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メッセージ - 積極的に主を求める家系に来られたイエス様(ルツ記4:18-22)

積極的に主を求める家系に来られたイエス様(ルツ記4:18-22)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2021-11-28 21:40

主日礼拝

積極的に主を求める家系に来られたイエス様(ルツ記4:18-22)

第一礼拝 Youtube動画

週報/メッセージ(説教)概要

 
 いよいよアドベント(待降節)が始まった。待降節は、救い主イエス・キリストのご到来のために心を備え、待ち望むシーズンである。キリストのご降誕が一番最初に預言されたのは、いつか。アダムとエバが蛇すなわちサタンにそそのかされ、死と罪が入ってしまったのが創世記3章6節、そこから10節も数えぬ「創世記3章15節」において、主は、蛇を砕く「女の子孫」の到来を約束された。人はエデンから追放され、罪と死に悩むようになり、こうして全被造物は「女の子孫」、救い主の来る事を待ち望む「待降節」に入ったのだ。
その長い長い「アドベント」の後、およそ二千年前、イエス・キリストがこの世に、赤ちゃんとして来られた。
 キリスト者は、イエス様を信じて救われたが、一度信じれば終わり、というものではない。私達の家庭や職場、生活に、「救い」を必要とする状況がどうしても起きる。その都度、「救い」が来る事を求めるべきである。
 私達は、求めているだろうか。この、先が見えず、正義が行われていない闇のような現状に、「主よ、来て下さい」と、求めているだろうか?主は、その求める声がある所に、来て下さる。このアドベントの第一週、ルツ記の系図から、イエス・キリストがおとずれた王族の家系の性質を学び、その恵みを得ていきたい。
 
 ルツ記は、死と悲しみの出来事で始まった。当時のイスラエルは、主の言葉に従う時代ではなく、自分の目に良いと見える事に従って歩み、荒んだ事件があちこちに起きた、暗黒の時代だった。異邦の女・ルツは、本来なら神の民に加えられるはずもなかったが、信仰を告白し、神の民の中へと入って来た。主は彼女を覚えておられ、また、信仰の家を紡いで来たボアズの家系も覚えておられた。主はルツを、ボアズの畑へ導き、そこでボアズと出会わせ、結婚させ、子供を産ませて、こうしてメシヤが来られる家系を育まれた。
 ルツ記の最後には、ちょっとした系図が挿入されている。その最後は、あの偉大な王ダビデで終わるが、この系図は、不思議な点がある。本来ならペレツの父で族長のユダから始まるのが妥当なのに、なぜかペレツから始まっている。私達はルツ記から、またこの系図から、込められたメッセージを汲み取るべきである。
 『ペレツの系図(トーレダー:家系、家族、歴史)は次の通りである。』(ルツ記4:18) ペレツの名前の意味は「割って入る・裂け目・侵入する」事。つまり、ルツ記の系図の意味は「割って入る者の歴史」、あるいは、「裂け目から侵入して来た一族」である。これがルツ記の内容であり、またキリストの裂かれた御身体によって救われ、その裂け目から、天国へと侵入して来た、私達クリスチャンの本質である。ペレツは元々、双子の「弟」として産まれる所だった。しかし兄が産まれる所に、割り込んで、先に産まれ出た。それで彼が長子の権利を得た。ルツ記の家系も、神の民も、何としても神の国に入りたい、と、願って割り込む者たちである。
 
 続く名前と意味を列挙して行くと、ヘツロンは「柵で囲まれた庭」、ラムは「積極的に昇りつめる」、アミナダブは「自発的に喜んでする人々・民族」。ナフションは「綴る・熱心に観察する」。ルツの義父で遊女ラハブの夫であるサルモンは「衣・包む・(子音変化でシャローム:平和)」。そして、ルツが嫁いだボアズは「彼に内充する力」である。 親が子につける名前には、親の願望や人間性が現れる。また子供は、その名前によって人格に大きな影響を及ぼしていくため、これらの名前から、この一族の性質がある程度、推測できる。
彼らは、自ら積極的に主に求め、また力と権威を内包し、それを防護し、大切に育む性質があるのだろう。
 この中の幾人かは名前しか分からず、どんな人生を経験し、また、どんなドラマの中で生きたのかは分からない。しかし、親達は、それぞれの時代を信仰によって子を産み、その生まれた子に「このようになってほしい」と、信仰によって名をつけ、信仰によって子育てし、信仰によって結婚し、信仰によって子を産み、そうして、子から孫へ信仰を継承して来た。実はその事こそ最も偉大な事で、私達も、そうするべきだ。
 私達も彼らのように、自分から積極的に主に求め、信仰によって結婚し信仰によって子育てして行くなら、イエス・キリストの系図へと入って行くのであり、そのような人にイエス・キリストが訪れて下さるのだ。
 
 さらに続く名前、オベデは「仕える・しもべ」、エッサイは「富・資産」、ダビデは「愛された者」の意味であり、まさに私達・神の民が持つはずの性質である。この、ルツの系図の名前に記された性質を、積極的に持っている人こそ、偉大な王が誕生する家系であり、イエス・キリストが訪れて下さる家系である。ルツのように、またその系図の人々のように、神の国を求め、探し、叩き、何としてでもそれを獲得しよう、という意欲を持ち、また、防護壁を張って力や富、権威を守り、そうしてキリストの訪れを待ち望む皆様でありますように!

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