メッセージ - 時代を制する者となる秘訣(ダニエル1章)

時代を制する者となる秘訣(ダニエル1章)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 主日礼拝
執筆 : 
pastor 2022-3-20 16:00

主日礼拝

時代を制する者となる秘訣(ダニエル1章)

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English Service:The Secret of Becoming a Conqueror of this generation(Daniel 1) Youtube動画

週報/メッセージ(説教)概要

 ダニエルとその友人達は、激動の時代を経験した。彼らの国・イスラエルの信仰が堕落し、バビロンという異教の国が力を得て、彼らはそこへ囚われて行ってしまったが、彼らはそれでも、見事、御言葉の基準を貫き、彼らを通して、世界は真の神を知り、彼らは時代をリードする人物となった。まさに今、全世界は、彼らのような人材を待ち望んでいる。彼らのような次世代を生み出す極意を、ダニエル1章から得ていきたい。
 
 ダニエル1章には「神が与えた」という重要なキーワードが、3回登場する。 その一番目は2節にあるが、2節の「与えた」は、あまり有り難いものではない。主は、神の宮の宝物と、世界の政治・経済・文化・教育の支配権を、バビロンの王へ「与えた」のだ。なぜ神は、神の言葉を微塵にも重んじない異邦の王に、それを与えたのか?それは、「神の民」と呼ばれる人達が、主に忌み嫌われる事をし続け、預言者を通して警告されても無視し続けたからだ。そのような事を続けるなら、聖なる器と支配権を、神の民から奪い、異邦の王へと「与え」るのだ。主はいつも、主に忠実で熱心な神の民を探し求めておられる。どんな暗い時代であっても、いかに異教の地であっても、また、どんなに人数が少なくても、主は、彼らを通して、威光を表される。当時、そのような、主の御旨にかなった少年達が、バビロンへ連れて行かれた中に4人いた(3-7節)。
ダニエルと、彼の3人の友人たちである。彼らは親元である神の民の中から引き離され、神の国の価値観から程遠い国のただ中に強制連行されても、御言葉の基準を固く貫いた。多くのクリスチャンの子供は、親元から離れたとたん、羽目を外してしまいがちだが、そのような子供達は、世の荒波に飲まれ、挫折し、何もかも失った末に、ようやく神様と出会う、という、お決まりのパターンの「無駄足」を踏んでしまう。
 ダニエル達は、そういった「寄り道」は一切せず、神と人から重んじられ、その時代に神の栄光の支配をもたらす者となった。彼らのようになるにはどうしたら良いか。彼らは自分の身を汚すまいと決心したが(8節)、彼らが決心をしたその知識は、彼らがバビロンに移される前、親から受けた御言葉教育の故だった。
 彼らは幼少期からテフィリンし、御言葉の知識があって、その基準を守ろう、という熱心が、既に子供の時から備わっていたのだ。そのような人に、神は、知恵と能力と地位と、その時代の支配権を「与えられる」。
 
 二番目の「神が与えた」は、9節にある。「神は宦官の長に、ダニエルを愛しいつくしむ心を与えられた。」
 彼らは、王の食卓からの飲食物を、律法に照らして「汚れたもの」と断り、野菜と水だけを求めたが、そのような失礼な事をするなら処刑させられてもおかしくはなかった。神は、そんな健気な彼らに図らって、逆に、上役に好意を得させ、十日間、彼らが申し出た通り試すようにした。その結果、十日の終わりになると、彼らの顔色は、王の食べるごちそうを食べているどの少年よりも良く、体も肥えていた(10節)。「顔色(マレーヘ)が良い(トーブ)」とは、外見がパーフェクト、ビューティフル、グッドになったという事で、また「肥えていた(バーリィー)」とは肥満という事ではなく、体格ががっちりした、つまり、ナイスバディになったのだ。
たった10日試しただけで、ビフォーとアフターが明確なほど、外見もボディも美しくなった、だけではない。
 
 三番目の「神が与えた」が17節にある。神は彼らに知識と、あらゆる文学を悟る力と知恵を与えられた!
これは、学校で学んでいる子供や、御言葉学校やコミュニティセンターを建てる私達に、まさに必要なものである!これらが与えられたいなら、私達も、世の価値観や映像など、汚れた「罪の飲み食い」を断り、ただ神様が「よし」とされたものを願い求め、採り入れるのだ。そうするなら、美しい外見やボディのみならず、知識と、あらゆる文学を悟る力と知恵を与えられる、ばかりではない。あらゆる面でダントツになって行く。
 彼らは3年の過程を修了し、王の前で面接を受けた時、誰も彼らに並ぶ者は無かった(19節)。王が彼らに尋ねてみると、彼らは知恵や悟りやあらゆる面で、国中のどんな知恵者より「十倍も」勝っていた(20節)。
そしてダニエルは、バビロン、メディア、ペルシアという3つの覇権国で、ずっと重要な地位にあった(21節)。
そのようになりたいだろうか?それならまず、私達自身がテフィリンして御言葉を暗唱し、ダニエル達のような価値観を身に付けよう。彼らのように、主の嫌われるものを断ち、ただ主に喜ばれるものを求めるなら、上に立てられた人々からの好意が「与え」られ、良い外見やボディも「与え」られ、さらには世に十倍まさる知恵や悟りが「与え」られる。そうして神を第一とする仕組みを建てあげ、この時代、素晴らしい御言葉教育の機関をつくり、誰もがあっと驚くような子を育て、次世代リーダーを送り出して行く私達でありますように!

 

 

 

 

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