メッセージ - 夕の安息ではじまる一日の法則(創世記1:9-13)

夕の安息ではじまる一日の法則(創世記1:9-13)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2020-8-2 19:40

主日礼拝

夕の安息ではじまる一日の法則(創世記1:9-13)

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週報/メッセージ(説教)概要

 7月より、コーエンでテフィリンを学んだ世界中の有志達による世界同時テフィリンが始まった。先週は、創世記1:14まで進んだ。今回もテフィリンによって掘り起こされた素晴らしい宝を、共に分かち合いたい。
 
 今回の箇所、創造の第三日目である創世記1:9-13には、主の「良し(トーブ)」宣言が、二つある。一つは、人が住める「かわいた所」を、水の中から分離された時。二つ目は、人や動物が食べる様々な果樹や草を創られた時。住む所と、食べるもの。これらに主が「トーブ」と宣言された所に、主の価値観が見える。
 主が次々と世のものを創造し、整えて行った理由は、「神の子・人間のため」、であった。だから主は、私達が安心して住めるかわいた所、つまり「安息の地」を整えた時、トーブを宣言されたのだ。主は次に、そのかわいた地に、人や全ての生き物達が、食べるようにと、色々な種類の、おいしくて、滋養強壮がある果物や草を生じさせ、私達や生き物達が、それを食べ、喜び、主を称える将来を見て、トーブと宣言された。
 私達は主に感謝しつつ、主が生えさせて下さった日用の糧を喜んでいただくべきであり、また豊かに実を実らせるように、管理するべきである。次のように書いてあるからである。『主なる神は人を連れて行って「エデンの園(喜びの園)」に「置き(ヌーハ:安息させる、住まわせる)」、これを「耕させ(アーバド:従順し働く、聞き従う)」、これを「守らせ(シャマール:囲いを設けて守る、境界の中で養う)」られた。』(創世記2:15) 
 この言葉の順番から、私達の生活や仕事を、いかなるスタンスで送るべきか、主の優先順位を知る事が出来る。私達はまず、主が置かれた喜びの園で、まず安息して住まう事。そして、主の御声に聞き従って、主が生えさせて下さる実りを、より豊かに結ばせるよう、管理し、家族や子供が、主の喜びと平安の中で守られるよう、囲いを設ける事である。主は「ジェホバ・シャローム」、平和の君である。出エジプト記のように、過酷な支配者の怒号の下で、世の王のために、奴隷仕事をするのは、神の民のあり方ではない。もしそのような状況に置かれているとするなら、「出エジプトをさせてください」と叫び求めるべきである。
 私達が、まず、安息する事。それこそ、主の御旨である。安息が無いなら、それは、平和の主の御言葉から離れているからであり、また平安の実が結べられていないのは、御霊に従って歩んでいないからである。
 
 『夕があり、朝があった。第三日。』(創世記1:13) 聖書的には、「夕(日没)」が、一日の初まりである。
夕、すなわち夜は、安息して休むなら、神が創造された本来のあり方へ、回復する法則が働く。被造物は昼に活動し、また成長する。代わりに、諸々を磨り減らしたり、壊したり、バランスを崩してしまったりするが、夜、休んでいる間、主が組み込まれた”知識”へと戻る方向へと、修復する方向性で働く。詩篇19:2に、『この日は言葉をかの日に伝え、この夜は知識をかの夜につげる。』と書いてある通りである。
 つまり全被造物は、それぞれが創られた目的を果たすために、神のことば(知識)が、プログラミングされ、それぞれに主が付与された、本来あるべき姿を、「知識」として、形状記憶合金のように記憶しており、夜という時間は、「知識をかの夜につげる」べき時間帯、主の本質へ戻る、安息するべき時間なのだ。
 神の法則・聖書を知らない人達は、仕事をはじめる朝が一日の初めだと思って、自分のコンディションを、神がプログラミングして下さった本来の状態へと戻さないまま、労苦の多い仕事に入り、疲れ、そして夜、その疲れを紛らわせるために、創造の本質から外れた娯楽で発散し、それで眠りについて一日を終わらせている。そうしてどんどん、神の本質から外れ、自らの体と心、魂のバランスを壊して行ってしまっている。
 
 「闇」の時期は、未解決が残っている時期、改善しなくてはならない状態である。その時、闇の上を御翼で覆っておられる神の御翼の下で安息し、じっくりと本質へ回復し、やがて主が、曙の光となって立ち昇って、闇の中に光を宣言し、きよさと汚れの混在した「混沌」に、「分離」を宣言し、秩序を導入する。
それが、「夕があり、朝があった」というサイクルで、第一日、第二日、第三日と、日を紡いで行き、それを幾度となく繰りかえして後、最後に、「はなはだ良い」という完全へと至り、神と人との、究極な安息へと至る。
 神はそれまで、闇を光で照らし、分離し、秩序をもたらす働きを、ずっと続けておられる。私達は、一日のはじめ、すなわち夕は、主の御翼の下で安息し、主が組み込まれた機能を回復し、全快して、そして光がのぼった朝、主の光に照らされながら、主の働きを為し、成長し、そうして夕があり、朝がある。そのような日々を繰り返し、完全へと至っていく皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!

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