メッセージ - 主からのまぼろしを得て語れ(創世記14章)

主からのまぼろしを得て語れ(創世記14章)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2021-2-14 21:00

主日礼拝

主からのまぼろしを得て語れ(創世記14章)

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週報/メッセージ(説教)概要

 アブラハムが神様に導かれ、カナンに定住した頃、カナンの5人の王達は、バビロン地方の王達に反抗して、戦争が起きた。バビロン地方の4人の王達が攻めて来て、行く所々で連勝し、南端の紅海の港町エル・パランまでも制圧した。そして、カナンの5人の王の財産を全部奪い、多くの捕虜を連れて悠々と引き返して行った。その囚われ人の中に、アブラハムの甥のロトもいた。一見、災いにも見える中に、主の意図がある。主はアブラハムに、「あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたを呪う者をわたしは呪う、あなたの名は、大いなる者となる」と言った、祝福の実体を披露するために、敢えて、この事を許されたのだ。
 『一人の逃亡者がヘブル人アブラムの所に来て、その事を告げた。アブラムはエモリ人マムレの樫の木の所に住んでいた。マムレはエシュコルとアネルの親類で、彼らはアブラムと盟約を結んでいた。』(13節)
 ここに初めて「ヘブル人」という言葉が出てくる。ヘブル人とは「川(境界)を超えて渡ってきた者」の意味、すなわち、古い生き方を捨て、境界を超え、主にある新しい生き方に入って来た者達である。私達もアブラハムにならって、古い罪のしきたりと縄張りを出て、水のバプテスマを経て、主に示された所に留まり、礼拝を捧げつつ生活して行くなら、力強くなり、どんどん周囲から尊ばれる存在へ、壮大な者へとなって行く。
 
 アブラハムが、あの勢いづいているバビロンの4人の王に、わずか318人で戦いを仕掛けるなど、とんでもなく無茶な事だった。それなのに、同盟を結んだマムレ達は、どういう訳か、アブラハムの呼びかけに応じ、一緒に戦いに出た。なぜそんな無茶な戦いに参戦したのか?その理由は、彼らは、アブラハムには確かに背後に神がついておられ、神が彼を祝福している様を見て、「彼ならやってのけるかもしれない」「あの悪辣で手がつけられない王達に、もしかしたら勝利して、9人の王のてっぺんに立つかもしれない」「自分も一緒に戦いに出るなら、その恩恵にあずかれるかも知れない」、というまぼろしが見えたのだ。
 実際、アブラハムは見事に勝利し、彼らは、戦利品を勝ち取る恩恵に預かった。アブラハムは、ソドムの王からの汚れた富は、くつひも一本も取らなかったが、マムレ達は、自由に取らせたのだ。(24節)
 主が私達に見せて下さるまぼろしの内容は、世の人が見れば、滅茶苦茶かもしれない。しかし私達は、アブラハムの子孫として「この人と一緒なら、何だって大丈夫!」という存在となれるよう、求めるべきである。
そして、同じビジョンを一緒に見て繰り出して行けるような、右に左に立って一緒に戦う友を求めるべきだ。
 そのためには、日々、主が示された約束の地にしっかりとどまり、礼拝し、主から与えられる恵みを日々数え、記録する事を、習慣化しておくべきである。主が与えて下さったまぼろし、すなわち、御言葉の約束から目を離さず、それを書き記し、昼も夜も口ずさみ、それが成る、と信じて、日々歩むのだ。日々、主がして下さった小さな恵みを書き記し、それを数えて行くなら、「主は確かである」という信頼が、遥かに強固なものとなり、主が見せて下さるまぼろしは、腹の奥底から湧き上がる自信となって、周囲に伝染し、周囲を動かして行くようになる。そうすると、「主は今度何を起こしてくださるのだろう、主はこの問題を、どう解決して下さるのだろう」と、主に限りなく期待できるようになり、周りを主のまぼろしへと巻き込む先駆者となれる。
 世の人は、現実的な事実を、計算機ではじいて、一番有利なものに飛びつくが、私達はそうではなく、主が示して下さる、いのちにみなぎった、わくわくするようなまぼろしを見て、それを生き生きと語るべきだ。
 もし相手が、主が示して下さるまぼろしに、同意しないのであれば、ああ、この人はわたしと組めない人だ、と分かる。主は「この人と組みなさい」と定められた人を、脱落させるような事は、なさらないお方だからだ。
 
 アブラハムは見事勝利した後、二人の王が出迎えて来た。一方はサレム(平和)の王、いと高き神の祭司、メルキゼデクで、他方は、不品行と汚れの町ソドムの王である。私達も、信仰によって進み出て勝利した時、二人の王が現れる。その時、汚れた王は、汚れた富を手にするよう誘って来るが、そのような者の誘導に引っかかってはならない。後で恩着せがましく主張する機会を作ってしまい、主の栄光ではなくなるからだ。
 私達はむしろ、勝利した時こそ、本当に御前にへりくだらなければならないお方・イエス様にひれ伏し、十分の一を捧げ、罪深い王から提示された富は、くつひも同然に見做し、きよく自分を保つのだ。
 主が「とどまれ」と言われた地にしっかり留まり、礼拝を続けていくなら、主は、壮大な者として下さる。
そこで、与えられた御言葉の約束のまぼろしを日々仰ぎ見て、右に、左に、そのまぼろしに同意する同盟者を得て、時代の勝利者となっていく皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!

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