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メッセージ - ヨセフの模範にならって(創世記50:15-21)

ヨセフの模範にならって(創世記50:15-21)

カテゴリ : 
礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2021-12-26 7:00

主日礼拝

ヨセフの模範にならって(創世記50:15-21)

第一礼拝 Youtube動画

週報/メッセージ(説教)概要

 今年最後の主日礼拝となった。今年も変わらずコロナの脅威が厳然として存在し、また最近は、ごく普通にしていた人が突然、無差別テロのような事件を起こす事も増えて、荒んだ時代が継続している。人の心に怒りや妬み、恐れなどの負の感情が鬱積して来ると、ある人は事件という形で、ある人は事件にはならない形で発散させ、その周りは荒んだ雰囲気となり、恐れや不安、絶望のサイクルを引き起こさせて行く。
 ヨセフの兄たちは、妬み・憎しみに燃えて、弟ヨセフを奴隷として売るという「事件」を起こし、ポテファルの妻も、彼に無実の罪を着せて、彼を獄屋に入れてしまった。しかし、彼の主であり、私達の信頼する主は、人の闇や時代の闇がいかに深くても、それら全部をひっくり返して「益」に変えて下さる力強いお方である。
 ヨセフは、悪に対して悪で報いず、かえって善をもって対応したゆえに、神は彼の為す事全てを成功させ、むしろ彼を、エジプトの総理大臣にされた。ヨセフは、その主から託された権威を、復讐する事に用いず、また莫大な富を自分のために用いず、むしろ、神様から与えられた「役割」を忠実に果たすためにそれらを用いて、神の民・イスラエルを大民族へと、そして国家へと成長させるための、土台づくりを整えた。
 
 かつて、妬みに燃えてヨセフを売り飛ばした兄たちは、ずっと後悔や恐れに苛まれて生きてきた事が、今回の箇所から分かる。彼らは、父ヤコブが死んだ時、ヨセフに、父の遺言だと言って、ヨセフに赦しを願い出たが、ヨセフはそれを聞いて、泣いた。ヨセフはもう、とうの昔に、主から慰めをいただいて、兄達から受けた仕打ちも、主が忘れさせて下さっており、十分祝福され、癒やされた。なのに、兄達はずっと、17歳だった時のヨセフにしてしまった事を、ずっと後悔し、悩まされ続け、恐れ続けて来たのだと、知ったから。
 そういうわけで、私達も、ヨセフの性質を身につけるべきであり、また、かの兄たちのように、瞬間的な妬みや怒りをぶちまけるような性質や行動を、捨て去るべきなのだ。私達も、主の前に日々、誠実を養って生きるなら、心の傷や、経済の傷などは、全て主が癒やし、忘れさせ、むしろ主が引き上げて下さるのだから。
 私達は今年から、不正や悪を行う者に腹を立てず、主を信じ、日々、誠実を養ったヨセフの模範にならう宣言し続けて来たが、昨年の今頃と比べて前進はあっただろうか?続けてきた聖徒達には、大いにあった。
 
 ヨセフは兄達に、やさしく語りかけた。『あなた方はわたしに対して悪をたくらんだが、神はそれを「良きに変らせて(ハシャバ・レトバー)」、今日のように多くの民の命を救おうと計らわれました。』(創世記50:20)
 ハシャブは「織り込む、染み込む」の意味、レトバー(トーブ)は「パーフェクト、ビューティフル、グッド」である。私達の主は、人のした悪をさえ、パーフェクト、ビューティフル、グッドに変えて下さるのだ!だから私達も、ヨセフのような性質を身につけ、主に用いられる「器」となる必要がある。主はいつの時代も、人という「器」を通して、時代に介入されて来たからだ。今、私達に悪を企んで立ち向かって来るものが多い時代だ。
コロナという悪意、人の心を荒ませる悪意など。それは、時代(アイオーン)に働く、空中の権威を持つ支配者・サタンが仕掛けて来るもので(エペソ2:1-7)、その悪意に侵食されてしまった”犠牲者”が、諸々の事件を起こしている。 パウロは言っている。私達が格闘するべき相手は、血肉を持った人ではなく、主権、力、この暗闇の世界(アイオーン)の支配者達、また天にいる諸々の悪霊に対するものだ、と(エペソ6:12)。
そのために霊的な武具を身に着け、絶えず目をさまし、忍耐しつつ御霊によって祈りなさい、と命じている。
 私達は日々、真理の宣言によってそれをしているなら、守られ、祈りが聞かれ、開かれないように見える道も、次々と開かれて行くのである。主は、願っておられる。主が時代に介入できる「器たち」の現れを。
 
 私達は今年、大きな事に用いられた主の「器」を、幾人か学んできた。ヨセフ、ヨシュア、クロス王、ロックフェラーなど。彼ら全員に共通していた事は、主から示された御言葉をそのまま実行した事、また、主から託された大きな権力や富を、我がものとはせず、ただ神の国の拡大のために用いた事である。今、この荒んだ時代を変革するために、主が用いられる器とは、彼らのように、御言葉に従順な人であり、神から富や権力が託されても、それを私有化し占有せず、神の国の実現のために用いる、心の整えられた人である。
 私達はますます、主に用いられるべき器を目指そう。たとえ世界に、悪事をたくらむ人がさらに多くなったとしても、それら全部を、トーブに変えさせて下さる主に用いられ、来る年も、神の国の拡大のために大いに活躍して行く皆さんでありますように!イエス様のお名前によって祝福します!

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