メッセージ - 真の自由人・天国人となろう(創世記37章)

真の自由人・天国人となろう(創世記37章)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2020-6-28 7:50

主日礼拝

真の自由人・天国人となろう(創世記37章)

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週報/メッセージ(説教)概要

 私達はこの時代、栄光の次世代を御言葉で養い、育て、多くの人々を救いへと導くリーダーとなる事を求めている。ヨセフはエジプトの総理大臣となって多くの人々を救い、イスラエルを「家族」から「国家」へと成長させるシステムを、よく肥えた地・ゴシェンの地においてつくった。まさに私達のお手本と言える人物である。彼の性質はどのようで、どうすれば彼のようになれるか。今回、新たに得た恵みを分かち合いたい。
 
 ヤコブの子・ヨセフは、信仰の優れた父から、特別に愛され、父から直々の信仰教育を受けた。それで彼は、神を第一に考え、悪には一切手を染めず、正直に生きる思考パターンを、幼児期から身につけた。
子供は幼い内から、御言葉教育を、親が直接する事が重要である。幼い時にしっかり御言葉を思考に刻みつけておけば、たとえ、環境が悪い人が集まる所に放り出されても、神中心の思考から離れないからだ。
 ヨセフは、兄達の悪事には一切加担せず、むしろ、その悪事をいつも正直に父に告げていたので、ますます父から愛され、兄達から憎まれるようになった。神はそんなヨセフを、乱れた世を変える救済者、指導者、そして少数だった神の民を国家へと成長させるリーダーとして選び、その将来を、夢によって示された。
 『私達が畑の中で束を結わえていた時、私の束が起きて立つと、あなた方の束が周りにきて、私の束を拝みました…。私はまた夢を見ました。日と月と十一の星とが私を拝みました』(創世記37:6-9) これらの夢は、あまりにリアルで、印象深く、何年も記憶に残った。これは神が見せて下さったと確信したので、兄や父に言わざるを得なかったが、兄達の”ヨセフ嫌い”は決定的なものとなった。ヨセフは確信していた。この夢は必ず成る、と。そしていつも思い巡らしていたので、兄達は彼を「夢見る者」と揶揄するようになった。
 私達もヨセフのように、神を第一にし、世の罪には一切加担せず、むしろ世の指導者の悪事はいつも父なる神に告げているなら、神は、夢をはっきり見させて下さる。世を変える救済者、神の民を養うリーダーとしての夢を。その夢が与えられたなら、それをしっかり握りしめ、いつも思い巡らし、周囲の人に証するのだ。
  ヨセフはそんなある日、父から用事を言いつけられた。兄達が遠く離れ羊を飼っているので、心配だから見に行ってほしい、と。兄達は、いつも悪い事をしては、それをヨセフに告げ口されていたので、彼が近づいて来るのを見ると、「あの夢見る者が来る」「さあ彼を殺して、彼の夢がどうなるか見よう」と言い合った。
しかしヨセフは殺される事を免れ、兄達が知らない間に、別の者にエジプトへ売られてしまっていた。
 ヨセフはこれを機に、何度も理不尽な目に遭ったのに、不平不満を言った記述が一切無い。彼はどんな災いの状況に陥っても、人がした悪を思わず、神から与えられた状況を受け入れ、「誠実」を養っていた。
 どうして彼は、そんな人間離れした考え方なのだろう。それは彼は、人のした悪に心が囚われ縛られるよりも、神が与えて下さった壮大な夢のほうに目を留め、思い巡らすのが好きだったから、ではないだろうか。
 例えば、Aという人が、理不尽で腹立たしい事をした時、Aに腹を立て、Aを思い巡らしている間は、Aの悪に負けている状態、捕縛されている状態である。その「思い巡らし」を止めないなら、その監獄に何年、何十年も、囚われ続けてしまう。神の民である私達は、そんなものに囚われたり支配されるべきではない。
 他人から受けた汚れに囚われ、不満や怒り、そねみ、殺意に燃えている状態では、主は働けない。ヨセフが世界的に用いられたのは、そうした汚れから、自由な人だったからであろう。この粘着性のある腹立たしさや、汚れた情欲を、唯一、打ち破る事が出来る方法は、人のした悪は全部、イエス様の名前によって神に告げ口し、吐き出し、そして神が見せてくださる夢やビジョンにこそ、目を留め続ける事である。
 ヨセフは、人の悪意、仕掛けて来る罪や誘惑、理不尽な仕打ちに、心縛られず、ただ神に心を向け、与えられた役割が、もし奴隷仕事なら奴隷仕事に、監獄の囚人なら監獄の囚人として、最善を尽くし続けた。
 そうして自分の価値を高めて行く事を続けて行った結果、仕えた主人を富ませる者となり、さらには総理大臣とされ、闇にあえぎ旱魃に苦しむ世界を救う者、神の民を大いに養い増え広がらせる者となった。
 ヨセフは、本当に自由だった。これは、怒りや誘惑をむりやり押し込めたりガマンするのではなく、神が与えて下さった夢をいつも握りしめていたから、どんな状況にも、希望を失う事無く、高貴さを失わなかった。
  私達も、世に属する者ではなく、天に属する者だから、この世のどんな状況にもどんな罪にも束縛されない「自由人」になる事を目指すべきである。いつでも主イエス様を思い巡らし、主がおられる天国の雰囲気、天国の美しさ、天国の広大さ、天国の清らかさ、天国のすがすがしさを醸し出し、どんな悪の状況でもそれを失わない皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!
 

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