メッセージ - 義と節制と来るべきさばき(使徒24:22-27)

義と節制と来るべきさばき(使徒24:22-27)

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礼拝メッセージ説教音声配信 » 講解説教(新約) » 使徒の働き
執筆 : 
pastor 2011-7-5 18:47

礼拝説教メッセージ音声: 義と節制と来るべきさばき(使徒24:22-27):右クリックで保存
韓国語通訳有

総督フェリクスは妻ドルシラと一緒にパウロを呼び出し、キリスト・イエスについて尋ねた。
フェリクスはユダヤ人を非情な仕方で押さえつけ、反乱をさらに大きくさせた、非情で不道徳な総督である。
ここに出てきた妻ドルシラは、元々アジザスという領主の妻だったが、フェリクスはそれを離縁させて第3番目の妻として召し入れていた。

さて、ここで想像していただきたい。
もしあなたがキリストの故に逮捕され、すんでの所で死刑から守られ、非情で不道徳な総督の元へと護送され、そこである程度の自由が与えられたとする。
その総督は、あなたを釈放する事も死刑にする事もできて、彼が「あなたの信じているキリスト・イエスについて聞かせて欲しい」尋ねたとしたら、一体何を語るだろうか。

そのような状況でパウロが語ったのは、愛や憐れみ、赦しではない。
義と、節制と、来るべきさばきについて(25節)であった。

大祭司アナニヤを筆頭にユダヤ教徒達は、身に危険も無かったのに、憎たらしいパウロを陥れたいがために、この不道徳な総督をおだて上げ、へつらった。
しかしパウロは、どんなに危うい立場にあろうとも、また目の前の人がどんな権威でどんな立場にあろうとも、その人にとって霊的に必要な戒めを与えたのだ。

私達もどんな状況にあろうと、また相手がどんなに力ある者でも、キリストについて尋ねられるのなら、その人にとって必要な御言葉を伝えなくてはならない。
語った事によってその人が怒ったり悲しんだりする事が簡単に想像できるような状況でも、御言葉は真実であるが故に、そのまま伝えなくてはならない。

フェリクスは、義と節制と来るべきさばきについての言葉を聞くと恐れ「この話はまたの機会に聞くとしよう」と言ってその場を閉じたが。
しかし、「またの機会」は訪れなかった。
彼はその後、何度かパウロと会うが、それも福音を聞くためではなく金をもらいたい下心のためで、その卑しい態度は改善される事無く、結局彼は2年後、その暴政のために皇帝ネロによって罷免され、死刑されそうにさえなったが、命だけはなんとか助けられた。
対してパウロはその2年間、兄弟姉妹達と比較的快適で有意義に過ごす事が出来、さらなるその後の主の働きの為に養われた。

いかなる状況においても御言葉を正しく伝え、祝福される皆さんでありますように。
イエス様の名前によって祝福します!

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