代、王だけでなく、周りの人々もみんなそうだった。

36:14 祭司のかしらたちおよび民らもまた、すべて異邦人のもろもろの憎むべき行為にならって、はなはだしく罪を犯し、主がエルサレムに聖別しておかれた主の宮を汚した。

主は、罪を犯したら即罰するお方ではない。必ず憐れみの期間を設け、人々が立ち返るように警告と勧めを与えられる。
神は早くから預言者を遣わし、度々警告を与えられたが、そんな彼らに対して人々はどうしたか。

36:15 その先祖の神、主はその民と、すみかをあわれむがゆえに、しきりに、その使者を彼らにつかわされたが、
36:16 彼らが神の使者たちをあざけり、その言葉を軽んじ、その預言者たちをののしったので、主の怒りがその民に向かって起り、ついに救うことができないようになった。

あまりに罪を犯し続けると、ついには、救うことができないまでになってしまうのだ。
神の憐れみは底知れないが、しかし人それぞれに与えられる憐れみには、それぞれに応じた限度があり、その人が与えられていた憐れみの限度を切らしてしまうと、ついには救いようが無くなってしまうのだ。

36:17 そこで主はカルデヤびとの王を彼らに攻めこさせられたので、彼はその聖所の家でつるぎをもって若者たちを殺し、若者をも、処女をも、老人をも、しらがの者をもあわれまなかった。主は彼らをことごとく彼の手に渡された。
36:18 彼は神の宮のもろもろの大小の器物、主の宮の貨財、王とそのつかさたちの貨財など、すべてこれをバビロンに携えて行き、
36:19 神の宮を焼き、エルサレムの城壁をくずし、そのうちの宮殿をことごとく火で焼き、そのうちの尊い器物をことごとくこわした。

神の民と呼ばれている者達を老若男女を問わず虐殺される。
聖なる神殿が火で焼かれる。
城壁が破壊され、尊い器がことごとく破壊される。
あってはならない事だが、これを見て「バビロン人はひどい」と思ってはならない。
彼らは単に、主に破壊の器として用いられただけである。

聖なる神殿を焼き、城壁や尊い器を破壊し、神の民を虐殺したのは、実に、神の民自身の罪なのだ。
バビロン人がやった、と思ってはならない。実に神の民自身の罪が、聖なる神殿を焼き、城壁や尊い器を破壊し、神の民を虐殺するのだ。

私達・現代の「神の民」もまた、御言葉の警告を無視し、主に対する不誠実を続けるなら、この事が起こるのだ。
歴代誌を、単に、イスラエルという一民族の昔行われた歴史だと思ってはならない。
現代の私達にも警告として語られているのだ。
1コリント10:6 これらの出来事は、わたしたちに対する警告であって、彼らが悪をむさぼったように、わたしたちも悪をむさぼることのないためなのである。
1コリント10:11 これらの事が彼らに起ったのは、他に対する警告としてであって、それが書かれたのは、世の終りに臨んでいるわたしたちに対する訓戒のためである。
2歴代誌36:20 彼はまたつるぎをのがれた者どもを、バビロンに捕えて行って、彼とその子らの家来となし、ペルシャの国の興るまで、そうして置いた。
36:21 これはエレミヤの口によって伝えられた主の言葉の成就するためであった。こうして国はついにその安息をうけた。すなわちこれはその荒れている間、安息して、ついに七十年が満ちた。

神の民が受け継いだ「約束の土地」は、もしそこに住む神の民が、神の民らしからぬ事を続け、罪の飲み食いを重ねて行くなら、その土地は彼らを吐き出す。
彼らが死ぬなり強制連行されて行くなりして、彼らがいなくなっている間、その地は、安息を得るのだ。

レビ記26:34 その地が荒れ果て、あなたがたが敵の国にいる間、そのとき、その地は休み、その安息の年を取り返す。
26:35  地が荒れ果てている間中、地は、あなたがたがそこの住まいに住んでいたとき、安息の年に休まなかったその休みを取る。
26:43  その地は彼らが去って荒れ果てている間、安息の年を取り返すために彼らによって捨てられなければならず、彼らは自分たちの咎の償いをしなければならない。実に彼らがわたしの定めを退け、彼らがわたしのおきてを忌みきらったからである。

私達は、聖なる所から追い出される側になってはならない。
神の宮から追い出されて、神の宮に残った人達から「あの人がいなくなって安息が来たね」などと言われてはならない。
もし聖なる所で罪に罪を重ねるなら、そうなってしまうのだ。

エレミヤ5:24 彼らは『われわれに雨を与え、秋の雨と春の雨を時にしたがって降らせ、われわれのために刈入れの時を定められた/われわれの神、主を恐れよう』と/その心のうちに言わないのだ。
5:25 あなたがたのとがは、これらの事をしりぞけ、あなたがたの罪は、良い物があなたがたに来るのをさまたげた。

2歴代誌36:22 ペルシャ王クロスの元年に当り、主はエレミヤの口によって伝えた主の言葉を成就するため、ペルシャ王クロスの霊を感動されたので、王はあまねく国中にふれ示し、またそれを書き示して言った、
36:23 「ペルシャの王クロスはこう言う、『天の神、主は地上の国々をことごとくわたしに賜わって、主の宮をユダにあるエルサレムに建てることをわたしに命じられた。あなたがたのうち、その民である者は皆、その神、主の助けを得て上って行きなさい』」。

歴代誌の最後は、捕囚から70年が経った後の、クロス王による帰還命令によって終わる。
主の憐れみは、尽きない。
しかしもし人が、その限り有る人生の中で、あくまで主に従わない事を続けるなら、その人生の終わりは、この歴代誌の終わりのように悲惨なものとなってしまう。
そしてその向こうにも主の憐れみがあり、主に従う人達がいつまでも他人の罪のとばっちりを受け続けないようにして下さる。

歴代誌、および聖書全体は、まさに私達に関わる書物である。
これをし続けるなら必ずこれが起きる、という、真理のケーススタディが、幾通りも記されている。
私達の過去起きた事が書かれてあり、そしてこれから起きる事も書かれてある。
この、神の御言葉から戒めと養いを得て、祝福の王道から外れる事なく、この、地上の歩みを全うできる皆さんでありますように!
イエス様のお名前によって祝福します!

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