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メッセージ - 積極的に主を待ち望む信仰の家に来て下さる主(マタイ1:1-17)

積極的に主を待ち望む信仰の家に来て下さる主(マタイ1:1-17)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2021-12-12 22:24

主日礼拝

積極的に主を待ち望む信仰の家に来て下さる主(マタイ1:1-17)

第一礼拝 Youtube動画

English Service: Who is the happiest person in the world?(Luke1:26-45) Youtube動画

週報/メッセージ(説教)概要

 主イエスキリストのご降誕を待ち望むアドベント第三週目となった。救い主キリストは、赤ちゃんとなってこの世に来られたが、それを記す福音書のはじめに、イエスキリストの系図が記されている。系図は「家」を明かすもので、この系図を調べると、イエス様はどういう家柄を通してこの世に来られたのか知る事が出来る。
そのイエス・キリストに至るまでの系図に刻まれた一人一人を見ると、神は実に、信仰を持つ人々を通して歴史に介入して来られた事を知る事ができる。私達はこの時代、いかに生きるべきか、系図から学びたい。
 
 系図は、信仰の父祖・アブラハムから始まっている。彼が75歳になった時、神は彼に「父の家を離れて、わたしが示す地に行きなさい」と言われ、アブラハムはそれに従った。神に呼び出された時、自分の生来の生き方を離れ、神のことばに導かれる生き方へと入る…。これこそ、私達の救い主、イエス・キリストの栄光の系図への参加方法であり、そして、私達個人の救いと、贖いの歴史の始まりなのだ。
 このマタイの系図の特徴的な所は、本来なら入れるはずもない異邦の女達も、系図に加えられており、また、本来なら系図に「いる」はずなのに、名前が除外されてしまった人達もいる点である。本来なら系図に入るはずが無いのに加えられた女性に共通している性質は、神の民に入ろうという情熱と信仰がある事で、除外されてしまった人達に共通しているのも、やはり「信仰」の無さで、主の言葉を軽んじていた点である。
 ユダの時代、アブラハム以来の信仰の継承が絶えそうになった時、その血筋を何としても絶やすまいとしたタマル(3節)は、遊女の格好までしてユダとの間に子をもうけた。しかし子を残す営みを侮った異邦の女の子供達は、絶えてしまった。 ラハブ(5節a)は本来、滅ぼされるべきカナンの女だったのに、神の民にあこがれていた。天から彼女の志を見ておられた神は、二人の斥候を彼女の家に遣わし、その内の一人が、後に夫になるサルモンだった。彼女はイスラエルの神こそ神であると告白し、命がけで彼らを守った故に、彼女とその家族は救われ、栄光の家系へと加えられた。 ルツ(5節b)も本来、イスラエルに入れるはずもないモアブの女だったが、彼女もイスラエルの神にあこがれを持って、神の民へと「割り込んで」来た。ルツ記最後の「ペレツの系図」の意味は、「割って入る者の歴史」「裂け目から侵入して来た一族」であった。
 以上のように、何としても神の国に入りたいと願って割り込む事こそ、私達・信仰者の本質である。主は全人類一人一人の思いを読んでおられ、その心が主と全く一つになっている人に、救いを現して下さるのだ。
 系図から除外されてしまった人達は、主の言葉に逆らって主を捨てた者達であるが、系図に載っている王達の中には、除外されてしまった者達より、はるかに性質の悪い王達の名もある。そのような王達が続いた後、バビロン捕囚となり、それ以降、王権は剥奪されてしまった。小悪党は、名前さえ連ねてもらえず、大悪党は、「呪いの代名詞」として記録されてしまったのだ。しかし、たとえどんな「大悪党」の子孫であったとしても、主に聞き従う世代以降は、イエス・キリストを生み出す家系に戻してもらえる所に、主の恵みがある。
 
 『アブラハムからダビデまでの代は合わせて十四代、ダビデからバビロンへ移されるまでは十四代、そして、バビロンへ移されてからキリストまでは十四代である』(17節) 「十四」はヘブライ語ゲマトリアではダビデの数字で、ダビデの名の意味は「愛された者」である。つまり主は、アブラハムからダビデの時代も、主に反逆し続けた王達の時代も、バビロン捕囚の暗黒の時代も、主の民をずっと愛し続けておられたのだ。
 系図の中の何人かは、名前しかわからず、どんな人生を経験し、どんな時代のドラマを生きたのかも分からない。しかし彼らは、それぞれの時代、信仰によって結婚し、信仰によって子を産み、信仰の子育てをし、そうして子から孫へと信仰を継承して来た。どんな時代であっても、信仰を継承する事こそ最も偉大な事である。信仰の先人達のように、積極的に主に求め、信仰によって生きる家にこそ、主は訪れて下さるのだ。
 主は今まで、主を待ち望む者たちや、主の御旨を行う者達を通して、歴史に介入し、歴史が動いてきた。
そして、主を待ち望む家系の末裔に、イエス様は来て下さった。今、私達は、信仰が無い人々の中、地震や疫病など、諸々の艱難の時代の中を生かされている。しかし、この時代の中でも、信仰の先人たちのように、信仰によって生きるなら、主は来て下さる。 彼らにならい、聖なるプライドを持ち続け、邪悪なこの世代に対して聖さと高貴さをもって勝利し、私達も、あの栄光の系図、『アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図』に連なって、「〇〇は、信仰によって2021年を高貴にふるまった」と、天の書物に書き記され、栄光の冠を勝ち取っていく皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!

 

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